二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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BLEACH〜ショート(?)ストーリー〜
日時: 2009/09/16 21:52
名前: 風梨 (ID: u2Na5wQQ)

 つくっちゃった♪

荒らし、迷惑コメントetc……は禁止ね〜

 初めてだから緊張してます!

過去の話しを中心とするつもりなので、始めは『朽木家』のことかな。(白夜が中心)
 その次は、一護か恋次。

コメント、よろしく〜!
 頑張ります!

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Re: BLEACH〜ショート(?)ストーリー〜 ( No.40 )
日時: 2009/10/03 20:41
名前: *:;;;:=恋羽=:;;;:* (ID: /.h6ls2B)
参照: ☆⌒+。リズ*ウサだよォmm。+⌒☆

コメ遅れてゴメン!!
次で最終かぁ〜...
最後まで頑張ってね⌒☆

Re: BLEACH〜ショート(?)ストーリー〜 ( No.41 )
日時: 2009/10/04 02:20
名前: 風梨(カゼナシ) (ID: u2Na5wQQ)

 第六話 

 緋真殿の命日の為にもらった一時的な休みだったので、今日の夕方には現世へと発たなければならない。

 なので、私は浮竹隊長にあいさつに伺おうと、13番隊隊舎に行った。


 「失礼します。浮竹隊長」

 「朽木か!ちょうど良かった」

 ふすまを開けて中に入ろうとすると、布団に寝ていた浮竹が上半身を起こして誰かと話しをしていた。

 その人物はルキアに気づくとぎこちなく片手を上げた。

 「よう!ルキア」

 「れ、恋次!何故、貴様がここに……」

 「阿散井君が、練習場を貸してほしいと申請してきたんだ」

 浮竹はにこやかに言った。

 「そーゆうことだ、一差しやろうぜ!
 いっつも虚相手じゃ、腕も鈍るだろ?」


 っということで、私は恋次とともに13番隊裏の練習所にいる。

((キン キーン!!

 刃と刃が交わる

『少し、辛くなってきたな……』

 そう考えた私は、少し場を取って鬼道を使う事にした。

「破道の31、赤火砲!」

 ……考えはよかったが、いきなり移動をしたせいでバランスを崩してしまい、赤火砲は崖の岩に当たった。

「は!何してんだよ!」

 「い、今のは足下が滑っただけだ!」

 「油断すんな……

  ((ゴン!
          イッテェェー!!」

 砕けた岩の一部が恋次の頭の上に落ちた。

「ゆ、油断したのはお主の方だ!恋次!」

 チャンスを自分の物にしたルキアの発言だった。

それが、恋次には悔しかったらしい……

 「…………コノヤロー!
     破道の31!!!」

 「ば、ばか!ここで貴様が鬼道を使ったりしたら……」

遅かった。

「赤火砲!!」

 (((ドーーーン!!

凄まじい音がして辺り一帯が煙におおわれた……………





 「いってててて………!」

 「動くな、全く……このたわけが。
   私まで巻き添えを食らってしまったではないか」

 恋次の傷を鬼道で治したルキアが、自分の装束についた埃をはらいながら文句を言った。

 「だから、悪いって言ってるじゃねーか」

 「それが、謝っている奴の口調か!」



 そのまま休息を取る事にした。

 久しぶりに流した汗は気持ちがいい。

 「なあ、恋次」

 「ん?」

竹筒から水を飲みながら恋次が振り返った。

 「兄さまの命か?」

隣からひどく咳き込む音が聞こえた。

 「な、なんだよ……いきなり」

ルキアは鼻で『フッ』っと笑った。

「たわけが、貴様の考えている事ぐらいわかる」

 


『ったく、こいつに隠し事はできねーか……』

 ルキアの言った事は図星だった。

 命といっても強制的なものではなく、現世にい行く前にルキアの様子を見に行ってやれ……との事だった。

『緋真はルキアを捨てた過去を持つ……そのことを知ってもなお、ルキアは毎年命日には帰ってきてくれる』

 朽木隊長が言っていたことが、恋次の頭でずっと引っかかっていた。

『心を痛めているのではないか』
 
 そんな事もいっていた。

 それは恋次も考えていた。

『そりゃあ、ちょっとはルキアは恨んでるんじゃねえかな……緋真さんの事……』

 もしそうなら慰めてあげたい。それで取った行動がこれだった。

我ながら不器用だが、それしか思い浮かばなかった……




 「なあ、ルキア」

 「なんだ?」

 改まって聞こうとするとどうも照れくさい。

 「いや、そのー……ルキアはさ、やっぱ恨んでたりするのか?
……緋真さんのこと」



 『しまった!!』



 そういった直後にそう思った。

ルキアは驚いたような、少し悲しげな表情をした。



 「べ、別に!無理して答えなくてもいい!あはは、悪かったなこんな事聞いて……」

 完全に慌ててしまい、もう笑うしかなかった。



「………やっぱり、恨むべきなのだろうか?」

 遠い目をしてルキアが言った。

「は?」

「いや、どうも恨む事が出来ないのだ……」

あまりにも予想していなかった応答に驚いて、何も言う事ができなかった。

 しばらく沈黙が続いた。

そして、ルキアが口を開いた。

「昨夜、兄さまが私に、桃饅頭をくださったのだ」

「え!」

『そうか、やっぱり朽木隊長はあの時………』

ルキアは昨日の出来事を俺に話してくれた。

全部話してから、ルキアは一息ついて続けた。

「兄さまは心から緋真殿のことを愛している。
 きっと、命日には毎年、緋真殿の為に祈りを捧げているのだろう……そんなに大事にされている姉を、恨む事自体おかしいではないか」

