二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 第2章更新中!! ( No.355 )
- 日時: 2012/10/02 19:18
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
【Memory which remains 〜一度だけの奇跡〜】
朱音「さぁて…探すとしますか。」
沙羅「そうだな。」
少し遠い目をしながら空を眺める。
本当に勝手な奴だよな。
影人「何か探しものか?」
沙羅「寝床を探しています。」
おい、青谷と一緒にキョトンとされても困るんだが。
青谷「なぁ俺達にいい考えがあるんだけど…そこじゃ駄目かな?」
沙羅/朱音「飯と寝床があればどこでもいいさ。」
声を揃えて言う事じゃなかった気がするけど。
とりあえず今晩は野宿しなくてもよさそうだ。
野宿は嫌だぞー。
草の上に何を敷かずに寝るからな。
そしてそこらへんにある安全そうな雑草を焚火で焼く。
本当にワイルドだろ。
沙羅「……………」
朱音「……………」
二人の後ろをついて行ったら吃驚。
日本の伝統を大事にしていそうな大きな家にたどり着きました。
とっても大きいです。
圧巻です。
朱音「…住んでるの?」
影人「中には沢山人はいるけどなww」
窓からは光が漏れ出ており多くの声も聞こえる。
けれど普通に私たちの足はとまった。
青谷「どうしたの?」
いや、どうしたのじゃなくてね。
沙羅「なんか首が飛んでる人いるのですが?」
朱音「思いっきり河童みたいな人がいるのですが?」
「あはは;」とか笑われたけど笑い事じゃないよ?
中で何が行われているのさ!!そんな場所にか弱い女子二人で挑むなんて…
影人「なんとかなるy「なんとかなりません。そのお二方はどちら様ですか?」鴉天狗…」
鴉が喋ったー。
もうこの世界どうなってんの?新手のファンタジー?
青谷「街で巫女に襲われた時に助けた子。家がないみたいだからいいかな?」
鴉天狗「いきません!!もし我々の事が知られたら…」
影人「もう手遅れだって。」
固まった。鴉が空中で固まった。
朱音「いいじゃん♪どうせ明日には私達居ないだろうしねー」
沙羅「そうだな、他言はしないよ。こっちもあんまり私たちの事を知る人を減らしたいしな。」
消えた時に色々ありそうだし。
影人「な?いいだろ。」
鴉「ぐぬぬぬぬ…」