二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 。+°雨音 A/M/A/O/T/O°+。{REBORN!} ( No.173 )
- 日時: 2010/05/15 19:42
- 名前: 雨宮メグ ◆ftTSOhEiZs (ID: nS8l1UZI)
20@ 勝負!!
…時計を見るともうpm8:30。
結局シャワーはもう一回浴びた。
それから男子組が全員終わるまで部屋で音楽を聴きながらごろごろ。
そんなことしてたらこんな時間に…
てか、まだ寝れるわけないし。
…寝るのには早い時間なので暇つぶしでリビングに行くことにした。
——リビングは、扉の前に立っただけでもにぎやかさが伝わってくる。
「十代目!それ、違いますよ!」
「ツナ、だからそこはこーなってあーなって、こーなするってさっきも言ったろ?」
「え〜〜……あ、こうなるのか!そ、そういうことだったんだ!!」
「さすが十代目!!覚えが早いです!!」
…話の内容はともかく、私も!
「やっほーみんな!楽しそうじゃん♪何やってんの?」
「あ、亜希!!ねえ、亜希もやらない?えっと…何て言うんだっけ?」
「ダウトですよ!十代目!」
ツナが誘ってきた。昼間のこと、忘れてくれるかなぁ…
今は気まずくないからいいけど、もし…
「・・・希?亜希?ねえ聞いてる?」
「え?あ、だ、ダウトでしょ?いいね。やるやる!」
「ルールはわかるか?」
はい。山本よりはわかりやすく説明できると思います。
ここで説明!ダウトとは、プレイヤーに均等にカードを配り、プレイ順を決めた後、プレイヤーは A, 2, 3, 4, ..., 10, J, Q, Kの順で、自分の番に対応したカードを裏向きで場に出す。手札をなくしたプレイヤーの勝ちとなる。
カードを出す際に、自分の番に対応したカードをあえて出す必要はなく、これが名称の由来である。他のプレイヤーは、出したカードが対応していないと思ったら「ダウト」コールをかける。かけられた場合は出したカードを表向きにし、対応したカードだった場合はコールしたプレイヤーが、そうでない場合はカードを出したプレイヤーが、場に出ているカードを全て引き取る。
パスは一切なし。
ダウトの声がかけられた場合に、そのカードのうちどれかを引いて、対応した数字である場合に限りダウト成功とするルールもある。
…ということ。ツナには難しかったりして(笑)
「じゃあ、森里も入れて最初から!!」
という山本の声で(獄寺は気に入らないらしいけど)スタートだ!!
「はい、次ツナの番!!」
順番は山本、獄寺、私、ツナ。
現在の順位は…
1位 獄寺 2位 私 3位 山本 ビリ ツナ
という誰もが予想したであろう順位。
獄寺はさすがポーカーフェイスがきく。
なかなか見破れない!!
ただいま、あともう一周したら終わりそうな真剣勝負中!!
「え、えーっと、は、8!!」
「「「ダウト!!」」」
……ツナはポーカーフェイスどころかすぐ顔や言葉にでてくるから…
「うぅ…俺、29枚だよ…」
「す、すみません十代目!!」
「ツナってこういうの弱いのな」
「なんだとこるぁ!!もーいっぺんいってみろ!!」
「は、はい次!!」
…みたいなやり取りが永遠と続くこと20分くらいのとき…
「…………」
今、最後の勝負中。
順番はツナ、山本、私、獄寺に変わった。
場には約30枚はある。
こんなのが私のところに来たら即負けだ!!
私の手元には7と8が一枚ずつ、4が二枚ある。
私は一枚取り…
「3」
「「「……」」」
「はい次!!」
「…俺か。」
「ちょ、亜希、だ、ダウトだよ!!」
ツナが叫んだ。
「おそいよ、ツナ。次って言ってから次の人が返事をしたらダウトは言えないってさっき決めたじゃん」
「な…!だからさっき…」
っしゃ!成功!
「はい、どうぞ!」
さっき3と言って出したのは4!
もう一枚場に出ている。しかも私はもう一枚持っている!
4を持っているのは山本だ。
ここで私がダウト宣言すれば…
「4だ」
「ダウト!!」
っ…どうだ!!
「…ふん。・・・残念だったな。亜希」
「え…」
獄寺が場に出したカードをめくった。
そこにあったのは、クラブの…4。
「えぇ〜!!!!!!!」
「はい。お前の負け。言うこと聞いてもらうから」
「亜希…自信満々だったじゃん」
「お、意外!」
う、うそ〜〜!!!
だ、だれかぁ!