二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】炎と氷と心と体のアンバランス 夏休み編スタート! ( No.473 )
日時: 2011/01/08 22:06
名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

     *神威と封真*


相手リーダー・・封真はサラリとだけ私たちの方を見た。


カ「・・・・」



「封真、タワーから連絡。他の区が攻めてきたって」


空飛ぶスクーターから伸びた線につながっているのは受話器。

それを耳にあてている桃色の髪の女の人がいた。


「遊んと帰らんと、こっちの水取られてまうでー」

出た。関西弁の男の人・・。



封真「・・しかたないな。」

そういいながらスクーターに乗る。


封真「すぐ会えると思うから、またね」



カ「・・・すぐ会える・・・か。(かなり小声)」




ファイ「いっちゃったねー。」

モコナ「封真って言う人も強いんだね」

草薙「ま、神威とやり合えるのは、この東京じゃあいつくらいだろうな」

モコナ「じゃあ、この東京で強いのは、ずぅっと神威と封真なの?」

「・・・ずっとではないね。神威も、君たちと同じなんだ。二年ほど前かな・・」

「突然この東京に現れた。」

カ「・・」

「僕たちのいる建物に・・都庁って言われてたんだけどね・・・」

「最初、水泥棒だとおもったんだが、あのときの神威は、ちょっと混乱状態だったみたいでな・・」

風「・・混乱って・・?」

「一樹(かずき。都庁側の人間)が言ってたよ。あのときの神威は、迷子になった子供みたいだったって。」

草薙「水を見ていったんだ。『・・ここに居る・・。守る・・』って」

カ「・・・守る・・」

ファイ「で、そのまま神威君は都庁だっけ?に居ることになったんだ・・?」

草薙「ああ」

「華僑(かきょう。都庁側の人間)が言っていた。神威とお前たちは似てると。」

小狼・カ「・・・俺(私)に、似てる・・?」

「どちらも、求めるものがあるからだと。」

カ「・・・・・ぁ」


小狼「・・・取り返さなきゃならないんだ。必ず」

その言葉を言ったときの小狼は、なにか違った。

という違和感を覚えたのだ。


そんな小狼を、ファイはなにか真剣な目で見ていた。





この人たち・・・・、何かある・・。


奥の深い、何かが・・・・・・・。