二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *イナイレ*【パロ】反乱分子はあいつ等 ( No.15 )
- 日時: 2011/11/07 23:11
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
Ⅰ亡者の町 ファイル2
5人は近くにあった”旅館”だったであろう建物に集まっている。
鬼「さて、まず自己紹介からいこうか。」
やはりこの場をまとめるのは鬼道だ。
チラ
鬼道の目hあどうしても濫の方に集中してしまう。
それもそのはず先ほどの事は誰もができる事ではない。
そうとうの魔力と研ぎ澄まされた精神、技術が必要になってくる。
これだけの条件を持ち合わせた人間はそうそういない。
綱「俺は綱海条介、水系が得意だ!」
不「不動明王、影だ。」
濫「(めっずらし)」
鬼「鬼道有人だ、俺は能力のほうが得意だ。」
能力とは生まれ持った才能である。
その才能は何時見つかるか分からない。
小さい頃から使える者もいれば大人になってから使える者もいる。
鬼道の能力は『脳内解析フリーダム』。あらゆる物質の成分を分析できる。
雅「私は猪篠雅!だいたいいつも能力を使役してるよ。」
雅は先ほどの残酷な雰囲気は出しておらずまるで子供のようだ。
濫「右城宮濫、水系をよく使う。」
鬼道は勘違いをした。
『こいつは水系の魔法が得意』だと。
鬼「これからどうする、俺たちはこの事件を解決しなければいけない。」
濫「ていうかあんたらどこの組織?」
その場の空気が張り詰めた。
濫はそんな事を気にせず教えろと言わんばかりの視線を鬼道に向ける。
綱「どーすんの、鬼道。」
不「こいつらが敵側だったらやべぇよな?」
3人にしか伝わらない会話。
雅「もしかして…今中央のヴィリアで騒がれてる”レジスタンス”だったりして?ww」
……………沈黙が続いた。
雅「もしかして当たった?」
不「綱海以上に軽いな。」
雅はまだ笑いながら自分の事をほめてた。
濫「私たちは国なんかに関わらないから安心しろ。」
その一言に安心したのか場の空気は軽くなった。
鬼「で、本題からそれたがどうする?」
濫は当然のように言った。
濫「私たちもここに用事があって来た。邪魔はしない。」
そう言い残して濫はその場を離れた。
雅「あーあ、行っちゃった。」
綱「お前は行かなくていいのか?」
雅「あたしは無理。頭より体が先に動くからww」
どうやら雅と綱海は似たような性格のようだ。
不「行ってきたらどうだ?別に今は安全だろ?」
まるで鬼道の考えていることが分かってる様に話しかける。
鬼「すまない。」
そして鬼道もその場を去った。