二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラ学園は今日も大騒ぎ! ( No.43 )
日時: 2010/08/10 12:58
名前: パンドラ (ID: vy7q..0J)

図書室にて。

・・・・・ん?
なんか・・・眩しい・・・。

「・・・だろ・・・・・・がっ!」
「・・・も〜!」
「・・・・・・ねぇ!!」

五月蝿いなぁ・・・。

「ん・・・っ。ふぁぁぁぁぁ・・・。」
「キャーーーーーー!!」
「ちょっ、狩沢さん!!」

・・・なんだ?こいつら・・・。

「かわいい!!写真写真!!」

カシャッ

!?

「狩沢さん!!いきなり失礼ッスよ!!」
「いやぁ〜スマンスマン。つい、ね!」

なんなんだ!?

「おい、お前らなんなんだ?」
「いや、すまねぇ。こいつらが騒いじまって。」
「ん、いや。そんなこたぁいいんだ。」
「?」
「自分写真撮られんの嫌いなんだ。消してくれ。」

これは正直な意見。

「えぇ〜!!」
「え〜、じゃねぇ。消せ。」
「誰にも見せないからもってていい?」
「だめだ。消せ。」
「お願いぃ〜((ウルウル」

・・・・・・・・・
今度はウルウルときたか。

「・・・はぁ・・・。分かった。誰にも見せるなよ?」
「okok!わーい!!」

(はぁ・・・・・。疲れた。)

「悪いな。俺の連れが・・・」
「いや、もういい。」
「それと・・・・、これ。」
「!?」

ニット帽をかぶった男に渡されたものは、
帽子である。

「ちょっ!?なんで・・・ッ!!」
「すまねぇ。連れが・・・」

ニット帽の男は申し訳半分、呆れ半分に後ろで騒いでる連れの狩沢に親指を向ける。

「んなっ・・・!!」
「そんなにまずいことか?」
「まずいっていうか・・・、嫌なんだよ。」
「?」
「とにかく、帽子の下の顔はさらに!!誰にも見せんなよな?」
「はぁ〜い♪」

帽子を受け取り、かぶり始めた少年。

チッ・・・。
場所移動すっかな。

立ち上がって扉へ向かった。

「おい。どこ行くんだ?」
「どこだっていいだろ。」
「朝のHR始まってるぞ?」
「それお前に言われてかねぇな。」
「クッ・・・、確かにな。」

そして少年は図書室を出た。

さて、体育倉庫にでも行こうかなぁ・・・。
マットとかあるし。

「どこに行くんだろ、あの子。」
「さぁな。」
「ねぇねぇ、ドタチン!ゆまっち!」
「「?」」
「あの子の後ついて行こうよ!!」
「「はぁ?」」
「レッツゴー!!」

そう言いながら狩沢は遊馬崎の腕を引っ張って歩き出す。

「・・・はぁ。仕方ねぇな。」

門田はため息をつきつつ狩沢の後について行く。

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後ヨロシク〜