二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ★☆完結☆★
- 日時: 2011/07/31 10:29
- 名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: V2/o1KYD)
初めまして方は、初めまして。
もう知っている方は、こんにちは。
駄作を書き続けている、ショートです。
こんな駄作をクリックしていただき、
心より感謝を申し上げます。
タイトルに入らなかったのですが、これは『とんがりボウシと魔法の365にち』の
お話です。
そして、今回のお話は…
シリアス+恋愛+友情
な、感じです。
次に、ルールです。
*悪口・荒らし・喧嘩をする方
*私の書く小説がお嫌いな方
*私自身がお嫌いな方
*基本的なこと、此処の掲示板自体のルールが守れない方
*このゲームのことがお嫌いな方
このどれか一つに当てはまる方は、
すみませんが[戻る]のクリックをお願いします。
そして、ルールが守れる方々は、どうぞ先にお進みください。
>>1 キャラ紹介
>>2 プロローグ
>>10 蔓と霞(キャラ絵)
>>15 薺と柘榴(キャラ絵)
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- Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.110 )
- 日時: 2011/03/13 13:36
- 名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: eXW3SRJt)
- 参照: http://ameblo.jp/short-inamori/
51話[ *—笑顔—* ]
「あ、あのね、女の子だけの話なんだ!
つ、つまりガールズトーク?」
「何で僕に聞くのさ……」
「だ、だから……言えないよ!」
「霞ちゃんが言ったことだけ言えば?」
こ、ここに小悪魔がいるっ……!
女の子だけの、って言ったじゃん!
「そ、それも秘密だよ!」
「何で? そんなに言えないようなこと?」
「だ、だって……」
何て言えばいいの?
何て言えば……柘榴くんを納得させることができる?
分からない……
でも、隠し事は嫌い。
罪悪感が、ある。
でも、それでも、言えないよ……!
「……そっか、じゃあ、しょうがないよね。
あんまり困らせすぎても可哀相だし?」
ど、どうして最後に疑問を抱くの!!?
そんなに私が困ってるのが楽しいの!?
「そういえば、最近……明るくなったよね」
「えっ?」
私が……明るくなった?
そう、なのかな?
私には、よく分からないけど……
「明るくっていうかさ、最初より笑うようになったよね!」
「そ、そう……なのかな?」
「うん、僕ね、霞ちゃんの笑顔、好きだよ!」
すっ、すすす好き!!?
い、いや、イヤってわけじゃないけどっ……
「柘榴くん、眼科行った方がいいんじゃないかな……」
「いや、自分のこと否定しすぎだよ……。
それに、ウソじゃないし!」
う、ウソじゃない?
はっ、で、でも別に私のことが好きって言われたわけじゃないもん!
笑顔限定だもん!
私は、私自身にずっと言い聞かせていた。
「はは、霞ちゃんって面白いね、昔と変わってないんだね、そこは」
「お、面白い!!? って、昔から?」
昔から……かぁ。
今の私には分からない。
幼い頃の自分が。
幼い頃の、出来事が。
「うん……でも、変わってなくってよかったって思う」
「へっ?」
な、何で?
昔の私……と、今の私が……変わってないのが、よかった?
幼馴染ってそういうものなのかなぁ?
「へへ、霞ちゃんが言わないから、ここから先のことは秘密!」
「? 何かいまいちよく分からないけど……まぁ、いいか」
「鈍感なのも変わってないんだねぇ」
ど、鈍感!!?
何かまた言われたっ!
何で皆してそう言うの!!?
私って、そんなにまわりのこと理解できてない?
「でも、そこがいいんだけどね」
「ほぇ? 何が? 意味分からない!」
「霞ちゃんは霞ちゃんのままでいいってことだよっ!」
私は……私のままで、いい。
別に、きっと何となく言っただけだと思う。
それでも、私は嬉しかった。
私を信頼してくれる人が、私を必要としてくれる人が、
いるんだって思えた。
「うん、ありがとう、柘榴……く……」
言い終わるより先に、私の意識がなくなるほうが、
先だった。
51話★終
=====作者より=====
次はシリアスかも、なんて浮かれるおバカなショートですw
今からここにあるあと2つの小説を更新してみせる!←
でも、眠いんだ……
最近睡眠不足〜…
毎朝2度寝してます。
何故か起きると7時20分。
5分で着替えてあとはテキトーで家を出ます←
イナイレだい好きだ、愛してる(((
名前が出るだけでも嬉しいし、出てくれるとなお嬉しい((強制終了
- Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.111 )
- 日時: 2011/03/15 23:33
- 名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: XjNXB6W7)
- 参照: http://ameblo.jp/short-inamori/
52話[ *—ココカラダシテヨ—* ]
————ネェ、ドウシテワタシハココニイルノ?
