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　　後編
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「あっ！おーい！罪木さーん！」

手を振る先には罪木耶麻という人が立っていた
ココに来てから新しくできた友達というものだ、本当は男なのだが花はいまだに女だと思っているようで・・・

「ごめんね、いきなり相手なんて頼んじゃって；」

「ううん、いいんだ、暇だったし♪」

いきなりあんなこと神威に言われて一人で練習するのも寂しいということで罪木に頼んだのだ
じゃぁ始めよっかと合図をするとまずは組み手から始まっていく
花は3歳頃からおじいちゃんとずっと修行をして気づいたら強くなっていたという天才肌
真藤家は代々夜兎族で数少ない夜兎の中でも有名なのだ


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「疲れたーっ」

手には水を持ち傘を床に置き髪をかきあげごくごくと水を飲む、休憩時間だ
雨も少し小降りになり肌に当たる雨の刺激もなくなってきたようだ

「はい、タオル！私の使いまわしだけど・・・大丈夫？」

女子高でよくある光景みたいなことをする花、罪木は少し戸惑いながら大丈夫だよ
というと花からタオルを受け取った

「しっかし花ちゃん強いね〜」

気管に水が入ったようにげほげほと咳をした後に手をぶんぶんとふり、そんなわけないよ！と
全力で否定した、結構律儀な性格のようだ
眼鏡を外し、雨を拭うと眼鏡を地べたに置き、三つ編みを解くと急に立ち上がり

「さぁ！もう一勝負お願いします！！」

そう威勢よく放った





「・・・・チッ」

仕事から帰ってきた神威、物陰から少し様子を覗いているようだ
その後ろからいきなり何してんだ？と阿伏兎が現れるものだからアホ毛をピーンッ！と動かし
阿伏兎をひと殴りして

「何でもないヨ、じゃ、いこっか♪」



何で舌打ちしたのかはまた次のお話


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　　短編終了

えっとー・・・オリキャラ出演でしたが・・・
・・・本当gdgdですいませんでしたあああああ＞＜；；；