二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【稲妻11・ボカロ】翡翠の波紋【海刀・空梨逢・烈人様完成】 ( No.221 )
日時: 2010/08/24 16:16
名前: 氷橙風 ◆aeqBHN6isk (ID: yjS9W/Zh)

+*林檎とくりーむ(君が大好き)*+


「琥珀。重いだろ、手伝うよ」

 たくさんのドリンクを持って部室まで急ぐ私に、後ろから私の名前を呼ぶ声がかかる。振り向くと、声の主は次郎だとわかった。
 いつ見ても綺麗だなあと思う淡く水色がかった銀髪。蜜柑色の瞳——といっても、眼帯で隠しているから左目だけだけど——には、クリーム色の長髪の、少し驚いたような私が映っている。

「大丈夫。これぐらい……きゃっ」
「ほら、やっちゃったじゃん」

 次郎に迷惑をかけたくなくて、ちょっと大変だと思っていたのを見透かされないように強がって笑う。でも、結局彼に迷惑をかけることになってしまった。


 廊下にごろごろと落ちたペットボトル。早く持っていかなきゃならないのに、こんなことしてちゃ……やっぱり私、マネージャーの資格無いのかしら。大好きな次郎にも、ほら、こんなふうに迷惑をかけてしまう。

「ゴメンね次郎……」
 
 怒ってるかなあ、と不安になって彼の顔を見れず、転がっていくペットボトルに視線を向けたままそう謝ると、予想とは違い明るい声が返ってきた。

「いいっていいって。失敗は誰にでもあるだろ」

 そう言ってくれたのが嬉しくて、思わず次郎の顔を見ると、次郎はにこっと笑っていた。小さい頃よく見てたあの笑顔だ。最近は、練習で疲れてるのかあんまり見れなかったけれど。久しぶりに見ることができた彼の笑顔が、なんだか私を励ましてくれたような気がする。

「それに、」

 するとちょっと恥ずかしそうに言葉をきり、俯く次郎。どうしたのだろうと顔を覗き込むと、次郎は顔を真っ赤にして、目を逸らして言った。

「お前と二人でいられる時間、俺は結構好きなんだぞ」
「……え、」

 本当に林檎みたいに真っ赤な彼が可愛くて。


「私も、この時間も次郎も大好きっ!」

 思わず抱きついちゃったけど、許して……くれるかなあ?




えへ、もう俺タヒねばいい^p^

脳内で琥珀ちゃんとオリキャラを変換させてましたうふふふふふhすいません黙ります。
ところで黄色っぽい白がクリーム色に変換されてるんですがどうしましょうカエル様。あ、ゴメンなさい塩投げないでください私ナメクジなんで溶けます(溶けろ

こんなんでゴメンね! うん、これが氷橙風クオリティさ!
えーとこれでリクは全部消化したよな。うん、じゃあまたリクしたいときは言ってね!

あでぃおす!(自重