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十五話
ベ「そんな・・・」フ「そうですよ・・
フラーさんが死ぬことないです・・
はっきり言ってこの中で一番、若いのはミーですし・・」
フラー「いいんです・・わたしは、新入りだし・・
３人の中では一番弱いですから・・・
もしもの時を考えても・・対抗勢力が少しでも
強い方がいいですから・・・」
べ・フ「でも！！・・・」
フラー「もう、何も言わないでください！！・・
何にせよ・・誰かは犠牲にならなければ
ならないんです・・・価値が低い者から
殺す・・それが普通です・・・
いいんです・・・もう・・」
フラーは目に涙を浮かべながら笑みをこぼす・・
部屋に沈黙が走る・・
フ「・・・先輩・・・どうするんですか・・」
ベ「・・・・・っていうお前はどうなんだよ・・」
フ「ミーは・・・ミーは・・・・フラーさんが
それでいいなら・・いいと思います・・・・」
ベ「オレは・・理由には納得するけどさ・・やっぱり・・・」
フラー「ここは・・ボスに聞きましょう・・」
ツ「・・・本人がいいなら・・・オレはいいと思う・・
いや・・そう思わなきゃ・・・そんなこと・・
決まらないよ・・・でも・・フラーさんの
命は決してムダにはしない・・・
絶対にボンゴレはこの闘いに勝つ！！」
フラー「・・ありがとうございます・・・
・・さようなら・・」フラーは足早に部屋を出ていく・・

再び沈黙がやってきた・・・