二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 狼がペットの赤頭巾*イナイレ*〜アニメ沿い連載中〜  ( No.416 )
日時: 2010/11/23 19:10
名前: さくら (ID: sNU/fhM0)

『、・・・。良く防いだね。こっちもハラハラしちゃうんだから。・・・やっぱり、私抜きじゃぁこのチームは・・・』


そう呟く。その後、皆は焦っているのかシュートを外したり、絶好のプレーが出来ないまま。


ベンチでは監督と円堂が何やら話しをしていた。


『・・・ぁっ!!、』


円堂が立向会と交代・・・!!

何で、今まで出てこなかったんだろう。今頃になって交代だなんて。


『あ、そうか。不動のせいだ。・・・円堂にも影響させるんじゃねーよ不動死ね』


なんて、ちょっとふざけた言い方も、声援にかき消される。

サポーターも、円堂が入った事でより声援が大きくなる。



『チームの精神的支柱・・・、円堂・・・守、』


ごくっ、と唾を飲み込んで、改めて円堂を見る。今回は同じフィールドではなく観客席。

観客席から見る円堂は、活気にあふれ、まるで「まかせとけ!」とでも言っているようだった。



その後、チームは円堂のお陰で纏まり、不動と鬼道を中心とした最強のゲームメイク。


「「“キラーフィールズ”!!」」


『あらま、面白い。まさか二人が連携するとはね、』


鬼道と不動。この二人が連携した必殺技。“キラーフィールズ”・・・。



そして、ボールは風丸と壁山へと繋がり、“竜巻落とし”という新必殺技でゴールに突き刺さった。



「最高のタイミングだったよ。・・・不動」

「俺が欲しいのは勝利だけだ。」


『おやまぁ、かっこ付けちゃって!!(笑)』


その時不動の顔がちょっぴり嬉しそうだったのは、気のせいということにしとこうか。



「勝つぞ、皆!勝って世界だ!!」



「おおっ!!」


イナズマジャパンがそう団結した後、会場を見回すと豪炎寺のお父さんが居た。


なんで・・・?豪炎寺のお父さんは、病院の院長じゃ・・・。



『・・・ぅあっ・・・!!』


デザートライオン戦と同じ、あの激痛が頭を走った。









「円堂。・・・俺はこの試合が終わったらドイツへ行く」


ん・・・。あれは、・・・・・・・・・豪炎寺・・・?

え、ドイツって・・・!?サッカーやらないの!?豪炎寺はあんなにサッカーが好きだったのに・・・!!



「サクラも・・・。分かってくれると思うか?円堂」

「最初は、俺と同じ反応かもな。・・・・・分からない」


ちょ、何勝手に話し進めてるのよっ・・・!!


私此処に居るよ!?オーイ!円堂!!豪炎寺!!


・・・私の声は二人には届かず。



「「サクラ・・・何処行ったんだよっ・・・」」











『・・・!!、、、、はぁ・・・、何、だったの・・・、』


あれは黒姫の力。とお兄ちゃんから聞いた。

過去の事や未来の事を一部だけ、見せることが出来るらしい。


コレをやった後は凄く疲れる。


『まず、・・・豪炎寺のお父さんの所に行かなくちゃ、』

***
うっわ。
マジだりぃ。パネェ。


イナズマイレブン今日の格言!!
『あ、そうか。不動のせいだ。・・・円堂にも影響させるんじゃねーよ不動死ね』