二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【戦国BASARA】学パロ
- 日時: 2010/03/07 22:16
- 名前: 雫 ◆dflfIJckpA (ID: l/xDenkt)
閲覧有難うございます(∀)
初めまして、今日は〜
雫と申しますΨ(●∀´)Ψ←六爪のつもり(笑)
舞台は「現代」、小説のタイトルが上手い事浮かばなかったので学パロにしました←
幾つか注意点がありますので、お目通し願います。
■BASARAキャラ×オリキャラの恋愛を描く小説─なので、それが苦手だという方は回れ右←
■亀更新
■オリキャラ出張り気味
以上三点、それでもどんとこい!という方はどうぞ!
まずは登場人物から(σ゜∀゜)σ
ちなみにお相手は「伊達男さん」です。
登場人物>>1
本編▼
Episode1…「Unbelievable!」>>2
Episode2…「Astral projection!?」>>7
Episode3…「insolent guy」>>9
∟閑話>>12
- ターフさんへ ( No.6 )
- 日時: 2010/02/28 18:23
- 名前: 雫 ◆dflfIJckpA (ID: l/xDenkt)
何と、身に余るお言葉。
この小十郎、貴方様に深く感じ入りました←政宗とくれば小十郎(か幸村 笑)同じくその小十郎がやりたかった雫(`△´+)
あざっす!(嬉)
今連載中のどちらかが落ち着いたら書いてみると良いよ(^曲^)!
格下とか言わないの(・ω・´)
比べちゃ駄目だよ!
口下手だから言いたい事が言葉に出来ない…歯痒いorz
気にしちゃ駄目!(…)
おう、また来たってな!
本当にありがとね!
既に口調崩しつつあるけど…堅苦しいの苦手な性分なんで、もういっそタメで話しちゃおう!(笑)
ターフって呼んでも大丈夫かな?(自重)
- Episode2 ( No.7 )
- 日時: 2010/03/01 21:53
- 名前: 雫 ◆dflfIJckpA (ID: l/xDenkt)
「降り出してきたわね。雅ちゃんも早く帰りなさいよ」
「あ…はい。すみませんでした」
一礼して先の言動を詫びる。
遠のいていく背を見つめ、後を追うように直ぐそこの自宅まで疾走。
振り返った先に、青年らしい人影は何処にも見当らなかった。
2. Astral projection!?
飛び込む勢いで玄関前に辿り着き、上がった息を整える。
落ち着いたところで鞄からミニタオルを取り出し、水滴を拭き取りながらドアの取っ手に触れるもそれがひとりでに動いた為に一歩後退する。
「うわ、濡れてるし。今朝の天気予報見てなかったのかよ」
「面倒だから持ち出さなかったの。 それより先に言う事があるんじゃない?」
中から顔を覗かせたのは弟の陸。
先に帰宅していたらしい、逆に雅が早い場合もあるのだが、こうなる時の為にと陸にも複製した鍵が渡されている。
食べかけのチョコスティックを片手に「おかえり」とぶっきらぼうに雅を迎え入れ、どういう経緯でか靴棚の上に置き忘れていたらしい携帯を手に取るとリビングにすっ飛んで行く。
その背を目で追いながら微笑ましげに「ただいま」と雅。
真っ先に自室で着替えを済ませ、それを見計らったように届いた葵からのメェルに返信を終えると夕飯の支度にとりかかるべく部屋を出る。
ガタッ──
「ん?」
突如、それを阻むかのように室内から聞こえてきた不可解な物音に足を止め訝しげに中の様子を窺う。
特にこれといって異状は見当たらず、気の所為かと踵を返しドアを閉めた直後だった。
「Hey,雅!」
→NEXT>>8
- Episode2 ( No.8 )
- 日時: 2010/03/01 22:01
- 名前: 雫 ◆dflfIJckpA (ID: l/xDenkt)
誰もいない筈のそこからいやに溌溂とした声で呼び止められる。
恐怖せずにはいられないであろうこの状況下、雅もその一人であると思われたが臆する事なく無謀にもドアを開ける様子からそれはなさそうだった。
「?」
誰も居ない。
はて?と小首を傾げる事暫し、背筋に悪寒が走り身を震わせる。
不意に肩を突かれ反射的に振り返ると、「ひっ」と小さく声を上げた。
驚くあまり思うように言葉を紡ぎだせないでいる雅の目前には、浮遊する青年の姿。
叫びたい衝動にかられつつ、見覚えあるその容姿に目を瞠りやっとの事で声を搾り出した。
「は、橋で逢った…!」
「It's as I thought(思った通りだ)。…アンタ、俺がみえるんだな」
青年がほくそ笑む。
現状にそぐわぬその笑みは、初めこそ雅を困惑せたものの気付けば驚く程冷静になっている自分にこれ程まで肝が据わっていたのかと場違いながら感心する。
しかしこれでは埒が明かないと無理やり丸め込み、目前で今も尚浮遊する青年に視線を移す。
一呼吸おいて、信じられないといった表情でおずおずと口を開いた。
「そんな…まさか。嘘でしょ」
「Real(現実だ).」
「…あなた、誰?」
「oh,冷静だな。もう少し驚いたっていいだろ?」
「これでも充分驚いてます。…どうして、」
──此処に?
