二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: スマブラ&FF 神に呼ばれし戦士達 ( No.29 )
日時: 2011/10/06 06:41
名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)

第24話「金髪の元ソルジャー・クラウドと子供リンク」

〜登場メンバー〜
ピット
子供リンク
リンク
アイク
マルス
クラウド・ストライフ(初)

————————金髪の元ソルジャー・クラウドと子供リンク—————————

ガラガラー

「済まない、子リンは居るか?」

「あっ…クラウドさん」

「ライトがあんたを探してた、すぐ俺と一緒に012組に来てくれないか?」

「はい、勿論良いですよ」

良くあるよねー、こう言うのって。
気が休まらないせいか、リンクさんが静かに怒ってるって感じに見えたんだ。
ピットやアイクが頑張って抑えてても、リンクさんの表情は変わらない。
もしかして嫌なのかい? 子リンを他の奴等に取られるのが。

そんな時だった! 子リンが自分から僕達の方に来たのは。
「大丈夫だよ兄ちゃん、ちょっと行って来るね」と笑顔でそう言い、リンクさんを優しく抱き締める。
おいおい…いいのかな、フォックス達が見てるのに。
何だ…僕の勘違いだったんだね、フォックス達は何も見てないって顔をしながら学園祭の準備をしていた。

———————————ー方、その頃子リンは———————————

「来ましたよ、クラウドさん」

「来てくれたか…実はな、俺達の出し物なんだが。あんたを助けるっと言う舞台なんだ」

「それってあれですよね? エスタ兵に連れてかれた僕を助けに行くと言う…」

「ああ! 俺達はリーダーの説得役なんだが、肝心の主役とヒロインが見付からないんだ」

「分かりました…僕がそのヒロインで、主人公はピット君に任せますよ」

「えっ…、ぼ…僕がですか?」

「うん! 駄目…かな?ピット君」

「…分かりました、僕がその主人公役をやりましょう」

「済まないな…本当は子リンにお願いしようと思ったんだが、人手が足りなくて」

「良いんですよ…クラウドさん、僕の大切な親友の気持ちを断れませんし」

「余った俺等が見送り兵士役をやるよ、クラウド」

「リンク…アイク。済まない、俺の為に」

「よくジタンが言ってただろ? 『誰かを助けるのに…理由が居るかい?』って…」

「そうだな…流石だな、リンク」

「ああ…」

クラウド・ストライフ、か。
この人は同じクラスメイトである少女・ティファさんに好意を抱いている、元ソルジャー。
お互い幼馴染でも、2人の想いは変わらないんだろうね。
そう言うとこが、僕等には構わないよ。

この人に取っての大切な人が、その人なんだから。
そして冒険家・ロックさんには、エアリスさんが居る。
…何が言いたいのかな、僕は。
これでも僕はアリティアの王子、今は皆の幸せを見守るしかないよね。

第25話に続きます。

>何か文字数が今回多かったよねー、子供の僕byトゥーンリンク
>うん! クラウドさんがやっと出て来たよ、今回はby子供リンク