二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.117 )
- 日時: 2012/05/20 19:02
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: テスト、無事に帰ってきました!!理科がギリギリだった…;;
第23話「チームKVS海の悪魔姫」
休憩中、ラティアは鬼道、不動、佐久間を呼び、小声で何かを伝えた。
佐久間「?!それは本当か?!」
ラティア「えぇ。」
鬼道「…気付いていたのか。」
ラティア「私の勘、甘く見ないでくれる?」
不動「だが、まだ未完成だ。…まぁ、後半でやるつもりだったけどな。」
不動がそういうと、ラティアは説明を始めた。
円堂「なぁ、フィディオ。本当に、ラティアを試合に出して良かったのか?」
フィディオ「正直良くないけど…、チームKも認めてくれたし、もうやるしかないんじゃないかな。」
円堂「そっか…。」
ラティア「何話してるの?」
話が終わったのか円堂の後ろからヒョコッとラティアが現れた。
円堂「うわぁっ!!!吃驚したぁ…。ラティアかぁ…。」
ラティア「フフッ、ちょっと驚かせてみたの。」
悪戯っ子のような笑みを浮かべるラティア。円堂は溜息を吐いた。
円堂「あっ、そうだ。俺、前からラティアに訊きたいことがあったんだけど…、」
ラティア「何?」
円堂「ラティアと鬼道のプレーって何となく似てる気がするんだよなぁ…。どうしてなんだ?」
ラティア「!!!…それは守の気のせいね。」
円堂「そう…、か。急に変なこと聞いてごめんな。」
ラティア「気にしないで。…後半が始まるわよ。」
円堂「ああ!」
後半開始。ラティアにボールが回り、ラティアは1人でDFを突破した。
ラティア「有人!!」
鬼道にパスが回り、不動、佐久間との連携必殺技「皇帝ペンギン3号」が決まった。
円堂「同点だ!!あいつ等、やったな!!」
ラティア「やったわね!3人とも!」
鬼道「ラティアのおかげだ。あの時、お前のアドバイスがあったからできたんだ。」
ラティア「そんな…///完成させたのは貴方達よ。」
ラティアは少し照れ、はにかみながらそういった。
チームKボールで試合再開。デモーニオがドリブルであがる。
ラティア「…下手くそなドリブルね。」
ラティアは嘲笑うようにデモーニオの耳元でそう囁き、デモーニオからボールを奪う。
ラティア「貴方達、自分達のことを『究極』だとか『最強』だとか言ってたけど…、自惚れるんじゃないわよ!!そんな人から与えられた力で強くなった時点で、貴方達はクズ以下よ!!」
ラティアの叫び声がグラウンドに響いた。そして、ラティアは不敵な笑みを浮かべた。
ラティア「私、守やフィディオみたいに優しくないから、貴方達を許せないの。」
フィディオ「ラティア…?」
ラティア「クズの人間どもよ!!私の召使となりなさい!!アクアマリオネット!!」
円堂「フィディオ!!あの技…!!」
フィディオ「ああ…!!アメリカのFF決勝で使われた恐ろしい必殺技…!!あの糸に絡まった者は、ラティアの言うことを聞くしかない…。」
ラティア「これだけで済むと思ったら大間違いよ!!エアロブラスト!!」
水色の竜巻がチームK陣内を粉々に壊した。竜巻が消えた後、チームKの選手は全員倒れていた。その光景は、1年前のアメリカのFFの決勝戦と同じだった。
不動「試合は無理だろうな…。」
鬼道「ああ…。」
ミスターK「イタリア代表の座は…、君達オルフェウスだ。」
全「「「!!!」」」
ミスターK「だが、イナズマジャパン。君達、日本代表がこんな所にいて良いのかな?」
不動「何?!」
ミスターKはモニターをつけた。そこには、イナズマジャパンとジ・エンパイアの選手達が集まっていた。
ミスターK「試合は3時から。お前達無しでどこまで戦えるかな?」
鬼道「まさか影山!!お前が試合に手を…!!」
ミスターK「そこでイナズマジャパンが負ける姿を、じっくり楽しむんだな。」
そういうと、ミスターKは去っていった。
ラティア「待ちなさいよ!!影山!!あんたのせいで…、私の家族は壊された!!あんたがいなかったら…、お父様もお母様も死ななかった!!お父様とお母様はあんたが殺したのよ!!私はあんたを絶対に許さない!!必ずこの手で…、」
その時、ラティアの体がフラッと傾いた。地面にぶつか直前、間一髪のところでフィディオが受けとめた。
フィディオ「ラティア…、お疲れ様。俺は今からラティアを別荘に連れていく。守達はスタジアムに向かってくれ。今から行けば、まだ間に合うかもしれない。」
円堂「分かった!!ラティアのこと、任せたぜ!!」
***
ティアラ「私が出てない〜!!」
姫佳「し、しょうがないじゃん!!」
フィディオ「姫佳、殺してもいいよね?(黒)」
姫佳「それは困る!!;;」
ティアラ「ふ〜ん…、ラティアをあんな目に遭わせておいて口答えするんだ…^言^」
姫佳「Σティ、ティアラ姫…?!」
フィディオ「ティアラ、よろしく。」
ティアラ「OK!!地獄の太陽で焼け死んでよね!!」
姫佳「ひえ〜!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/」