二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.422 )
日時: 2012/06/17 10:28
名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)


「ル・・・ギ・・! ルギア! 起きて下さい。つきましたよ」
「あぁ?」
どうやら小舟の上で眠ってしまっていたようだ。
リナリーに顔を預けて。
「あ、ごめん。リナリー」
「だ、大丈夫よ」
コムイにリナリーが連絡をとって手掛かりをみつけた、と聞いて今その手掛かりを見つけた場所へ移動してきたのだ。
起きてみて、ブックマンとクロウリーがいないことに気がつく。
「クロウリーとブックマンは?」
「先にどっかいったさぁ。きっとどっかで策をねようとかあんとか〜っていってお茶でも飲んでるんさぁ」
「………」
とりあえず、陸地に立ってブックマン達を探す。
したら、すぐに見つかった。ラビが、それをみて走り出す。
「って、本当にのんびりお茶なんて飲んでる暇じゃないさぁ!!」
「しいては、ことをしそんじる。ここまでくれは、目的は、目と鼻の先。ここは策をねるべき」
…さすが長いつきあいをしてるだけあるんだな。
ほとんどあたってる。
「まぁいいじゃないですか。」
「アレン、お前マジで元帥を見つけたくないって思ってんだろう。」
「とにかく、せっかく来たんだから少し街の中をみてみましょうよ。」
リナリーの意見に賛成し、街の中を歩くことに。
いろいろだべっていたら、リナリーのことも何か少しだけ分かった気がする。
「あ、ティム!!」
遠くからデブ猫が走って来てティムを銜(くわ)え、どっか走っていく。
「ティムがいないと最後の最後で元帥を見失ってしまうさぁ!!」
デブ猫を追いかけて、走る。
「ケルシー、お前ならおいつけるだろ」
「(うん、あんなデブ猫簡単に追い付けるよ)」
ケルシーは、俺の方から飛び降りて猫を追いかける。
ちょうど、人気がなくなった所でケルシーが形態変化(フォルムチェンジ)したのが分かる。
デブ猫がティムを捕まえて、ケルシーが、デブ猫を捕まえて…
「よかったな」
ケルシーがデブ猫をつかまえたのは、橋の上のようだ。
すぐにデブ猫は、ティムを吐き出す。ケルシーもデブ猫を吐き出す。
デブ猫は、どこかへ逃げていき、ケルシーも小さくなる。
「ティム、気を付けろよ。」
「猫に食われやすいんだな」
アクマの気配。6体ぐらいか。近くにいる。
「ラビ! 伏せて下さい!」
アレンがイノセンスを発動させ、打つ。ラビは危機一髪でしゃがむ。
その後もアレンが2体、ラビが1体、リナリーが2体、俺が1体破壊。
ここまでアクマがいるとは。
「こえぇよ! アクマよりアレンがこえぇ!!」
「え? なんでですか?」
「急にイノセンス発動させるかよ!!」
「だって、アクマが…」
「アクマが倒せれば俺は死んでもいいのかよ!」
「ここで喧嘩してても仕方ねぇよ。早く元帥を見つけよう。アクマが、狙ってる」
ちょうど、クロウリーやブックマンとも合流して、この街で情報を集めることに。