二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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鋼の錬金術師 〜兎と鋼〜
日時: 2009/12/08 17:04
名前: キナコ☆ (ID: IsQerC0t)

はじめまして☆
これから、ハガレンの小説を書きます^^

初心者ですがよろしくです(*^_^*)

   *

名前 ミイ
性別 ♀
年齢 8歳
錬金術 自然
容姿 兎。訳ありで兎となった。

付け足し 森に住んでいる。
エドとアルを謎にさせる。しゃべれる。
だんだん、謎がとけていく。

エドワードエルリック、アルフォンスエルリックは
同じで〜す☆

その他さまざまでてきます<(_ _)>

よろしくお願いします☆

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Re: 鋼の錬金術師 〜兎と鋼〜 ( No.41 )
日時: 2009/12/27 19:10
名前: キナコ☆ (ID: is8naGvj)

エド 「ミイを返しやがれっ!」
エン 「それは無理な相談だね〜♪」
アル 「それなら……」
エド 「力づくで奪い返すっ!!」

エドは走り出した。ミイを取り戻すために。
ミイはと言えば不安そうな顔をしている。

エン 「やめてよ……殺しちゃうじゃん?」
エド 「何……をっ…」

次の瞬間、エドはうつろな目をしていた。
ラストの手がエドを突き抜けたのだ。

エド 「……ガハッ……」
アル 「兄さんっ!」
ミイ 「エドッ!……キャッ」
レイニ「捕まえたよ、こっちへ来てもらおうか、ミイ」
アル 「ミイッ!」

アルはエドの元へ寄りながらミイを見た。
レイニーに捕まり、バタバタしている。

エド 「ミ……ィ……」
アル 「兄さん!しっかりしてっ!」
エン 「げっ、ラスト!」
ラスト「やりすぎたわね……」

ラストは困った顔をしている。
そしてビンを取り出した。

ラスト「これを塗りなさい、元に戻るわ」
アル 「わ、わかった……」

カキンッ!!

アル 「何!?」
アルの周りには囲いのような物が置かれた。

ラスト「しばらくそこにいてね、邪魔されちゃ困るわ」
アル 「こんなのっ、兄さんと力を合わせればっ」
エン 「その兄さん、今どうなってるの〜?」

エドは目に光がなく闇を見ているようだった。

ミイ 「エドッ……アルッ……」
ミイは錬成陣の上に置かれている。
レイニ「すぐ……もうすぐっ……」

アルは急いでエドの体に薬をぬろうとした。
そして——…ホムンクル達の作業は始まった。

レイニ「……行くぞ……」
ラスト「オーケー」
エン 「鋼のおチビさんがどんな反応するか…」

レイニーはミイに手をかざした。
錬成陣から緑の光が出た。

レイニ「貴様の力を我が物にっ!!」
光は、最大のものを増した。

Re: 鋼の錬金術師 〜兎と鋼〜 ( No.42 )
日時: 2009/12/27 20:00
名前: キナコ☆ (ID: is8naGvj)

