二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン ------- あの空を染める色 ( No.21 )
日時: 2012/01/04 16:13
名前: ルリ朱雀& (ID: QhGr5xPX)

【6 勝敗の行方】

  角「さあっ、後半、雷門からのキックオフ!」

  角「どちらが先に、ゴールをとるか。」

  染「相手の動きをみる・・か。」


  ピーーーーっっ


  小「そろそろ、点とりたいなぁ。」

  小豆は、そういうと染岡からボールをうばおうとする。

  だが染岡は、一之瀬にパスしてふせいだ。

  そのあと、染岡は、ワイバーンクラッシュをうったが、ふさがれた



  鬼道は、ベンチから雲居を見て、弱点を探していた。

  鬼『あの、4と3のDFは、周りをあまり見ていない。2番のDFと6番のMFは、あまりプレーに参加していない。』

  鬼道は、後半開始から、5分たらずでだいたいの選手のプレーを把握した。

  鬼「それにしても、なぜあのキャプテンは、指示を与えないんだ?」

  鬼「まるで、キャプテンじゃないような。・・・!・・・、雲居には、もともとキャプテンがいたということか・・・。じゃあ、そいつが俺たちが探しているやつなのか?」

  瞳「・・・・・鬼道君、そろそろはいるわよ。」

  鬼「はい。」




  瞳「選手交代。」



  美「んん〜〜、なんだあのメガネ君、いなかったんだ。」

  と「美里、きずいてなかったの?」

  小「私でも、きずいたけど・・・」

  美「・・・・・・・・・・」



  鬼「皆、だいたい雲居の動きはわかった。俺の言うとおりにしてくれ。」

  染「どんな方法だ。」

  鬼「それはな・・・・・・・・・」

  円「えっ、そんなのでいいのか?」

  鬼「あぁ、円堂たのむぞ。」

  円「あぁ、まかせろ。」




  角「試合再開です。」

  鬼「よし、いくぞ。」

  小「いかせてたまるか。」

  小豆と笙が、2人がかりでとめにはいるが、

  鬼「イリュージョン・ボール。」

  小「ちぃっ。」

  鬼道は、DFを突破すると、ツイン・ブーストをうったが、とめられた。

  紫「由羽っ。」

  羽「・・・・・・・」

  由羽は、ボールをとるといっきにあがった。

  美「由羽、パスパス〜〜。」

  由羽は美里に、パスをした。

  美「いっくぜ〜〜。・・・・・カラー・レイン。」

  ボールは、上にいくとボールからきらきら〜〜と、光の帯が現れゴールへむかった。

  円「マジン・ザ・ハンド!」

  円「くっ。」

  美「いけっ!」

  円堂は、ぎりぎりとめた。

  美「くぅう〜っ、こんにゃろ〜〜!!」

  
  円堂は、ボールを蹴った。

  その、ボールを鬼道がとった。

  鬼「円堂っ、こい。今だ!」


  次の瞬間・・・・


  美「ほぇ。」

  羽「・・・っっ・・・!!!!」

  小「あっ」

  青「・・・・!」

  神「うそっ・・!!!!」

  笙「ご、ゴール・・・」

  と「がら空き・・・」

  汐「あの、GK。どうして?」



  鬼「動揺しているな。」



  鬼『それはな、・・・・円堂、お前が攻めればいいんだ。』

  円『そんなのでいいのか?』

  鬼『円堂、たのむぞ。』



  鬼「雲居は、個々の能力はたかいが、チームワークがあまりない。だから、予想できないことがあると対応できない。つまり、ほかのチームがあまりやらないことをすれば・・・・・」

  鬼道は、そのままボールをもって駆けあがり、DFを抜いた。

  小・笙「・・っっ・・・!」

  鬼「円堂、一之瀬、土門!いけっ。」

  円・一・土「ザ・フェニックス!!」

  紫「・・・かるた落とし。」

  紫『・・・・・由梨・・ごめんなさいね。私には、こうした方が貴女の為にいいと思う・・。』

  紫苑は、由羽を見た。

  由羽は、ただ紫苑を見ていた。苦しそうな目で見ていた。

  紫苑は、そっと少しだけボールに力をぬいた。

  すると、あっけなくボールはゴールへむかった。

  円「やったっ!!!」



  ピィィィィッッ——


  角「試合終了!勝ったのは、雷門だぁっ!」

  円「よっしゃぁ、勝ったぜっ!」




  小「あぁ〜〜あ、負けちゃった・・・。」

  早「で・・でも・・・、大接戦・・でした。」

  と「久しぶりに、試合もできて楽しかった♪」

  美「そうだな。」


  紫「由羽、ごめんね。私は、由梨の為になると思って・・」

  羽「紫苑さん、謝らないで。」

  紫「・・っ・・ごめん。」

  羽「・・・・・」



  由「負けた・・・・」

  ?「やっぱり、負けたか。・・由梨もこれで、戻ってくるのか。フィールドに・・・。さて、あの人はどうでるか。」