二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 鋼の錬金術師×学園アリス
- 日時: 2010/02/10 19:15
- 名前: キナコ☆ (ID: YIyIMDeD)
消えたよ消えた〜〜……
疲れた……(ハァ……)
でもめげない!くじけない!
最後までできるだけ頑張りたいと思います!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.145 )
- 日時: 2010/01/31 18:22
- 名前: キナコ☆ (ID: ESJvCUA5)
59話 『引き止める人物』
稀羅 『で、何するの?』
廉 『そのまま。学園破滅。』
蜜香 <どうやるの。>
廉 『そうね。まず蜜香が盗みで皆の目をくらませる。その間に私と稀羅は学園を破壊させる。どう?』
稀羅 『いいんじゃない?』
蜜香 <いいね。>
うちと稀羅はとりあえず納得。
本当は納得なんてしてへんけどな。
廉 『じゃあまた後で。』
稀羅 『えぇ。私達も行こうか、蜜香。』
蜜香 「そうやな。」
うちらの行き先は校長室。
蜜香 「じゃあ行こう。稀羅」
稀羅 『えぇ。』
うちと稀羅は歩きだした。……はずやった。
蜜香 「え?」
うちは後ろをゆっくりと振り返った。
蜜香 「……棗。」
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.146 )
- 日時: 2010/01/31 18:30
- 名前: 志筑 ◆aIk.35GwhE (ID: JryR3G2V)
それは良かった♪
キナだって優しいもん♪
更新見たよ!凄い良かった!
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.147 )
- 日時: 2010/01/31 18:35
- 名前: キナコ☆ (ID: ESJvCUA5)
やっ優しい!?嬉しいよ^^
志筑も優しいし♪褒めあいだね☆
更新も頑張るぜぃ↑↑
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.148 )
- 日時: 2010/02/01 22:14
- 名前: キナコ☆ (ID: fFMoervE)
鋼の錬金術師☆番外編 エド編
——人体錬成。禁忌。真理の扉。
アルの体。俺の左足。俺の右腕。
——母さん。
アル 『……さん……兄さん……起きてよ兄さん』
エド 『う……うぅん……。』
エドは目をごしごしとこすった。
アル 『兄さん、やっと起きた。』
エド 『あぁ……。悪いな、アル。』
アル 『急ごうよ、兄さん。』
エド 『あぁ……。』
今日は母さんのいなくなった日。
あの笑顔が消えた日だ。
エド 『…………』
エドは右腕を見つめた。
アル 『兄さん……準備——』
アルはエドの右腕を見る姿を見て声を失った。
エド 『人体……錬成。』
エドはぽつりとつぶやいた。
アルはドア越しにエドを見ていた。
エドは銀時計を開いてまた閉じた。
エド 『消えない……罪。』
太陽の光がエドの顔を照らした。
金色の瞳が輝きを増す。
エドは目を軽くふせた。
何も見たくない。
と言う様でもあるように。
エド 『アルフォンス。』
アル 『あ……準備、できた?』
エド 『あぁ。行くか、アル。』
消えない罪。消えない過去。
俺の右腕と左足がその証拠。
代価。アルの体。
——賢者の石。
アル。俺はお前を守る。
何を失ったとしても。
必ず、次は守って見せるから——。
だから…………。
エド 『アル。探そう、賢者の石を。一緒に。』
アル 『……うん。そうだね。』
青い、青いはればれとした空が
2人の背中を押すように——。
どこまでも、続いていた。
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.149 )
- 日時: 2010/02/02 17:24
- 名前: キナコ☆ (ID: gUuaCkKN)
60話 『錬金術の困難』
蜜香 <どうしたの。棗。>
棗 『……いや。最近新野と仲がいいんだな。』
稀羅 『まあね。色々あるのよ。』
蜜香 <とりあえず離して?痛いから。>
棗 『あ、あぁ……。悪い。』
棗がパッとうちの手を離した。でもその瞬間……。
蜜香 (ズキン……ッ)
心がすごく痛んだ。嘘や、嘘なんや棗。
本当は離してほしくないんや——……。
ずっと握っててほしかったんや。ずっと。
稀羅 『……蜜香、行くわよ』
蜜香 「あ、うん。またな、棗。」
棗 『あ、あぁ。またな蜜香。』
うちらは校長室に向かった。少し緊張する。
なぁ廉ちゃん。もうやめよ?もう……やめよう?
馬鹿な事やめよう?廉ちゃん。馬鹿やで、廉ちゃん。
蜜香 「稀羅。」
稀羅 『何?蜜柑。』
蜜香 「うちはこの世界も救う。廉ちゃんも。でも」
うちは大きく息を吸ってはいた。深呼吸。
蜜香 「今、うちらの居場所はここじゃない。」
稀羅 『……そうね。錬金術世界ね。』
蜜香 「あれ?今思えば錬金術って何?」
稀羅はうちを見て「プッ」と吹き出した。
稀羅 『錬金術。それは物質を理解して分解して再構築する。錬金術の基本。等価交換。まぁ、簡単にいえば無から有は作れない。って事。』
蜜香 「全然簡単じゃない……じゃあ人体錬成は?」
稀羅 『人体錬成。人間を錬成する錬金術。これは錬金術界では禁忌と呼ばれているそうよ。だけど絶対に成功しない。人は生き返らない。それが真実。』
蜜香 「なんとなくわかる……。」
稀羅 『そして生まれるのが……人造人間。』
蜜香 「人造人間……。特徴は?」
稀羅 『特徴……。そうね……。ウロボロスのいれずみがある……ぐらいかしら?そして、不老不死。』
蜜香 「ウロボロスの……いれずみ。」
稀羅 『まぁ……。色々むずかしいわ……。着いた』
うちはごくっとつばを飲み込んだ。
稀羅 『さて……。探りに行きますか……。』
蜜香 「……うん。」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49