緑の光がミイを囲む——……
まるで錬金術の光のように——……

ミイ 「キャァァァァァッッ!!」
アル 「ミイ!!」
レイニ「よこせっ……貴様の力をっっ!!」
ミイ 「イヤァァァァァッ!!」

ミイの体から緑の光が出ていく。
そして、レイニーの体にはいりこむ。

レイニ「すごい……力があふれてくる……」
アル 「兄さん!目を開けて!」
エド 「……ん……ァ……ル?」
ミイ 「キャァァァァァァッッ!!」

エド 「ミイッ!!」

エドは外を見た。そして目を大きくした。
緑が——……草木が枯れている。

エド 「何だ……これっ」
アル 「やめろぉぉぉっ!!」

アルは囲いを持ち上げて、外に出た。

レイニ「くそっ」
レイニーはミイにかざしていた手をひっこめた。

ミイはもう力もないのだろう。
倒れうずくまっている。

エド 「ミイッ!!」
アル 「ミイッ!起きてっ!」
レイニ「無駄だよ、ミイの魂はもう俺の中だよ」
エド 「なっ……」

レイニーは得意げに笑った。
エドはうつむいた。

エド 「てめぇ……行先は……分かってるよな……」
レイニ「あ?行先?どこだよ、それ」
アル 「それは……」

パンッ!エドは地面から刀を出した。

エド 「地獄に決まってんだろぉがぁッ!!」
レイニ「邪魔しないでくれ、まだ完全に奪えていない」
アル 「させないよっ!」
レイニ「ラスト、エンヴィー、グラトニー、任せた」

ラスト「任せなさい、レイニー」
エン 「今度は楽しませてよね〜♪」
グラ 「食べちゃうよ〜?」

レイニーはまた手をかざした。
また緑の光が出る。

ミイ 「キャァァァァァァァァッ!!」
エド 「ミイィィィィッッ!!!」
レイニ「……終わった」

レイニーは無気味に笑い手をどけた。
——終わった。

その言葉は、今から始まる闘いの合図。

Re: 鋼の錬金術師 〜兎と鋼〜 ( No.43 )
日時: 2009/12/27 20:36
名前: エリーナ (ID: vsc5MjXu)

こんばんは、
来ました!!
すっごく、面白いです!!
しかも、お上手だし・・・
憧れます!!
では、

Re: 鋼の錬金術師 〜兎と鋼〜 ( No.44 )
日時: 2009/12/27 20:36
名前: キナコ☆ (ID: is8naGvj)

エド 「て……めぇ……」
レイニ「怒っているのか?だがお前は私を倒せない」
エド 「どういう事だ」
レイニ「私の体にミイの魂が入っている、それだけだ」
エド 「まさか……ミイの感情や頭脳も……」
レイニ「あぁ、まだ生きてる」

エドは倒れているミイの方を見た。
髪が顔にかかっていて見えにくい。

エド 「ミイ……どうして……」
ラスト「レイニー、無駄話はやめて、行くわよ」
アル 「行く?どこに……?」
エン 「決まってるじゃん♪」

レイニ「町におりるんだよ、そして破壊する」
エン 「じゃね、お二人さん♪」

そういうとエンヴィー達は消えた。
エドはミイの方へと駆け寄った。

エド 「ミイ……おい、ミイ!」
アル 「兄さん……」
エド 「ミイ!起きろよ、返事しろよ!」
アル 「兄さん…もう……」
エド 「ミイ!目を……開けてくれよ……」
アル 「兄さん、ミイの体が消えてないってことは…」

エドは涙目になった目を拭き、顔をあげた。
そして目を丸くした。

エド 「——まだ……生きてる」
アル 「そう言う事……行こう!兄さん!」
エド 「あぁ…アル、お前の中にミイを入れてくれ…」
アル 「分かった!」

Re: 鋼の錬金術師 〜兎と鋼〜 ( No.45 )
日時: 2009/12/27 21:01
名前: キナコ☆ (ID: is8naGvj)

エドたちはロイ達に遭遇し、山を降りた。
街は、悲惨な事になっていた。

エド 「あいつら……っ」
アーム「何という事だ……」
アル 「あ、あれっ!」

アルが指さした方にはホムンクルス軍団がいた。
そこらを破壊している。

その中にレイニーもいた。
草や花、作物などを枯らせている。

エド 「やめろっ!」
エン 「お、早いね〜♪」
レイニ「でも……遅かったね…」
ラスト「終わりよ……レイニー、やって」

レイニーは無気味に笑うと手を出した。
エドは走り出した。距離は結構長い。

エド 「やめろぉぉぉっ!!!」

——ミイと過ごしたこの町……
失いたくない物——……

欲張りかもしれないけど——……
〝全部〟なんだ——……

      ……トン……

地面に——……
   レイニーの手が——……
        触れた。


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