二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- イナズマイレブン 私と世界の仲間達 第2章突入! ( No.173 )
- 日時: 2010/08/31 13:29
- 名前: 薔薇結晶 (ID: fqNLaQl7)
第2話 「絶望の死」
ジュリア「ただいま〜…。…?」
ジュリアが帰って来た途端にみんながジュリアを見た。だが、みんな同じような悲しい目をしていた。
ジュリア「ど、どうしたの…?」
監督「ジュリア、落ち着いて聞いてくれ。」
監督から告げられたのは
監督「お前の両親が…日本で何者かに…。」
受け入れがたいものだった。
監督「殺された。」
ジュリア「……え…?」
当然の事ながら、ジュリアは戸惑っていた。
ジュリア「ど…どういう事ですか…?お父様と、お母様が、殺されたなんて…。」
監督「日本時間で9月10日の午前5時過ぎに、死体で発見されたそうだ。失血死だったらしい。」
ジュリア「…どうして…?1週間まえに電話くれた時は…元気だったのに…。」
監督「葬儀は、今日出発しないと間に合わないぞ。」
ジュリア「行ってもいいんですか。」
監督「ここで止める理由がない。」
ジュリア「10分後に出発します。」
飛行機の中。
あり得ない…。嘘だよね…?死んだなんて…よりによって殺されたなんて…。
信じたくない。
自宅に着くと、警察がたくさんいた。
ジュリア「あの…。」
警官「なんだい?」
ジュリア「父と母が殺されたって…本当ですか?」
警官「もしかして君が被害者たちの1人娘かい?」
ジュリア「顔を…見ないと…。」
警官「分かった。行こう。」
警官と向かった所には、一兄の家族がいた。
風丸「樹璃亜…。」
ジュリア「一兄…伯父さん、伯母さん…。」
風丸父「向こうだよ、樹璃亜ちゃん…。」
入った部屋には2つの死体。
顔にかかった布をどけると、その2人は間違いなくジュリアの両親だった。
ジュリア「っっ!!!……ぅ…っ…!!」
「嫌ぁぁぁぁぁあああああああああっっっ!!!!!」
小学6年生にはつらすぎる死だった。
ジュリアはそこに座り込んで泣き続けた。
しばらくして・・・
ジュリア「伯母さん、優峰財閥の跡継ぎはどうなるんですか…?」
風丸母「お父さんが死んだら貴女しかいないわ。」
ジュリア「そうですか…。」
風丸母「とりあえず、今日は私の家でゆっくりして行って。」
ジュリア「ありがとうございます…。」
第2話 終わり