二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 帝国的日常。 ( No.20 )
- 日時: 2010/07/07 22:58
- 名前: 鮫 (ID: 14pOvIO6)
昨日、辺見が鬼道さんのゴーグルとマントを着て、ワハハハ笑ってる…っていう夢をみました。寝起き最悪。
☆前回のあらすじ☆
練習で体を鍛えるために来たのに、結局皆サボっちゃったので、殆ど何もせずに夕飯の時間に…ちなみに今日の夕飯はカレーなんだって!
「ふまいな、はれぇ。」
佐久間が、目一杯カレーを頬ばりながら源田に話しかける。
「ん?おぉ美味いな。」
流石は長年連れ添った親友(?)、一般人ならまず意味が分からないであろう言葉も、源田にはしっかりと意味が伝わっていた。
ここは、宿舎の奥にある食堂。いつもなら閑散としている食堂も、今日ばかりは活気にあふれていた。
それもそのはず、この狭い食堂には、帝国学園サッカー部の面々が集まっているからだ。
佐久間(の父)が手配したこの宿舎は、2階建ての洋館で、今日と明日だけは全て貸し切り。まぁあれもこれも、佐久間が計画→実行したものなのだが、辺見達はそんなことどうでもいいようだった。
「おかわりする奴ー!…いないな、片付けるぞ。…おわっ成神なにやってんだ!ほら早く拭け!…あーあ、バカ辺見。お前皿の返却口間違えたろ。おばさん怒ってたぞ。ほら今からでも間に合うから謝ってこい!
…おい洞面、走るな!…って咲山!!危ないから釘バット振り回すのやめろ!」
帝国のお母さん源田が、離れている鬼道の耳にまで届くくらいの大声をあげる。
その声を聞いた鬼道は、(大変だな…)と思いつつも、ちゃっかり皿を源田に片付けてもらっていた。
「きっどぉーさんっ」
突然後方から佐久間の声がして、鬼道は振り返った。そこには当然ながら佐久間の姿が。
「…何だ。」
「あれ?鬼道さん冷たい!けどまぁいいや。(いつもの事だし)ところで鬼道さん!部屋についてなんですけど、俺と同じへy「断る。」
「早っ!っていうか最後まで聞いてくださいよ。…さっきの続きで、俺と同じ部屋で寝たりできたらいいなーと思ってたんですけど、俺がそのことを源田に話したら、あいつ、「佐久間が鬼道と寝るんなら、俺も佐久間と寝たい!」とか言い出したんですよ。そんで源田の野郎が成神にこのことをベラベラ喋って、アイツらまで「源田先輩と寝たい」やら「成神と寝たい」やら言い出したから、結局全員同室になっちゃったんです。で、俺も鬼道さんさえ良ければ全員同室でいいかなと思ってるんですけど、鬼道さんはどうですか?」
てっきり変なことを訊かれると思っていた鬼道は、当てが外れたことにより拍子が抜け、佐久間の顔を凝視してしまった。
「鬼道さん…?」
「はっ…(;°A°)すまん。あ、俺もそれで良いと思うぞ。」
「やった!じゃあ寝る時は俺の布団で…」
「断る。」
………おいおい、出発→練習→飯までどんだけ時間かけてんだよ…禿げろこの野郎。
っていうかなんなの?この中途半田さは!
つーわけで、次回からは皆さんお楽しみの、お泊まりが始まります!「遅っ」とか思ったら禿げるよ?
以上、世界で一番いらない追記でしたー!