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第三十話
ノ「最期なんだから・・・お前は
何もしなくていいよ・・・
さぁ・・・レイ・・・お前は
僕を怒らせた・・・・しつこい悪魔が・・
オレは・・魂がどうなろうが死のうが
構わんが・・・お前のせいで・・・
ルシファーが消えるのは許せない・・
まだ・・・一緒に居られたのに・・・」ズッズッ
ノ「オレの力がある限り・・・・
オレが死なない限り・・・・」ズズズッ！！
レ「貴様・・・・なっ・・・つっ・・」
レイの姿がどんどん消えていく・・・
ノ「・・・・結局・・・一番好きだったんだ・・・
好きだったんだ・・・・彼無しではいられなかった
一番弱いのは僕だよ・・・・始まりは僕だ・・
だからこそ・・・全てを終わらせる・・」ズズッ！！
レ「この！！！・・・・小娘が！！！
でも・・・勘違いするなよ・・・・・
オレの呪いは永遠に続く・・・
貴様の子孫代々呪い続けてやる！！」サァ〜
・・・・パリ〜ン・・・・
十字架は細かく砕け指の隙間から
パラパラと・・・煌めきながら堕ちていく・・・