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　　　　■9話／皮肉屋紳士■


おはようございます、こんにちは、こんばんは。
シェリルです。

今、ヴァルガス兄弟とお散歩中です。
散歩っていうか、校舎内巡り?
というか…逃げてきただけなんだよ…。
会議でアーサーが酔ってスコーン投げるから…；

〜〜回想〜〜

アーサー「俺のメシはまずくねぇんだからな!!」

ロヴィ「うわぁ!!スコーン投げるなちくしょー!(泣」

フェリ「ヴェー!!!；」

スペイン「アーサーやめい!!；」

〜〜END〜〜

ていうか誰!?お酒だしたの!!


シェリル「なんか、普通だね。」

ロヴィ「そりゃそうだろ。」

　
　フェリ「そろそろアーサー落ち着いてるんじゃないかな?」

ロヴィ「戻るのかよ；」


フェリ「だって戻らないとドイツ達怒るよー!」

　
⇔会場扉前⇔


シェリル「様子、見てきますね。」


　　様子を見ようと扉の前に経つ。
その瞬間——


　ドンッ


シェリル「わっ!；」

　アーサー「うお!?；」


突然、扉が開き
出ようとしたアーサーとぶつかった。


　アーサー「ドアの前でボーッとすんｎ…ってお前か；」

シェリル「ご、ごめんなさい…」


　フェリ「何でもするからぶたないであげてーっ!」


フェリちゃん何故白旗ふる!?；

ロヴィ「…ってシェリル!怪我してんぞ!?」

シェリル「あ、怪我してる。」


ぶつかった時に、アーサーの持ってた資料の紙で
切れたのかほっぺに切り傷。

ロヴィ「何のんきに言ってやがんだ!!；」

シェリル「心配してくれてるの?」

　ロヴィ「心配なんかしてねー!コノヤロー!」


ボキィッ!!(白旗折れる音

3人「!?；」


フェリ「女の子怪我させるとか、
　　　　　流石英国紳士(仮)だね。(黒笑」


【イカ墨パスタがログインしました。】


アーサー「お、お前…(汗」

シェリル「…；」


たまに見かける、
黒いフェリちゃん。
フェリちゃんはよく分からない；

ロヴィもポカーンとしてるし…。


フェリ「シェリル、傷大丈夫?」

シェリル「大丈夫だよ!」


スッ


　シェリル「？」

目の前にハンカチ。


アーサー「わ、悪いな…。」

　シェリル「ありがと…(微笑」


アーサー「別にお前のためじゃないんだからなっ!」


　とかいってどっか行く紳士。

なんだかんだ言ってほんとに紳士なんだね、あの人。
ていうかハンカチ…。

明日、洗って返そう。


　
　マジュ「ぎゃああああ!!!；」



な、なんかマジュの悲鳴聞こえた…；


　ルート「フェリシアーノ!何処にいってたんだ!!(怒」


フェリ「ごめんなさい〜〜!!」


　アントン「ロヴィーノ!もー、心配したやん!」

ロヴィ「一々抱きつくなちくしょー!!」


いいですね、“仲間”って…。


　
　フェリ「シェリル!　行くよー!」


シェリル「うんっ!」




　　本当、いいよね。


■seguente■