雅の言わんとする言外の意を汲み取ったらしい、青年は元よりそれを話すつもりで来たと応え軽く肩を竦めてみせると自嘲気味に笑った。
その変わりように眉根を寄せ、彼の返答を待つ事暫し。
「…事故にあったんだよ」
重苦しい雰囲気の中、ようやっと紡がれた言葉に唖然とする。
直ぐさま口を挟みかけるが、先の声音が明らかに困惑したものである事に口を噤む。
それを知ってか知らずか、青年はぽつぽつと経緯を語りだした。
部活帰りの事、横断歩道を渡っていると不意に危惧した人の声がして。
一旦止まりはするものの、それが自分に向けられたものだとは思わずに進み出たその瞬間、物凄い勢いで突き飛ばされる。
自分の身に一体何が起きたのか、それを理解出来たのは──
「病室のbedに横たわる、自分の姿を目にした時だ。…shit!」
追憶しているのか端正な顔に歪みが生じる。
どう言葉をかけたら良いものか、雅は苦虫を噛み潰したような顔で青年を黙視していた。
忙しなく目を泳がせ葛藤した末、夕飯の支度という大事な使命を担う今あれこれ考えている暇はないと先の問いに応えてもらうべくその話を切り出した(物凄い度胸である)。
途端、ころりと表情を一変させる青年。
床に降り立つと、こちらに歩み寄って来た。
これには流石の雅もヒヤリとし、徐々に距離を詰めてくる青年に足が竦んだ。
やや強張った顔でぎゅっと瞼を閉じる──と不意に、雅の手に何かが触れそっと視界を戻してみる。
手元を見れば、触れられる筈のない青年の手が雅のそれにピタリと重ねられていた。
ふと、橋での一行が頭を過る。
不思議と振り払う気になれず、それどころかつられるように雅も己の手を重ねてみる。
触れあったその刹那、青年は身動き一つせずに手元を凝視する雅の一行を目にして至極楽しげに笑うと徐に言葉を紡いだ。
「アンタに興味を持った」
「え」
おそらく先の問いに対する応えなのだろうが、その突飛過ぎる切り出しに眉根を寄せる。
青年も苦笑いする事でそれを認め、暫し考え込んだ後再度口を開いた。
「みえる奴ってそういないだろ?俺の身近にもそういうnature(性質)の奴がいなくてな。…で、それが何となく面白くなかったから探す事にしたんだよ。探索範囲は限られてるけどな」
疲れを感じない上に移動も楽だ、と満更でもない様子。
呆気にとられる雅を余所に、青年は話の要点となる言葉を紡いだ。
「骨が折れたぜ。それからどれくらい時間が経ったのか、あの橋で立ち往生してたところに…」
「…私が現れた」
「That's right. 名前を知ってるのは、単にあのばあさんが雅って呼んでたからだ」
「…(そういえば)」
「みえるだけならまだしも、こうして触れる事も出来る。探し回っていた俺からすれば、そんなアンタに喰いつかない筈がねえ。そして此処に…いや、アンタの前に現れた理由がこれにある」
「…はあ」
「これも何かのEdge(縁)だ。…一つ、頼まれて欲しい」
青年の手が滑らかに(どこか厭らしい)雅の肩へと移動し、彼女はただただ目を瞬かせる。
ありありと好奇心に満ちた瞳で顔を覗き込まれ、逃げるように思いきり逸らすと何が可笑しいのかくつくつ笑われ不快に顔を顰める。
唯でさえ見知ったばかりの男と言葉を交すだけでも抵抗があるというのに、それが得体の知れないあやふや者だからより一層増長されるわけで。
まして言葉に耳を貸すなど以ての外、言語道断である。
冗談じゃない、と青年の手を振り落とし数歩距離を取れば彼は少しも意に介したふうなくそれどころか雅の反応を楽しんでいるかのように扇情的な笑みさえ浮かべている。
その余裕綽々たる表情に憤りを覚えぐっと拳を固めるも、ふ、と一息ついて逸る衝動を抑え込む。
「Ha!強気だねえ!だが悪くない。嫌いじゃないぜ?」
「…、夕飯の仕度があるので。本当はあなたの声が聞こえた時点で放っておくつもりだったけど、それで家族の身に何か起きでもしたら大変だから」
「oh,こりゃまた凄い言われようだな」
「…」
「成仏…ね」
苦笑混じりに肩を竦める様は、誰がどう見ても楽しげ。
これ以上話す事はない、と大して気に留める事なく青年に背を向け歩き出した雅だが、階段にさしかかったところでやはり呼び止められ、その中途半端な体勢から億劫に振り向く。
「…何?」
「んな睨むなって。折角のcuteな顔が台無しだぜ?」
ぞわり、と全身に鳥肌が立つのを感じて咄嗟に我が身を抱く。
表面上何ともないふうを装いながら、先を促すべく一層睨みをきかせてやると、無駄に爽やかな笑顔を浮かべて青年は言った。
「I'm not dead yet(まだ死んでねえんだよ)」
「…」
「AH...sorry,つい癖でな。概ね分かるだろうが、俺は」
これでもか、という程目を瞠り一向に反応を返さない雅を意味が通じなかったとふんだ青年が再度口をひらきかけた次の瞬間、素っ頓狂な雅の声が家中に木霊した。
Astral projection!?──幽体離脱!?
