二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

其の六 【このクラス泣けるわコレ】 ( No.27 )
日時: 2012/07/16 18:17
名前: ナル姫 (ID: fCAUmeG6)




【from才蔵side】

伊佐那海と別れて教室に向かう。もう猿と変態はいた。そしてあの魔性の女も既にいる。…つかさ。

「…御早うございます」

何でテメェまでいるんだ朝の女ァァァァァァァァァァァァ!!!?然も猿の隣かよ!!つか同じクラスだったのか!!!?
「あ…御早う…ございます…」
小さく返すと、おっさん、もとい担任が入ってきた。
「おーい席着けー」
急いで席に着く。その時雲風が元気に話しかけてきた。
「おはよ!才蔵!」
「はよ」
簡単に返した。顔は見ちゃダメだぞ俺!落ちないようにしろよ俺!!!!
「今日はのう、昨日出張でいなかったうちの副担任を紹介するぞ」
言ったのと同時に、教室のドアが開き、何か知的なやつが入ってきた。…なんか朝いた女と似てる気がすんなぁ…。
「明智光秀です。よろしくお願いします」
…何か苦手だわ、俺…。
溜息をついた瞬間だった。
「御父様」
何ィ!?御父様!?誰だ御父様って言ったの!!回りを見渡せば全員の視線が朝の女に集中している。
「御父様は一年の学年主任になる筈では?」
「娘よ、父はお前の行く末が心配でならん。校長にある事をして無理矢理このクラスの副担任に任命していただいた」
ある事って何!?何をしたんだアンタ!!つか父娘かよ!どんな親バカだよ!?
「全く…なんだこのクラスは獣が多すぎる!特にソコの!」
明智は鎌之助を指差した。あぁ?と鎌之助はがんを飛ばす。
「なぜナイフを持っている?不必要だ。預けなさい」
「ハァ!?意味わかんねぇよ!」
御尤もです。
「それにソコ!」
次は佐助。言われた瞬間ビクッとしていた。うんまあ、まさか自分に来るとは思わねぇだろうな。大人しいしな、お前。
「隣の席は要注意だ。草食系男子の顔しているが、男は皆獣だ。気を付けるんだぞ」
……何だったんだ、今の親バカは。
明智…珠だっけ?の方を見ると、そいつは佐助をじっと見ていた。
…オイオイまさか…父親の言うこと守らずに猿とくっつこうだなんざ…。

「ネクタイを緩めないで下さい」

ソコかィィィィィィィィィィィィィィ!!!!






→珠様、こんな感じになりました。
話の都合上光秀さんを先に出させて頂きました。次回、雛罌粟さんと奏君が出ます。