記憶のある私が言う。
「私……記憶なんて……戻らなくてもいい!」
————ココカラ、ダシテヨ
イヤだ、イヤだ、イヤだ!
私……消えたくない!
記憶なんて戻らなくてもいいから……
今の私のままでいたいよ!
————ネェ、アナタハジコチュウナノ?
ジブンノコトバカリジャナイ
自分のこと、ばかり……
確かにそうかもしれない。
でも、それは、私なんだから……貴方だって!
————アナタハイラナイ、ミンナハワタシヲヒツヨウトシテル
必要……?
じゃあ、私は何でここにいるの?
いらないなら、貴方がずっとここにいればよかったのに。
どうして?
どうして私は……ここにいるの?
————ネェ、ダシテヨ……ミンナヲカナシマセタイノ?
悲しませる……そんなの、イヤだよ。
でも、皆と一緒にいたいよ。
どうして、私じゃダメなの?
何で……記憶がなきゃ、いけないの?
————ジャア、ワタシガアナタニナル
……え?
どうやって、そう思う前に、私の意識は消えた。
「これからは、私が……!」
そう言った彼女の目は、いつもと違い、薄く紫がかっていた。
「か、霞ちゃん!!?」
「ざ、柘榴くん……!」
彼女は彼に抱きついた。
すると、彼の頬は一気に赤く染まった。
「ど、どうしたの!!?」
「私だよ……記憶のある、私……!」
「…………えっ?」
彼は目を丸く見開いた。
それは当然のことである。
今さっきまで記憶のない彼女がいたのだから。
驚くのも無理はない。
「会いたかった……!」
「ホントに? じゃあ、お母さんの……ことも?」
「勿論、覚えてる、名前だって!
お母さんの名前は無花果、お父さんの名前は土筆!」
「ほ、ホントに……記憶が?」
実母と実父の名前を言う彼女。
そして、それを驚いたような顔をして聞く彼……
「ど、どうして?」
「え? さ、さぁ? 分からない!」
誤魔化す彼女。
でも、彼はそれを見破った。
ずっと一緒にいた幼馴染だったから。
「ウソでしょ? 何で記憶戻ったの?」
「やっぱり、ダメか……そういうの、すぐ見破るんだよね、昔っから。
入れ替わったんだ」
「入れ替わった?」
衝撃の事実に驚きを隠せない彼。
それでも、彼女は淡々とした口調で言った。
「彼女を……記憶のない霞は、私の中にいるよ」
「それ、って……どういう、意味?」
「どうもこうもないよ、そのままの意味。
彼女は私の中で眠ってる。私が出さなきゃ、ずっと眠ってるの」
事実は事実、といわんばかりの顔で言う彼女。
「じゃあ、キミは、記憶を失ってからのことは……?」
「あんまり分からない、だってあの子がココにいたんだもん」
「そ、そんな……」
記憶のある彼女は更に言った。
「だから……私も今は一部記憶がないの」
「だ、だったら、入れ替わればいいんじゃないの?」
「……柘榴くんは、あの子じゃなきゃイヤ?」
上目遣いで尋ねる彼女。
流石に彼も耐えられなかったのか、目をそらした。
「別に、イヤってわけじゃないよ?
でも、どっちかを選べ、なんて……無理だよ」
その瞬間、彼女はニヤリと笑った。
まるで、今から爆弾発言します、といったような笑顔。
彼は震えた。
『昔は……ああじゃなかったのに』と呟きながら。
52話★終
=====作者より=====
今思い出した事実が明日日直ということ←
あーあ、メンドくさい……
清掃体力やりたくねー!
そういえば、えっと、覚えてますか?
僕のとんがり初作、ほしぞら魔法学校の……
あれ、現実で復活しました(笑)
っていっても、覚えてるどころか知らない人のほうが多いですよね。
なので、こちらでもう一回書く、ということはしません。
現実で書くことにします。
関東に大きい地震くるっていうのが……本当だったらどうしよう←
そしたら僕生きてる確率低いですね。
海にめちゃくちゃ近いですからw
まぁどうでもいいですね。
では!
- Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.112 )
- 日時: 2011/03/17 22:47
- 名前: チリ ◆XjkrQ1YXPY (ID: uZfNfZiH)
- 参照: http://ameblo.jp/short-inamori/
53話[ *—現実直視(柘榴SIDE)—* ]
「ふふ、ふふふ……彼女は必要ないのよ」
「……え?」
少し前まで僕に微笑みかけてくれた彼女はもういない。
この子は、本当に霞ちゃんなの?
冷たい眼が、怖い。
「だから、私が入れ替わってあげたんだ、彼女のために」
彼女は高らかに笑いながら言った。
必要ないから、入れ替わった?
