二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン right and darkness story  ( No.90 )
日時: 2011/01/14 20:12
名前: のーむ (ID: YnXlFcJ5)

第14話 vsシャドー幹部、黒斗!

「いけ、キリキザン!」
シャドー幹部の二人は黒斗がキリキザンを出してきた。
と、文奈が、
「気をつけて零!そのキリキザン、ダークポケモンよ!」
ダークオーラを察知し零に知らせる。
「ダークポケモン…全ての技が効果抜群っていうのはちと反則じゃねーか?」
零が黒斗に向かって言った。
「そんなこと知ったことか。さあ、早くお前のポケモンを出せ!」
「言われなくてもやるさ。いけ、ジュカイン!」
零はジュカインを出し、バトルが始まった。



「キリキザン、ダークスラスト!」
まず先制したのはキリキザンだった。ダークオーラでできた黒い刃でジュカインを斬ろうとしたが、
「リーフブレード!」
ジュカインのリーフブレードで受け止められた。
そしてキリキザンを跳ね除け、
「シザークロス!」
シザークロスで追撃し、キリキザンにうまくヒットした。
「ダーククロス!」
キリキザンはシザークロスにダークオーラを纏わせて反撃し、ダメージを与える。
ダーク技の為にダメージが倍増しているジュカインだが、まだまだ余裕がありそうだった。
「さすがはチャンピオン、強いな…。だが負けねえ!キリキザン、ダークリッパー!」
キリキザンは今度は手についた刃を巨大化させジュカインを襲う。
「リーフブレード!」
ジュカインもリーフブレードで何とか耐えるが、刃の大きさが圧倒的に不利なため押し負けた。
「くっ…!ジュカイン、地震!」
ジュカインが地面を揺らし、キリキザンにダメージを与えていく。ダークポケモンといえどタイプの相性があるためダメージは大きいようだ。
「キリキザン、ダークスラスト!」
「ジュカイン、リーフブレード!」
双方の刃が激突し、二匹は斬った時のままの体勢で静止していた。
そして倒れたのは…両方だった。どちらも急所に当たっていたらしく、体力がそこで尽きたらしい。
「よくやった、ジュカイン。いけ、トリトドン!」
「戻れ、キリキザン。いけ、ドードリオ!」
相打ちとなった二匹を戻し、零はトリトドン、黒斗はドードリオを出した。
「トリトドン、冷凍ビーム!」
トリトドンが冷気を光線にして打ち出した。
「ドードリオ、トライアタック!」
ドードリオも三色の光弾を発射し、冷凍ビームを相殺した。
「濁流!」
トリトドンは濁った水を波の様にしてドードリオにぶつけようとする。が、
「ドリルくちばしで突っ込め!」
ドードリオは物凄いスピードで濁流に突っ込みそのまま突破。トリトドンを突いた。
「ヘドロウェーブ!」
トリトドンの口からヘドロが発射され、ドードリオにヒットする。
「ブレイブバード!」
ドードリオがまたしてもスピードを生かしたブレイブバードを繰り出すが、
「甘いな。トリトドン、冷凍ビーム!」
ブレイブバードは技の性質上、直線的に動けない。その弱点を突き、トリトドンは冷凍ビームを放った。
避けられないドードリオはそのままくらい、凍らされてしまった。
「とどめだ、ストーンエッジ!」
トリトドンが石の礫をドードリオに向け放った。凍っているため避けられないドードリオは直撃をくらい倒れた。
「…戻れ、ドードリオ。いけ、ポリゴンZ!」
次に黒斗が出したのはポリゴンZだった。
「ポリゴンZ、ダークデルタ!」
ポリゴンZは黒い光弾を3つまとめて放ってきた。恐らくはトライアタックのダーク版だろう。
「こいつもダークポケモンかよ!トリトドン、濁流!」
トリトドンは再び濁った水を発射し、光弾を全て打ち落とした。
「ダークボルト!」
「冷凍ビーム!」
ポリゴンZとトリトドンの技がぶつかったが、冷凍ビームがダークボルトを押し返し、そのままポリゴンZに当てた。
「ちっ…。ポリゴンZ、ダークウェーブ!」
ポリゴンZがダークオーラの光線を発射した。
「トリトドン、冷凍ビーム!」
再び冷凍ビームを撃つトリトドン。双方の技がまたも相打ちになる。そして、
「トリトドン、ストーンエッジ!」
隙を見せなかったトリトドンがストーンエッジを放ち、ポリゴンZを倒した。これで零の勝ちだった。
「よっしゃ!これで俺の勝ちだ!」
「…俺の負けだ。戻れ、ポリゴンZ。」
零はガッツポーズを決め、黒斗はポリゴンZをボールに戻す。
「さてと。おーい文奈、そっちはどうなって…。」
零が文奈の戦っているバトルフィールドを見た瞬間、その顔は驚愕に変わった。
なぜなら…、








真紅の前には伝説のポケモン、エンテイがいたのだ。






文奈の前には、ぼろぼろになったメガニウム。




そしてそれを泣きながら介抱する文奈。



「あれ?黒斗負けちゃったの?僕みたいにこいつ使えば勝てたのにね。」
真紅はいつものおちゃらけた感じで黒斗に聞いた。
「ボスから直々に渡されたダークポケモンをそんな簡単に使えるか。それに、今はまだ本気を出すつもりはないからな。それより、勝負が着いたようだな。」
「うん、もちろん僕の圧勝さ☆」
真紅は自身満々に黒斗に答えた。そして、









「見たかい?これが僕の、いや…シャドーの力さ!!!!」








真紅はそう叫び、子供のように笑っていたのだった。











の「第14話を読んで下さりありがとうございます!」
零「消えろおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
の「うわっ!いきなりなにすんだよ!」
零「最後の場面で文奈泣かすとはいい度胸じゃねえか!それになんで敵がエンテイ使ってんだよ!全部細かく説明してもらうぞ!」
の「文奈に負けてもらったのはネタバレになるから言えないよん。それと、エンテイは原作を再現してみたって訳。ぶっちゃけその方がおもしろいしさ☆」
零「天へと消えろ、アホ作者。」






どがっ!!!!!!!!!!!!!!!!






の「あーーーーーーーれーーーーーーーー!!!!!!!!!」
零「ったくもう。ではまた次回!」