→Episode3>>9
- Episode3 ( No.9 )
- 日時: 2010/03/04 20:36
- 名前: 雫 ◆dflfIJckpA (ID: l/xDenkt)
着実に調理を進めるその手際よさは、感嘆に値するもの。
一通り具材を切り揃え、炒めようとフライパンを手にした雅の背に声がかかる。
「晩ご飯何?」
声の主は、言わずもがな陸。
真っ先に冷蔵庫へ向かうと、買いたての炭酸飲料を取り出す。
振り向きもせず一瞥だけくれてやると、今し方切り揃えた具を指差しながら淡々と答えた。
「カレーとシチューよ」
それぞれ半分量ずつ、他の家庭にはみられない些后條家独自の夕飯メニューである。
3. insolent guy
何か問いたげに、だがそれを躊躇して口を噤むといった仕草を繰り返す陸に素知らぬふりをし、油を適量ひいて炒めに入る。
やがて「何かあった?」と控えめに口をきいてきた弟に手を休める事無く返答する。
「…何で?」
「“幽体離脱“って聞こえたから」
「は?」
「…サーセン」
おかしい。
その場に居合わせていなかった陸だが、帰宅後と明らかに違う姉の様子を一見して何かあったと確信づくも、眼光鋭さにそれ以上問い質す事が出来ず仕方なしにと肩を竦める。
コップ一杯に注いだ先の炭酸飲料をその場で一口嚥下し、去り際に雅を一瞥してそそくさとリビングに戻っていった。
その背を何とはなしに目で追いながらぼんやりと思い起こすかの青年。
そもそも自分には霊感がない。
故に、霊体である彼が見え触れられるというハイスペックな体質でいた事が未だに信じ難い。
此処に現れた理由を問えば、「事故にあった」という突拍子もない一言に加えその経緯話という返答にはまるで乏しいもので、その真意を掴み兼ね困惑する。
それも後々明らかになるわけだが、「興味一心で」というなんとも拍子抜けする答え。
解せない言動にいよいよ腹が立ち、夕飯の支度も相俟ってその場を立ち去ろうとした自分を呼び止めたかと思えば、小憎らしい程の笑顔を浮かべながら「自分はまだ死んでいない」などと言い放つ。
俗にいうかの現象、“幽体離脱”。
悶々とその場に立ち尽くしていると、意を決したように青年が懇願…とはまるで程遠い、真顔こそすれ尊大な態度をとって言った。
「体に戻れるよう協力してくれ」
霊能力者もお手上げであろう云々以前に、とても人に物を頼む態度とは思えないそれに胸中で一人毒突く。
「隣町の総合病院に入院してる。Please come by all means(絶対来いよ)」
あれこれ反論するも虚しく、始終何処吹く風といった青年は一度そこに来て欲しいと有無を言わせぬ勢いで一方的に自分の名を告げて姿を消してしまった。
「伊達…政宗」
呟いて、程よくなじんできた具にじゃが芋と人参を加え更に数分炒める。
「…わけ分かんない」
手に力を込めるあまり、一つのじゃが芋が犠牲になった。
人知れず、フライパンに哀れんだ目を向ける陸の姿があったとか。
insolent guy──横柄な奴
→Episode4へ続く
─と、ここでようやく「伊達男さん」の紹介です!
伊達政宗▼
不慮の事故に遭い意識不明という状況下、どういうわけか幽体離脱してしまった青年。
何故か霊体である己が見え、触れる事も出来る雅に興味を抱き暇あらばと彼女の前に姿を現す。
俺様、Going my way。
獲物に狙いを定めた獣の如く、目をつけた者は手中に収めるまで折れない意志強固。
良い意味で一途←
勉強・スポーツ面共にオールマイティー、ムカつく程デキる奴。
- Re: 【戦国BASARA】学パロ(夢) ( No.10 )
- 日時: 2010/02/28 19:44
- 名前: ターフ (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
雫s>うお、少し目を離してたらこんなに進んでいたのか?!
YA-HA!!
またまた来たぜぇ!!←政宗の口調は飽きないな(●u<)/
小十郎(か真田)の口調がなんかかなりの敬語だぁvv←そこが好きなんだけどね。
どっちも連載するって案外楽しいからいいんだよ☆
雫s、あんまり僕を励まさないほうが良いよ?
かなりハイテンションになっちゃうからさ☆←今もかなりハイテンション!
うん、やっぱ気にしちゃいけないね。
小説が進まなくなっちゃうし。
あ、ターフって言って良いよ〜。
僕はこのコメ終わったら、「雫」って呼ぶから〜♪
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