そんなこと、ない。
僕は彼女を必要としている。
たとえ、過去のことを覚えていなくたっていい。
僕は……前の霞ちゃんがいい。
「……違うよ」
「え? 違うってどういう意味?」
違う、霞ちゃんは必要。
過去が分からなくたって、僕に微笑んでくれた。
一緒に笑いあうことができた。
僕は、そんな霞ちゃんが好きなんだよ……!
「キミは本当の霞ちゃんじゃない!
僕は……前の霞ちゃんがいいんだ!」
はっきりと告げた。
すると、彼女の目から涙がこぼれた。
「ひど、い……どうして、私じゃダメなの?
何で……記憶がないほうを選ぶの?
私は、全部、覚えてるのに……!」
全部、覚えてる?
違う……覚えてない。
だって、自分自身のことを忘れているじゃないか。
「キミは忘れているよ、自分のこと。
彼女は過去を忘れていたけれど、昔のままだった。
キミは……自分のことを忘れているんだ!」
「自分の、こと?
どう、して……、それだけ、で?」
「彼女は僕に優しく微笑みかけてくれた。
記憶がなくても、頑張っていた」
だから、好きでいられたんだよ。
ずっと、変わらない気持ち。
「じゃあ、私は……どうしてここにいるの?
どうして……っ、どうしてまた振り出しに戻るのよぉっ!」
振り出し……?
どういうこと?
「今の私は、前のあの子だ。
ずっと、自分を否定しなきゃいけない」
否定?
記憶のない霞ちゃんは……
そんなことをしていたの?
全く、知らなかった……。
「あの子が頑張っているのは知っているわ。
だからこそ、入れ替わったのよ」
「何で……?」
「頑張っても頑張っても、心の闇は晴れなかった。
だから……、私は頑張らずに記憶を戻せるようにしたのよ」
入れ替われば、昔の記憶は戻ってくる……から。
でも、彼女はココに来てからの記憶がない。
……それって。
「彼女とキミは、別の存在なの……?」
「そうよ、私と彼女は違うわ」
そんな……、それじゃあ、どちらかが消えるしか、ないの?
そんなの……2人が可哀相だ。
今までの頑張りを無駄にするの?
2人にとって、それは適切じゃない。
でも、どうすればいいの……?
「……柘榴くんが彼女を求めるなら、入れ替わる。
でも、必ず私はもう一度ココへ来るから……!」
そう言った彼女は、目を閉じ、また意識を失った。
僕は、どうすればいい?
どうすれば霞ちゃんを救える?
どうしたら……2人の霞ちゃんを、平等に幸せにすることが、できる……?
53話★終
=====作者より=====
霞と霞は別人ということになりますた。
っていっても、前から決まってたんですが…
ところで、とんがりっぽくないのは何故?
っつーか、別にとんがりじゃなくてもいい気がしてきt((氏ね
明日…環境整備とかマジでいらん。
清掃体力くらいは省こうぜ。
学校壊れてしまえ((
- Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.113 )
- 日時: 2011/03/19 11:55
- 名前: ショート@春休みは25日から ◆/kwqsmdJDQ (ID: uZfNfZiH)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_t/thread.html?8265
54話[ *—必要なのかな—* ]
「霞ちゃん……!」
私が目を覚ますと、柘榴くんがいた。
柘榴くんは、何故か泣いていた。
どうして……?
「柘榴くん……?」
「良かった、戻ってきてくれたんだね……!」
「どう、して……泣いてるの?」
私が聞くと、柘榴くんは黙った。
そして、少ししてから、言った。
「霞ちゃんが、いなくなったかと思ったんだ……」
「え……?」
「霞ちゃん、いなく、ならないでね……?」
そう言って、柘榴くんは私を抱きしめた。
まるで、宝物を包み込むように、優しく。
大丈夫、私は……いなくならないよ。
そう言ってあげたかった。
でも、できなかった。
もしかしたら、私はいなくなっちゃうかもしれないから。
彼女たちは言った。
私は要らないって。
だったら、ここにいる意味はない。
「私、もうイヤだよ」
「……え?」
「こんな自分、イヤ……、私……もう疲れたよ」
何を言ってるんだろう。
こんな弱いこと言ってる、情けない自分なんて、大嫌い。
消えちゃえばいい。
きっと、皆だって私がいても、いなくても……
変わらないよ。
「私なんか、いなくなっちゃえばいいんだよ……!
こんな情けない自分、大嫌い……!」
嫌い、大嫌い。
嫌いな人なんて、消えちゃえばいいんだよ。
もう、イヤ……!
「霞ちゃん……ダメだよ、そんなの。
誰がなんていっても、霞ちゃんは必要だし、消えたらダメだよ」
どうして?
どうして、私に優しくしてくれるの?
