二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: [銀魂] 、*恋々━━・・+ [学園] ( No.31 )
日時: 2010/12/06 19:04
名前: 紫陽花 (ID: xrNhe4A.)

10*

The lie that is uncovered





「し、失礼しまーす…?」


多少ビクビクしながらも私は
 "進路相談室"
    とかかれてある教室に入る

教室の中には、柔らかそうなソファと長机が一台
…それと小さな花瓶に綺麗な色のアネモネが咲いていた


…てかさ……私、転校早々なんかしたっけ?
悪いことしたっけか??


七瀬恋もこい、って言われる意味が理解できなく
私はその場でオロオロと立ち往生してしまう

暫く経ちそんな私を見かねたのか、
七瀬ー、と銀ちゃんは声をかけてくれた


「そこら辺座っとけー」


っとは言ってくれた…けど
唯一あるソファは既に茶髪ボーイと銀ちゃんで完全独占されてるし…

黒髪さんは?
そう思い、周りをきょろきょろ見回すと
………すんごい苛々した顔つきで壁に寄りかかっていた

…まあ取敢えず座れっていわれたこともあって
私は床にペタンと女の子座りをしてみる

すると、刹那
銀ちゃんの隣に座っていた茶髪ボーイが口を開いた


「…アンタ、その座り方……女ですかィ?」



…半分クスクスとからかいながら言われ、私はハッと我に返る

私、今男の子だった!!!


あわわっと急いで体制を崩すと
すぐに女の子座りから胡坐へと変えた



「その慌て方も、女みてぇでさァ」

「∑はわ!!」

「てか、顔も女みてえだし…身長だって低すぎるし……」


まずい、この人山崎さんより以上に勘が良い!!

茶髪ボーイの鋭い目線に一瞬倒れそうになった…
が、なんとーか持ち堪えて言い訳を必死で考える



え、とえーっと…!

"僕ハ男ノ子デス"
…いやいやロボットかっての!!


"何言ってんのよ、男に決まってんでしょ"

    …口調女だからああああああ


"別にあんたのために男やってんじゃないんだからね!"

     …何故にツンデレ子だあああああああああああ!!!!


駄目だッ!思いつかNAI☆
てんぱり過ぎて思考回路がおかすぅぅぅいいい!!!






「だってこいつ、女だもん」




「「「は?」」」


私がてんぱっていると
ふいに耳に入ったのは、そんな声…



ありえない、単語と
ありえない台詞に、一瞬自分の耳を疑った


そのときはまだ
こんなの嘘だ、空耳だって思ってたけど
次の一言で私は完璧にとどめを刺される




「だーかーぁーら、この子は…


 ……いや "七瀬恋"は正真正銘の


      女 の 子 …なの!」



な、
なっ
なななな!!



何言ってんだ、このクソ天ぱあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!



「ほら、これ見てみろ」


クソ天ぱが私の頭…
いや、正確に言えば"ウィッグ"をむんずと掴みそして取る……




私の目の前に
短髪の…さっきまでかぶってたはずのウィッグがパサリと落ちた——