二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂・..・淡雪刹那・..・  第4話UP ( No.135 )
日時: 2010/02/09 20:47
名前: 楓黎 (ID: D486Goe5)
参照: 夢と現........変わることがないことを祈り................僕は夢に捧ぐ

+…+淡雪五粒+…+   *…*始まりの曲*…*






ある、晴天の午後のこと(続き)。


神那「あちぃ〜たりぃ〜ねみぃ〜」


神那が一人ごとを言いながらも見回りをしていた。
そんな神那を見ながら神椰は言った。


神椰「神那姉ぇ〜;さっきから煩いよぉ〜」


神椰が呆れたように神那に話しかける。
そういってきた神椰を見て、神那はさもいやそうな顔をしながら言った。


神那「だってよぉ〜.....テロもなければ殺し合いもない.......まぢつまんねぇ」


神椰「仮にも警官だよ?それ松平のとっつぁんの前で言ったら即刻首だねぃ〜」


神椰が、もう諦め神那と話し込み始めた。
すると、一人の男が道案内をして欲しいと訪ねてきた。


神那「(本当にたりぃな......)何処へ行きてぇだ?」


神那は嫌々変な男に言った。
その男は帽子(?)を取り、顔を見せた。その時......


神椰「桂!!」


神椰はすばやく反応し、刀を取り出した。


桂「む!!お前らは神椰と神那ではないか!!」


神那「?なんで私たちの名前を知ってやがる!!一度もてめぇにはあったことないのによぉ」


神那は顔を引きつらせながら疑問をテロリスト——桂 小太郎に問いた。


桂「おぼえておらぬのか?!」


桂も顔を引きつらせ、刀の鍔に手をかけた。
何か認めないような顔をして。


瑞「あ!桂だ!!」


空夜「本当だ.....」


沖「神椰と神那もいるじゃねぇかぃ」


丁度神椰、神那と桂がいる広場に、瑞生、空夜、沖田が走ってきた。


桂「むッ!沖田がいるではないか!!」


桂がそう言いながらどこかへ走り去っていった。
二人——不思議そうに桂が走り去った後を見ていた。


沖「どうしたんでぃ?おめぇら二人がテロリストを逃がすなんてよぉ」


沖田がさも不思議そうに問いてきた。
ほか二人も不思議そうに見ている。


神椰「............」


神椰は返事もせず、ずっと桂が去った場所から目を離さなかった。
神那はこっちに顔を向け、どうして神椰がこの状況なのか説明をした。


神那「桂が.......俺たちにあったこともないのに名前を知っていたんだ......」


神那が顔を伏せながら言った。


沖「それくらい調べればわかるだろう?」


沖田は分からないというように顔をしかめた。
神那はまだ、説明は終わっていないと、言う。


神那「不思議そうな顔をしたら、『覚えていないのか』といいながら悲しそうな顔をしていた」


沖田、瑞生、空夜はかすかにまゆを寄せた。


沖「おめぇらに一度会ったことがあるてことかぃ?」


沖田が神椰に言うと、


神椰「分からない.......子供のときは覚えているけど.......15歳から18歳くらいまでの記憶がないんだ」


その言葉を初めて聞いた三人はかたをこわばらせた。


神那「しかも二人とも同じとこの記憶だけな.....」


神那は思い出せないもどかしさにイライラしはじめた。


瑞「とりあえず此処につったってたってしかたなから......沖田君、空夜、オレは見回りを続行するから
二人は屯所に戻っていなよ......」


瑞生よりも位が高い二人だが、瑞生の言葉に素直をに従った。








出会ってしまった






会わないほうが







きっとお互い.........







幸せになれるはずだった









でも、









これはまだ、運命が廻りだす







ほんの一部の序奏曲にすぎなかった________________








*…*…*第一章終わり*…*…*