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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 幻月の下に唄う ーイナズマイレブンー ( No.254 )
- 日時: 2011/12/11 19:15
- 名前: 天音 (ID: P/D0CuiW)
(11) “彼”から最初のコンタクト
場所は変わってフィールド付近。
「神原、天咲!!お前達どこいってたんだ?」
「え?あ、ちょっと色々あってさ……。」
校舎の方から走ってきた二人の姿に円堂が気付く。
しどろもどろの言い訳をする奏始にいくつかの視線が刺さるが円堂は気にせず話を続けていた。
そしてその様子を校舎付近の大木から眺める少年が一人。
枝に腰掛け高みからフィールドを見下ろす釣り上がった瞳は明るい黄色、葉と共に風に揺らぐ髪は燃え盛る炎のような赤。
明らかに不機嫌な表情で雷門や鏡花のやりとりを見つめる彼は不意に握った拳を強く幹に叩きつけ枝を揺らすと怒りをあらわにこう呟いたのだった。
「救済……だと?裏切り者の魔女が偉そうに言ってんじゃねぇよ。」
荒れた彼の視線の先には藤色の髪に青い瞳を持つ色白の少女。
「結祈……っ!!」
彼の瞳に揺らぐ怒りの炎。
少女はそれに気付くことなく話の中で談笑していた。
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なんつーか……短いっすね←
次かその次くらいで章が代わります!!
参照が1300突破しました、ありがとうこざいます!!
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