二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 狂乱家族日記☆銀魂 ( No.105 )
日時: 2010/08/27 19:50
名前: ののこ (ID: zXm0/Iqr)

これなら皆の(凶華と月香を除く)おかしな行動が理解できます!

「おとうさああん!」
泣きながら僕を呼んでいる優歌
「凰火さあああん!」
同じく泣きながら僕を呼んでいる千花
「父上殿おおおお!」
優歌を背に乗せている帝架
「お父様ああああ!」
男っぽさが無くなりいつも通りの銀夏
「父親、起きたんだね!この状況、どうしたらいいの!?」
千花と銀夏を抱え、困っている雹霞
「にゃははは!!凰火!なんだこれは!楽しいぞ!」
事の重大さが全く分かっていない凶華

僕はまたも意識が遠のきそうになりながらなんとか踏みとどまりました。
父親として、的確な指示を!
超常現象対策局対策一課行動部隊で培った判断力を発揮しなくては!!
「帝架!あなたはそのまま優歌を守りつつできるだけ安全に着地しなさい!」
「御意である。父上殿」
「雹霞!あなたもそのまま千花と銀夏をかかえて着地しなさい!」
「わかったよ、父親」
物分かりが良い子供達でよかった。次は…
「凶華!」
「にゃんだ!」
興奮していたのか返事の仕方がおかしいですね。
「あなたは自分で受け身がとれますね?それで着地していなさい!」
凶華はこれで大丈夫だろう
「凰火!?凶華様だけ扱いが酷くないか?」
次は、保険として
「月香!あなたは僕に張り付いていないで、予測着地地点でクッションになっていて下さい!」
「無視か!」
「むう、構わんが。父君?冷たくないか?」
「お願いしますね、月香」
「…凶華様は今ものすごく貴様を蹴り飛ばしたい気分だ。」
なんか、不吉な言葉が聞こえたような。

予測落下地点を見下げます。
そこはすでに屋根に穴が開いていて…赤毛の子と、千花のような白髪の子と、僕のような眼鏡の子がこちらを見上げていて———

  ガッシャーン!!ガラガラ…

…予測落下地点…無事(?)着地…