 そのとき、何となく声が出なかった。

 ルキアの前向きな、力強い思考に圧倒されたのだろう。

それか………………。




((ガサガサ

 二人は音がした方を見た。

そこには浮竹が気まずそうに立っていた。

 「邪魔したかな?」

 「いいえ!そんなことありません」

 「そうか……ならいいんだが。
 ルキア、案外と早く門が開いてな、今すぐにでも発てるのだが」

 「……そうですか、では、もう行く事にします」

 そういうと、ルキアは立ち上がった

 「あ、じゃあ俺……」

『見送りに行きます』

 っと言う前に、

 「見送りならいらんぞ」

と、ルキアに遮られた。

 「いちいち、そんな事しなくてもいい。
 それより、自分の仕事に戻ったらどうだ?」

ルキアはイジワルっぽく笑ってそういった。

 その笑顔をみて、ようやく俺は

 『大丈夫そうだな』

っと確信する事ができた……。
 
 

Re: BLEACH〜ショート(?)ストーリー〜 ( No.42 )
日時: 2009/10/04 02:58
名前: 風梨 (ID: u2Na5wQQ)

 番外編 そのころ……

 ルキアと浮竹隊長と別れてから、6番隊に戻る事にした。

そして、6番隊隊長室の前に立っている。

 「副隊長の阿散井です。隊長はいますか?」

 少し置いてから「入れ」と言う返事が聞こえた。

 「失礼します」

 「………何用だ」

 「朽木ルキアが現世へと発った事を報告に参りました」

 「……そうか」

 隊長の顔からは、あいかわらず何も読みとる事ができなかった。

 「それともう一つ……」

 「……………。」

無言でいるが、構わず続けた。

 「……ルキアは、緋真さんの事を恨んでいません。
  さっきも、元気そうに戻って行きました」

 その時の隊長の顔を見る事は出来なかった。

 そういい終わると、俺は深々と頭を下げ、隊長室を後にした。

 ただ、一瞬だけ、ほっとしたような空気が流れたのを感じた。

 『やっぱり、ルキアって本当に大事にされてんだな………』

 何故か、足が軽くなった………。


ー その時、ルキアは現世に到着した。

 
 ((コンコン

 『ん?今窓を叩く音がしたよーな……』

机に向かって勉強をしていた一護が窓を見た。

 「一護、ここを開けろ!」

 ルキアがジェスチャーで伝えている。

 「ルキア!思ってたより早かったな」

窓を開けながら、一護が言った。

 「みんな、元気にしてたか?」

 「まあな。恋次が結構強くなっていたぞ。お前も負けられんな」

 「うっせーよ………白夜は?」

 今回、緋真殿の命日とあらかじめ言っていたので気にするのも無理はない。

 「貴様に心配されんでも、元気にしていた」

 「へー……しっかしな〜」

 「……なんだ?気になるではないか、話しを途中で止めるな」

 「いや、白夜ってあんな無愛想なのに、ちゃんと奥さんがいたんだな……って」

 一護は何となく言ったつもりだったのだろうが、それにルキアは怒ったらしい。

 「一護……兄さまに奥方がいるのがおかしいと言いたいのか」

 ルキアは今にも鬼道を発射しそうな殺気を漂わせていた。

 「いや!っちょっと待てよ……そんなつもりは!」

 こんなところで鬼道をぶっ飛ばされてはたまらないと思い、一護は必死にルキアをなだめた。

 また、平和な雰囲気が戻ってきた。

Re: BLEACH〜ショート(?)ストーリー〜 ( No.43 )
日時: 2009/10/04 21:37
名前: 湯山 アヤカ (ID: pk2OclHY)

 うわ〜 これ、最終回ですよね?

 感動した(泣)!!
 やっぱり、白哉兄様はいいよね〜 大好きです!!

 また、何か書くんですか?

Re: BLEACH〜ショート(?)ストーリー〜 ( No.44 )
日時: 2009/10/04 21:51
名前: 風梨 (ID: u2Na5wQQ)

 ありがと〜

実はさ、迷ってるんだよね………

 次は石田とネムのこと書こうかなーって思ったんだけど。

アンケート作ります(助けてください(笑))
 
【書いてほしい人物は?】
【どんな内容?】


宜しく!


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