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〜第14話　雷竜、永遠不滅〜


エルザは地面を双剣と呼ばれる二つの剣で切り裂く。


エルザ「出でよ、神より使いし武装!!!」

エール「これを遙かに上回る武装だと!?」


エルザが呼び出したのは通称「悪魔豪剣義」と呼ばれる「剣豪の鎧」。


ライク「ありゃ—!やっちまったな、エルザさんも。」

ルーシィ「ど・・どういうこと!?」

ライク「あの鎧は纏った人間の意識を鎧に操作されてしまうんだ。まさに神が操作しているとしか言いようがねぇぞ。」

エール「剣豪の・・・鎧!」

エルザ「覚悟はいいな!———ウァッーーー!!!!」


エルザの目は光る。

そして青い目になる。


エルザ「行くぞ!」


エルザは腰に刺さっている剣「超神聖」を出し術式を斬る。


エルザ「百鬼—夜行!」

エール「ウギャァァ———!!!」

ライク「逃げるぞ、ルーシィ。」

ルーシィ「えっ!いきなりなに!」


ライクはルーシィの手を引く。


ライク「別におめぇはどうなっても・・・いいんだけどよ（少し照れ）」

ルーシィ「（もしかして・・・・!?）」

ライク「いいから行くぜ。シェルトはハッピーを手伝え。」


ライクは手にもつシェルトを猫の状態に変形させる。

その時だった。


エルザ「トリャァァアア——————!!!!!!!!!!!!!!」

ライク「ルーシィ、危ない!」


ライクはルーシィを地面へ押す。

そしてライクは犠牲となり超神聖に刺される。

エルザはもうすでに普段の意識が残っていない。

目の前で血を流すライク。


ライク「ブォヘッ—!」


ライクは血を吐く。


ルーシィ「ライク、大丈夫!?」

ライク「なんとか———な———」


ライクは目を瞑る。

そして倒れる。


ルーシィ「ラ・・・ライク!!」


ライクは最後に一言言う。


ライク「ルーシィ、俺はおめぇが好きだったぜ。面白いからな——」


第15話へ続く