二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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モンスターハンター イクス
日時: 2009/08/21 02:05
名前: 獅子 (ID: xwXeKUvt)

こんにちは!
獅子といいます。
モンハンの小説書こうと思います!
上手くないのですが、頑張りますのでよろしくお願いします!
じゃあ、登場人物紹介&地名紹介。
ポッケ村
ギルドがある村。基本的にはハンターがよく集まる所。
イクス(16)
この物語の主人公。気が付いたらこのポッケ村にいた記憶消失の少年。戦闘能力が高い。よく使う武器は太刀。

ゼルガ(16)
イクスが初めてポッケ村であった少年。優しい性格でイクスが倒れているところを発見し、介抱した。ハンター志望。

ジェット
野良アイルー。昔、主人を失ってからは一匹で狩りに行っていた。イクスのハンターの先輩でイクスにハンターの基礎知識を教える。使用武器は昔の主人からもらった西洋剣。

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Re: モンスターハンター イクス ( No.37 )
日時: 2009/09/08 08:32
名前: 哭辿 (ID: JuK4DjxF)

突然の展開ですね!!
グルリオスどんな能力を持つのか………

Re: モンスターハンター イクス ( No.38 )
日時: 2009/09/08 16:38
名前: アビス (ID: uel4dy6s)

合成獣ですか〜w

かっこいいですね

Re: モンスターハンター イクス ( No.39 )
日時: 2009/09/08 23:21
名前: 獅子 (ID: xwXeKUvt)

あっというまに15日が過ぎた。イクスは何をするでもなく、ダラダラとベッドで過ごし、ゼルガはいつもどこかに行っていた。
ゼルガ「怪我は治った?無理しちゃだめだよ」
イクス「まあな。それよりもお前はどうなんだよ?ところどころに傷があるじゃねえか」
ゼルガ「修行だよ」
イクス「ふーん」
客観的にはなにも変わっている様子はない。
ゼルガ「そのうち見せるさ。……時間だ。行こうか」
イクス「そうだな」
ギルドはいつもより賑わっていた。数えただけでも20〜30人いるだろう。
「久し振りね」
イクス「その声は……」リューツだった。後ろにはマザードもいる。
ゼルガ「お久し振りです。やはりリューツさん達もこのクエストに?」
リューツ「ええ。報酬も高いし、最近暇なのよ」イクス「アンタらはもう上位クラスなんだよな?」
リューツ「もうG級よ。このクエストは上位の最初ぐらいのものだろうけど」
「静粛に」
ギルドの偉い役職らしき人物が声を出す。
「諸君には今からすぐにクエストに向かってもらう。場所は火山だ。今から支給品を渡す」
すぐに支給品が配られる。応急薬6つ、クーラードリンク3つ、携帯食料4つと基本的なものだ。後は各自で用意しろということなのだろう。
「健闘を祈る」
そのまま船に乗り込む。リューツ「火山に着いたらクーラードリンクをすぐに飲むのよ」
イクス「そんなに暑いのか?」
マザード「ありゃ暑いどころじゃねえ。飲んどかねーと死ぬな」
ゼルガ「大変ですね……。あっ、見えてきましたよ!」
遠くから見るとまさに灼熱の大地という表現が似合う。山からは溶岩が噴き出していた。
リューツ「着いたわ。後は連絡を待つだけね」
このクエストは先に何人かのハンターが様子を見に行き、特徴を皆に伝える。その後に皆で準備をしてから向かうというものだ。特徴が分からないクエストではこういった対処をすることが多い。そのため先に行く何人かのハンターは熟練ハンターが行くことになっている。
イクス「誰か戻って来たぞ」
マザード「待て。様子がおかしい。センバツ隊は10人は行ったぞ」
しかし帰ってきたのは一人だけだった。その理由を考えるのは容易だ。
リューツ「そんな……。行った連中はかなりの熟練ハンターよ!?」
よろよろと戻って来たハンターにすぐに駆け寄る。
ゼルガ「何があったんですか!?」
「俺達がヤツを見つけ、引き返そうとした瞬間にヤツは俺達に気付いた……。逃げる前にあっというまに皆死んでいった。とくにブレスでな……」イクス「どんなブレスだったんだ?」
「それは……」
すると突然男は血を吐いた。それも尋常ではない程に。そしてそのまま動かなくなる。
マザード「これは……細菌だ……」
男の顔には赤黒いはんてんが浮かび上がっていた。
リューツ「厄介なクエストを引き受けたものね……」
熟練ハンターの死。それはイクス達にグルリオスがどれほど強大なモンスターを知らしめるには十分だった。

Re: モンスターハンター イクス ( No.40 )
日時: 2009/09/11 23:33
名前: 獅子 (ID: xwXeKUvt)

途端にハンター達に驚きと恐怖の表情が浮かぶ。誰かが声をあげるだけで連鎖し、パニックになる。
イクス「駄目だ。こいつら使い物にならねえよ」ゼルガ「無理もないよ。センバツ隊の人達は自分達よりも強かったんだからね」
リューツ「全くね……。でも戻ることも出来ないし」
なぜなら特別クエストは倒すまで帰ってきてはいけないという掟がある。理由は一つ。それは秘密保持のためだ。
本来ならば知られてはならないモンスターを狩りに行くのだ。狩った人間には口止め料として高額な金を払う。しかし死にそうな人間を助けることはないというのがギルドの暗黙のルールだ。
「おいっ!皆!このクエストをクリアした者には10万払うって言ってたぞ!」
「本当か!?」
「ならオレも!」
マザード「ちょっと待てよ!」
聞く耳持たず。皆は火山の奥地に入っていった。残っているのはイクス、ゼルガ、リューツ、マザードとあと二人。
イクス「さっきのを言ったのはお前か?」
「そうだゼ」
マザード「余計なことしてくれたな」
「フン。綺麗事を言うナ、お前。ライバルが減ってよかったじゃねえカ」マザード「ってめ!」
リューツ「よしな。コイツの言うことはあながち間違ってはいないじゃないか」
マザード「しかし……」ゼルガ「どういうことです?」
リューツ「キメラの個体生存は極端に低いのよ。放っておけば10日で死ぬぐらいね」
無理矢理に遺伝子を混ぜたものはバランスが崩れることがしょっちゅうあるらしい。
「そういうことダ」
イクス「ふーん。で、こっちの鎧は?」
隣りには全身を鎧で包んだ人間がいた。顔も兜を被っているので性別も分からない。
マザード「奴は『断罪者』って呼ばれるハンターだ。とにかく無口なんだが腕はたつぞ」
イクス「へえ……。よろしくな」
イクスはそっと手をさしだす。
断罪者「……」
言葉は喋らなかったが握手は成立した。
ゼルガ「さて。行きましょう。皆が心配ですし」リューツ「そうね」
5人は行く気だが男は行く気が無いらしい。
「勝手に行ケ」
イクス「言われなくてもな」
こうして5人は火山の奥地に入って行った。
「さて、ト」
煙草でも吸おうとした瞬間、
「バカナ……!なぜこんなところニ!?」
グルリオスはギルドのテントに姿を見せた。
「クソーー!!」
ブシャッと、男の全身からは大量の血が流れ出す。
恐怖はまさに今始まった

Re: モンスターハンター イクス ( No.41 )
日時: 2009/09/12 07:37
名前: 哭辿 (ID: Kw9a5dyG)

細菌ガス……喰らったら即致命傷ですねvv
炎とか水よりよっぽど恐ろしい………
最後の人は運が悪かった(合掌vv


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