二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 3章突入! ( No.240 )
日時: 2010/09/12 12:17
名前: 薔薇結晶 (ID: ugLLkdYi)

第3話 「答え」



空港を出た。
雪が降っているのでかなり寒い。
今度はぶっ倒れないようにしないと。






「シュートだ!右斜め上!」

<<バシュッ>>

「ヒャッホ〜ゥ!」
「いい調子だな、ディラン。」
ディラン「今のはカズヤのおかげさ!」
カズヤ「いや、そうでもないよ。マークも調子がいいね!」
マーク「まぁな。」
カズヤ「よし、もう一本行くぞ!」
全「おお!!」






観客席。

ジュリア「お、いたいた。」

彼女以外にも観客はいたが、やはりあの金髪ではどんな人物よりも目立ってしまう。

<<ピ————ッ>>

「休憩だ!!」
「すごいね!3人共!」
「ホント!かっこいいわ!!」

3人の周りに女子が群がってきた。

ジュリア「……何人いるのか数える気力もないわ。多すぎて。」

ジュリア「仕方がないわね…降りて行ってあげますか。」





「そろそろ再開するぞ!」
全「はい!」

ディラン「!!?」
カズヤ「どうしたんだ?」
ディラン「なんでユーがここにいるんだい!?」
マーク「ディラン?どうした……!?」
ジュリア「あら、自分から誘っておいて何を驚いているの?マーク。」
「「ジュリア!!?」」
カズヤ「えっ!ジュリアって、あのジュリア・クラウン!?」
ジュリア「そうよ。初めまして、『フィールドの魔術師』、一之瀬一哉君。」
カズヤ「こ、こんな所で『蒼薔薇の魔女』に会えるとは思いもしなかったよ!」
マーク「ジュリアを知ってるのか?カズヤ。」
カズヤ「知ってるさ!ドイツのFF決勝戦、10−0で圧勝したあの『絶対クイーン』だろ!?」
ジュリア「(なんか知らないうちに異名が増えてる気が…)」
ディラン「まだ『コピークイーン』も健在だね!」
ジュリア「(まだあったか!!)」
マーク「それで、ジュリア。」

耳元で密かに囁かれた、言葉。

マーク「手紙のウラ、読んだか?」
ジュリア「えぇ。読んだからこそ、ここにいる。」
マーク「こう書いたはずだ。『Do you love me?』と。」
ジュリア「その答えはこうよ。『Yes,Ido.』。」
マーク「ありがとう、ジュリア。」
ジュリア「こちらこそ。」


落ち着いたところで。

カズヤ「ジュリア、君と1対1で勝負がしてみたい。」
ジュリア「いいわよ?覚悟なさい。」


第3話 終わり