二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 雲無しの午後 【銀魂】 ( No.3 )
日時: 2010/03/20 20:07
名前: 我流 (ID: HOE8nich)

 ■□第壱話■□


「……何処??此処」

此で何度目の迷子だろう。
迷子と言っても、元から家は無いが。


只歩き続ければ周りは路地裏。
太陽の光が届かない、薄暗い路地裏が永遠と続く。
時折風が吹き、僕の髪を揺らした。


多分今は日が沈む少し前だろう。
見上げた空が赤く火照り始めていた。


「……疲れた」

壁に背中を預け覇気の無い声を漏らす。
身体が限界を超え始めていた。
着物に染み付いた昨日の血が鬱陶しい。
返り血の臭いが鼻に刺さる。


辺りを見回してみる。
自分以外誰も居ない。


今日は此処で一夜明かすとしよう。


僕は深い溜め息を付いてから、重い瞼を閉じた。



+++++

はい、駄文!!
本当才能無いな……

良ければ、コメ下さぃ!