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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【短編】君と歩いた通学路【主にIb&バカテス】 ( No.9 )
- 日時: 2012/09/30 00:41
- 名前: 愛河 姫奈 (ID: sC1Xeyy3)
- 参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/
(メアリー)
外に出たいと願い
二人を連れ込み
偽りの薔薇を
(ギャリー)
薔薇を奪われて
不完全な体
不思議な美術館
(イヴ)
アナタと一緒に居たかったの
なのに 薔薇は 無残に 奪われ
抑えきれない 漏れる声は
誰もを救えない
(ギャリー)
交換して 取り戻した
アンタの赤い命の薔薇を
(メアリー)
燃えてく額縁
消えていくからだ
溢れる涙でかすむの
「ごめんなさい。イヴー…」
(ギャリー)
嘘偽りの太陽
そこで約束した
「マカロンを食べに行きましょ」
(メアリー)
もう 戻りたくない
このまま 二人で
帰ってしまおう
(イヴ)
絶対帰って見せると
約束を叶えるって信じて
素直な自分じゃなくなるなら
(三人)
狂ってしまえばいい
全て 花弁を
奪われてしまって
重なる手のぬくもりは
「IMITATION」
炎が揺らめき あたしを囲むの
イヴが見えなくなる—…
Please teach me the answer?
(ギャリー)
常識なんて此処にはない
痛みを受けるのはアタシだけでいい
(メアリー)
最後にアナタの言った
言葉を聞いて
(イヴ)
いつもずっと 三人 が よかった
一人ぼっちじゃ寂しいんだよ
二人じゃ 誰かが一人になるからさ
だったら 私がー…。
(三人)
「IMITATION」
冷たい肌に 消えない口痕(きずあと)
記憶のすべて何もかも 絵に沈めて 堕ちていく
愛し愛され 狂いそうな程に 甘く熱い温もりは
「IMITATION」
麻痺する感覚 遠くなる意識 溢れる想いと真実
黒で塗り潰して
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