二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケモン right and darkness story ( No.25 )
- 日時: 2011/01/02 04:16
- 名前: のーむ (ID: YnXlFcJ5)
第五話 シャドー
「大丈夫か、文奈!」
零は文奈に駆け寄りそう聞いた。
「う、うん。それよりも…。」
文奈は黒服の方を向き、それにつられ零も黒服の方を睨んだ。」
「ひ、ひいいいいいいいいいい!!!!!!!」
「オノノクス、破壊光線…」
黒服はおびえた顔で逃げようとしたが、オノノクスに回り込まれ、オノノクスは破壊光線を黒服に向け放ち、黒服を吹っ飛ばした。
「オノノクス、もう一発やれ…」
オノノクスが再び破壊光線を黒服に向けて発射した。
と、その時、
「カイリュー、破壊光線!!」
上空からオノノクスが放ったのと同じ光線が激突し、相殺した。
「!」
少年、零、文奈は光線が来た空を見上げると、そこにはカイリューと、カイリューに跨った仮面を被った零たちと同い年くらいの少年の姿があった。
「(あのカイリューも黒いオーラが…。)」
「ったくもー…。様子を見に来てみればこの様かよ。ホント使えねーなー。」
カイリューに乗った少年はそう言って、カイリューから飛び降りた。
「も、申し訳ありません、真紅様!」
真紅と呼ばれた少年は、
「まあ、これで貴重なデータがまた入ったわけだし、今日の所は見逃してやるよ。」
「あ、ありがとうございま「だが。」は、はい!」
真紅は凄みを利かせた口調で、
「次失敗をしたらどうなるか…分かってるよね?」
「は、はいっ!!!!」
したっぱと思われる黒服は直立姿勢で敬礼をした。
「さてと。カイリュー、ダークホールド。」
カイリューはダークオーラの紐をオノノクスとバクフーンに巻きつけ、動きを封じた。
「!」
「バクフーン!」
「さてと。君たちは一体何者なのかな?ダークオーラが見えるなんて、一般人じゃあないよね?」
「そんな事知るか!お前らは何者だ!なぜこんな事をする!目的は何だ!それとその技を使うポケモンと黒いオーラはなんだ!」
真紅は困った口調で、
「一編に聞かれても困るんだけどなー…。じゃあ一つずつ順に教えてあげるよ。まず僕らが誰なのか。」
真紅は一回間を空けて、
「僕は鈴鳴真紅。国際犯罪組織、シャドーの幹部さ。」
「シャドー?あの有名な犯罪組織の?」
文奈が聞くと、真紅は、
「そそ。で、なぜこんな事をするのか。理由は一つ、そこにいる海鳴文奈の捕獲。」
それを聞いた零は文奈の前に立ち、
「なぜ文奈を狙う!こいつは普通の一般人じゃねえか!」
「違うね。こいつは『ダークポケモン』から発せられる特殊なオーラを感じることができるんだよ。その力はゆくゆく僕たちの障害となりかねないから、その力を詳しく調べる必要があるんだよねー。」
「ダークポケモン?なんだそれは!」
「その問いに答える時間はもう無いよ。カイリュー!」
真紅の呼びかけにカイリューは真紅と黒服のしたっぱを回収し、飛んでいってしまった。
「待て!…くそ、逃げられた!」
零は悔しそうに地団太を踏んだ。
「……………。」
少年は無言でオノノクスを戻し、文奈に近づいていった。
「あの、何か?」
「…海鳴文奈だな?」
「は、はい。そうですけど…。」
「我々の頭領がお待ちだ。一緒に来てもらうぞ。」
「え?あ、ちょっと!」
少年は文奈の手を掴んで街の外へと行こうとした。
「ちょっと待てよ!」
「…なんか用か。」
「なんで文奈を連れて行こうとするんだよ!大体棟梁って何だよ!」
「…お前に答える義務は無い。俺はこいつを連れて行くだけだ…」
「なんだと!?そんなわけも分からずに文奈を行かせるか!」
「まあまあ二人とも!とりあえず落ち着きましょう?」
零と少年はいがみ合っていたが、文奈の一言で少し和らいだ。
「まずは孤児院に戻りましょう?そこで、何がどうなっているのか、どうして私を連れて行くのか、きちんと説明してくれないかな?」
「……………………わかった。」
少年はそう答えて歩き出した。
「…おい、待てよ。」
零は不機嫌そうにそういった。
「…まだ何か用か?」
「お前、名前は?」
「……………………緘裂烈だ。」
少年—烈はそう答えて歩いていった。
の「第五話を読んでくださりありがとうございます!」
零「今回はシャドーが出てきたな。」
の「これからは悪役=シャドーという風になります!」
零「それと、真紅ってやついけすかねえなー…。」
の「彼以外にもまだまだ幹部はいるから、大変だぞ〜w」
零「メガトンキック!」
どがっ!!!
の「のおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
の「ふう。それとゆns、烈君こんな感じでいいでしょうか?」