二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ†君と一緒に† 番外編うp ( No.128 )
- 日時: 2010/02/01 19:18
- 名前: 美羽 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
#05 しつこい。
———コトブキシティ
「さっすが、都会だな」
「そーだねー」
道なんて見えないくらいに居る人々
迷っている子供とか観光客とか居た
俺たちだって、例外じゃない。あんまり来ないから
寧ろ、カントーとかジョウトの方が道に慣れてるからおかしな話だ
「まぁ、なるようになれ!! だ!!」
「気楽だねー。まぁ良いけど」
そういって、俺たちはコトブキに入っていった
「だーかーらっ!!! いりませんってば!!!」
「まぁまぁ、便利だよ? “ポケッチ”」
「いりません!!! ポケギアの方が便利なんで、いりません!!!」
ユウナは、何故か街の中に居たポケッチ? 会社の社長に買え買えと言われている。しつこい奴………
「まぁまぁまぁ」
「いりません!」
「そんなこといわないで〜♪ねっ?」
(ブッツン)
————ご愁傷様でした。っと
ユウナは、社長の胸ぐらを恐るべき速さで掴んだ
「ね、だか………!?」
「いらない。ってんでしょ? しつこいんだよジジイ
ポケギア持ってる人に買わせたいんなら、もっと良いもん作れや。電話も出来ないのに………
判った? ………行こう、ユウト」
言い終えた後、手を離し、その手で俺の腕を掴んで社長から離れた
『ユウナ〜、大丈夫〜?』
『大丈夫ですか? 主人………』
ベンチに座って項垂れてるユウナに、ルナとフィアは心配そうに見ていた
ってか、何時の間に出てきたんだな。ルナは
『私だって出てますよ』
「うおっ!? サン!? おまっ、何時の間に………」
『コトブキについたあたりからです』
気配すらなかったぞ………恐ろしい子
「サン、ユウナと一緒に待っててくれ。何か買って来る」
『あ、判りました。グレイ何処に行く気ですか』
『え、俺も主人に『行かなくていいです』
———数時間後
急に、頬が冷たくなった。だから絶対に変な声が出た
「ひゃぁっ!?」
「そんなに冷たいか? ほれ、飲みモン」
ユウトは、笑いを堪えながら私にサイダーをくれた
一飲みしたら、ちょっとすっきりした
ユウトは、私の横に座って、カフェオレを飲んでいた
そーいや、炭酸嫌いだったっけ、ユウト
「………次、何処行く?」
ユウトは、ポケギアのマップ画面を見ながら聞いてきた
「うーん………、ジム戦ならクロガネだよねー、でもソノオも捨て難いし………」
「そ、ソノオは後で良いッ!!!」
ソノオって言ったら、急にクウトが反発した
そこまで拒否するんなら、クロガネに行こう。って言ったらユウトに戻った
でも、如何して何だろう………
「ま、よくわかんねーけど、クロガネシティ行くか!!!」
「そうだね、さ、行くよルナ、フィア」
『『はーい!!』』
「サンもグレイも行くぞ」
『判りました』
『判ったー』
私達が立ち上がると、ルナとサンはそれぞれの肩に乗って、フィアとグレイはそれぞれに抱かれた
そして、私達は“クロガネゲート”へと向かう
続く