二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜正反対の最強双子姫〜 ( No.140 )
日時: 2011/09/03 08:55
名前: 刹那 (ID: CA3ig4y.)

第6話「その頃…」


〜アメリカ〜

少女1「長宮さん!マーク君の好みのタイプ、知ってる?!」

3人の少女が、黒髪のショートをした日本人に訊ねる。

?「知ってるよ。」

少女2「本当?!教えて!!」

?「金髪のショートに水色の瞳をした可愛い系の超美少女で、明るくて天真爛漫で誰とでもすぐ仲良くなれて、超天然+超マイペースでサッカーが物凄〜く上手で、脱走が得意なお嬢様。」

少女3「なっ…何よ!!そんな子、いる訳ないじゃない!!」

乾いた音が響き、3人の少女は文句を言いながら去って行った。

?「それがいるんだよなぁ…もう半年位会ってないけど。」

?「心!」

茶髪をした少年が心と呼ばれる少女に近付く。

心「あっ、一哉。」

一哉「今、何か叩いた音したけど…!!もしかして、頬叩かれたのか?!」

心「平気だよ、これ位。」

一哉「駄目だって!ちゃんと手当てしないと!」

心「大袈裟…それ位、自分で出来るわよ。」

一哉「兎に角、宿舎に行こう。」

心と一之瀬は宿舎に向かった。彼女は「長宮心」ユニコーンのマネージャーだ。強気でサバサバしており、言いたい事ははっきり言う性格だ。


〜宿舎〜

土門「派手にやられたなぁ…;」

心「私は本当の事を言っただけ。」

マーク「相変わらず強気だな。」

一哉「全く…顔に傷でも付いたらどうするんだよ?」

心「あいつ等、ぶん殴る。」

全「「「おい;」」」

ディラン「一哉、湿布取って来たよ。」

一哉「有難う。」

心「だーかーらー!!自分でやれるってば!!」

一哉「怪我人は大人しくする!!」

心「…は〜い…」

土門「おっ、素直に言う事聞いたw」

一之瀬は心の頬に湿布を貼る。心は一瞬、顔を歪めたが大丈夫そうだ。

心「あいつ等、本当にムカつく!私が本当の事教えたのに、何でキレて帰るのよ?!」

一哉「何聞かれたんだ?」

心「…マークの好み。」

土門「で、何て答えたんだ?」

心「金髪のショートに水色の瞳をした可愛い系の超美少女で、明るくて天真爛漫で誰とでもすぐ仲良くなれて、超天然+超マイペースでサッカーが物凄〜く上手で、脱走が得意なお嬢様。」

ディラン「長い説明だね…;」

心「だって、本当の事じゃん。マーク、今だってティアラの事好きでしょ?」

マーク「…ああ。」

心「やっぱり!だから、今でも赤いカーネーション持ってるんだ。」

土門「何の話だ?」

心「爆発事故の時、奇跡的に1輪だけ赤いカーネーションが残ったの。それを、ティアラがお別れの手紙と一緒に入れてたのよ。」

一哉「そんな事が…」

心「マーク、今でもティアラの事が好きだから、告白いつも断ってるんでしょ?」

マーク「…ああ。」

心「…今、どこにいるのかなぁ…」

ディラン「もう半年位、連絡無いね…」

土門「FFIにも参加してないみたいだしな…」

心「ティアラに会いたい〜!!ラティアに会いたい〜!!」

心は澄みきった空に向かってそう叫んだ。





日本の選考試合が終わった頃のアメリカの話です。何となく、書いてみましたw