二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 魔法使い物語【オリ技募集中!】 ( No.284 )
日時: 2011/01/25 17:34
名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: MMm5P7cR)
参照: 右足骨折、左足靱帯損傷www

筆魔法使い物語

第15話 「【蠍座】の天才」

次の日。
ジュリアちゃんたちに護衛の相談をしに行った。
ジュリアちゃんとサクラちゃんに相談すると
「一番重要なのは怪我を治せる者と強い者ですね。」
と言っていた。
強い者はたくさんいるわ。
問題は怪我を治せる者。
城にいる医者はちょっと無理ね。いざというときの知識が無い。
何より強くない。
強くないと戦いに巻き込まれて終わりだから。
強くて頼りになって怪我を治せる……
そんな人はそういないわ。
そう思っていた時
「【蠍座】に行ってみたら?」
とサクラちゃんが言った。
【蠍座】……
確か薬屋よね?
「強くて怪我を治せるものがいるの?」
「分からないけど……噂を聞いたことがあるの。」
噂?
「どんな?」
「凄い医者がいるって街の者が……」
そんな噂があったんだ……
「本当なのかは知らないけど……」
「そう……」
そんな人がいるなら【蠍座】に行ってみようかな……
でも強いのかどうか分からない。

円堂君たちだったら何か知ってるかもしれない。
そう思って聞いてみたけれど知らないと言っていた。
でも気になるからとりあえず行ってみることになった。円堂君たちもついてきた。
「強いかどうかは戦ってみれば分かる!」
円堂君はそう言っていた。
戦う気らしい。

【白鳥座】から少し行くとそこには【蠍座】がある。
中に入ってみると棚にたくさんの瓶が並んでいた。
瓶の中には草や蛇が入っていた。薬の原料でしょう。
なんだか凄い。
そう思いながら中に進んでいくと誰かがいた。
机に突っ伏して寝ているから漆黒の髪しか見えない。
「あの……」
小さな声でその人を起こそうとするが起きない。
どうしようと思っていると円堂君が
「あのー!!!」
と大きな声で言った。