二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.287 )
日時: 2012/05/08 20:29
名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)

ん。ルキア視点に戻ります

第19話 アクマの群れ

「ん…」
ふと目が覚める。そういえば、汽車に乗ってたんだっけ。
向かい側にアレン君。隣にリナ姉が座っている。
窓をみると、あたり一面にオリーブ畑が広がっていた。
「まだ、オリーブ畑なんですね。」
「次の駅までずっとこんな感じみたいよ」
そうゆうことを聞かれうんざりする。
と、その時のことだった。汽車が、急ブレーキをかけたようで少し前のめりになる。
「何があったんだろう」
『アクマの気配が近くなった。かなり大量にいる』
それじゃ、まさか、アクマが。
「リナリー、ルキア。アクマです。」
「じゃぁ、あそこにいるのは」
そうか、汽車をとめてるのはアクマ。この汽車にのっててよかった

「「「イノセンス、発動」」」

俺は、まず最初にクロから双剣をうけとってから一番前へ走った。
そして、駅員に話す。
「ここは、危険だ。はやくいった方がいい。」
「あ、はい!!」
そして、汽車を走らせる。その汽車を止めようと邪魔するアクマを次々と破壊していく。

「…終わったわね」
「いや、リナリー。まだいる。」
また、奥からアクマがぞくぞくと現れる。そのたびに次々と破壊していった。
やっとおさまったという頃には、もう太陽は、沈みかけていた。


「あぁ、お腹減ったぁ」
「そうですね。でもさすがにオリーブの葉は、食べられないと思いますよ」
「え? なんで僕が思ってた事がわかったんですか?」
「…あ、なんか無意識に。私も同じこと考えてましたから。」
「それより、なんであんなに大量のアクマが…」
はぁ。アクマのせいでご飯の消費が激しい。
なんで今日に限ってこんなにアクマが現れるんだろうか。
すごく疲れる…。



『千年公がまともに動き始めたのか。』