二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 1期テーマソング募集中! ( No.748 )
日時: 2010/11/22 18:28
名前: 薔薇結晶 (ID: cakHq5Qm)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第44話 「一角獣VS要塞・前編」


ユニコーンVSジ・エンパイア。

テレス「前半、一気に点を取っていくぞ。」
エステバン「そりゃ、ジュリアさん居ないしな。」
テレス「ってかお前なんで「さん」付けるんだ?」
エステバン「だったらテレスは何で「キャプテン」って呼ぶんだよ?」

マーク「多分、ジ・エンパイアは前半に賭けてくる。」

左に瞳の色と同じ、キャプテンの印を腕に通すマーク。

ディラン「ジュリアが居ないうちに、点を取ってくるね。」
ドモン「守っていくぞ!ジュリアが来るまで、耐えるんだ!」
全「おぅ!!」


<<ピ—————ッッ>>

<<さぁ、Aブロックの最終戦!ユニコーン対ジ・エンパイアの決戦です!!>>
<<一之瀬が欠場しているユニコーン。…?キャプテンのジュリアの姿が見当たりませんね…。>>
<<ジュリア・クラウンも欠場でしょうか?>>


ジ・エンパイアのキックオフで試合開始。
一気に攻めあがってくる。

マーク「ディフェンスラインをあと1歩上げろ!」
DF「「「「おぅ!!」」」」

ジ・エンパイアFW、レオーネが1人で大胆に攻めてきた。

ユニコーンで大柄なDF、トニーとダイクがプレスにかかるが、スピードで負けた。

レオーネ「“ヘルファイア”!!!」

ビリー「“フラッシュアッパー”!!…何っ!?」

<<ザシュウゥゥゥンッ>>

ディラン「oh!!shit!!!」
マーク「まだ開始1分だぞ!?」
ドモン「くそっ!!」

ユニコーンのキックオフで試合再開。
ディランとミケーレが攻め上がり、その後ろからマークやショーンを始めとするMF4人が攻め上がる。

そして素早く、細かくパスを回していく。



ゴール前、マークとディランが居た。

マーク「ディラン!!」
ディラン「OK!!」

  「「“ユニコーンブースト”!!!」」


だが、ゴール前には。

ドモン「『アンデスの不落の要塞』、テレス・トルーエ…!!」

そう。テレスが居るのだ。
マークやディランと同じ、リトル・クラウンの第1期生。
彼はチームの中でもディフェンスがずば抜けて素晴らしかった。
そのテレスの、『鉄壁』。

テレス「“アイアンウォール”!!」

勢い良く“アイアンウォール”に当たる“ユニコーンブースト”。
この時、両チームの選手は誰もが貫通すると思ったであろう。

フィールド上、たった4人以外は。

<<パアァァンッ>>

見事に弾かれた。

マーク「やはり通じなかったか…!」
ディラン「いいさ!次があるよ!!」
テレス「甘く見んなよ、俺の“アイアンウォール”を。」





ユニコーンは攻め続ける。
だが、あと一押し。足りないのだ。


そして、前半が終わってしまった。
1−0のまま。


  「1−0かぁ…。ったく、情けないったらありゃしないわねぇ?」

フィールド上に響いた、聞きなれたあの声。

マーク「ジュリア…!」
ディラン「ジュリア!!」
ジュリア「もう、私が居なくても勝てると思ったのに…。」
ドモン「悪ぃ…。」
ジュリア「“ユニコーンブースト”打った?」
マーク「あぁ。…だが「テレスに止められたのね?」…すまない。」
ジュリア「全く…。まぁいいわ。」

テレス「キャプテン来ちまったじゃねぇか…。」
エステバン「…マズイな…。」

ジュリア「もう大丈夫。『絶対クイーン』が、救ってあげるわ!」


第44話 終わり