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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【世界編】 ( No.11 )
- 日時: 2011/05/14 11:18
- 名前: 海穹 ◆EZarcElGGo (ID: UruhQZnK)
- 参照: 明日から修学旅行だぜ!!
第2話 「少年との出会い」
じりじりと照りつける太陽の下に円堂たちはいた。
彼らがいるのはライオコット島。別名「サッカーアイランド」。そう呼ばれるほどサッカーに溢れた島。そして、『FFI』の本選が行われる島である。
彼らがライオコット島に降り立ってから数時間後。二人の少女が空港に現れた。彼らと同じイナズマジャパンのジャージに身を包んだ二人の少女。
「ついたな……」
蒼い髪の少女は少し嬉しそうにそう呟いた。蒼い空と同じ蒼い髪の少女。
「うん。」
クリーム色の髪の少女も少し嬉しそうだった。
「さあ、どうする?イナズマジャパンのところに向かうのか?氷歌。」
蒼髪の少女がクリーム色の髪の少女に、氷歌に聞いた。
「そうだね……皆のとこよりも先に行くべきところがあるから、あとからにする。いいよね、玲名。」
氷歌はそう蒼髪の少女に、玲名に聞いた。
「あぁ。構わない。じゃあ行くとするか。」
二人はそう言って歩き出した。
夜。
円堂は夏美から衝撃的なことを聞いた。
「あなたのおじい様、円堂大介さんは生きているわ。」
夏未の口から出たその言葉を円堂は何度も頭の中で繰り返した。生きているかもしれない。あのじいちゃんが生きているかもしれない。
喜びに似た感情が溢れていた。
そんな中。
円堂はある少年と出会った。青いイタリアのユニフォームに身を包んだ少年に————
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