こんな、私に……
「蔓ちゃんや、薺くんだって、そう思ってるはずだよ。
皆、霞ちゃんのこと、好きだから!」
「柘榴……くん」
「ほら、笑って!」
え?
笑う?
なん、で?
「言ったでしょ?
僕、霞ちゃんの笑顔が好きだ、って!
そんな哀しそうな顔、しないでさ!」
……嬉しい。
嬉しいのに、涙が出る。
上手く笑えないよ。
たくさんの涙が、頬を伝ってこぼれる。
笑いたい、笑顔でいたいのに。
涙が止まらないよ。
「う、ん……、ゴメッ……んね……!」
「わわ、霞ちゃん、どうしたの!!?」
ゴメンね、柘榴くん。
いつも、迷惑かけて。
それでも受け止めてくれて、ありがとう。
きっと、ずっと柘榴くんのこと、好きでいられるよ。
……たとえ、私が消えてしまったとしても——————…………、
54話☆終
=====作者より=====
小説がたまりにたまっている((
でも、完結はさせたい!
どう完結させるかも決まってないですが...
- Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.114 )
- 日時: 2011/03/27 08:08
- 名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: J7WKW5tb)
- 参照: http://ameblo.jp/short-inamori/
55話[ *—幸せって—* ]
「あーっ! 柘榴に霞!!!??」
誰かが大声で言った。
名前を知っているということは私たちの知人であろう。
誰、と思い確認する。
蔓と薺くんだった。
多分、大声で叫んでいたのは蔓だろう。
声的にも。
「蔓ちゃんに薺くん?
どうしたの〜?」
「どうしたのじゃないわよっ!
何霞のこと泣かせてんの!!?」
「え、いや、これはちが……っ!」
何だか大きな誤解が……
昨日、今日だけでどんだけ誤解を生んでるんだ。
それにしても、薺くんはここにいてもいいの……?
「あれ、違うの?
じゃあ何で泣いてるの?」
「え、あ、いや……その」
「まぁいいや、柘榴、今度こんなことしたら半殺しよ」
「はっ、半殺し!!?」
たかがそれくらいのことで半殺しなの!!?
っていうか、この勢いだと疑惑だけで3分の1くらい殺しそう!
何だか3分の1個殺すとか意味不明だけどね!
「っていうかぁ、2人とも戻りなよ〜。
今日は僕と霞ちゃんだけで過ごすの〜」
「ストーカーする」
「柘榴を殺してでもそんなことはさせないわよ」
「こわっ!!?」
台詞的に言うと一番は柘榴くん、
2番が薺くん、3番のが蔓……最後は私。
あれ以来蔓が危うい言葉を言うようになったと思う。
「何で?
だって約束したんだし、いいじゃん!」
「アンタロクなことしないから!」
今日は柘榴くんと蔓の喧嘩……
珍しい組み合わせだけど、喧嘩は喧嘩だよね……
何だか毎日のように喧嘩を見てる気がするなぁ……
それってあんまりいいことじゃない気もするけど。
「じゃあこの際霞ちゃんに決めてもらおうよ!」
「分かったわ!
霞、このロクでもない野郎と2人でいるのと、
皆でいるのどっちがいい!!?」
「わ、わわわ……」
まさか私に火の粉が飛んでくるとは……
しかも、柘榴くんの扱いが非常に酷いね!
流石蔓だね!
「え、えぇと……私は別にどっちでもいいよ……?」
「それはダメッ!」
2人が一緒に言う。
こういうときだけ仲がいいってどうなの……?
「じゃあオレが決める!
全員で仲良く行動っ!」
「そうね、じゃあそうしましょう!」
「薺くん、キミはいつ霞ちゃんになったの!!?
っていうか納得しないでよ!」
今度は薺くんも混じって喧嘩が……
今回は蔓と薺くんがコンビというとてもめずらし……って、
そんなこといってる場合じゃない!
そのうち私まで巻き込まれる!
この状況でいくと!
「あ、ああああの〜……」
「何?」
「せ、折角2人が来たんだから、み、皆でまわろう?」
「えぇ〜……でも、霞ちゃんが言うなら仕方ないか」
「ふふんっ、アンタ1人じゃつまらないってことよ!」
別にそんなことは言ってないけど……
ま、いっか!
「とりあえず、柘榴と薺は暫く霞と2人っきり禁止!」
「何でオレまでっ!!?」
「アンタ等2人は同レベルなのよ!」
「何だとー!!?」
「僕、薺くんほどバカじゃないんだけどっ!!!」
今度は新たな組み合わせで喧嘩……
でも、それも一つの幸せなのかもしれない。
当たり前っていうのは、近すぎて気付けない存在なんだよ。
でも、当たり前って言うのは、きっと。
とても幸せなことなんだと思う。
当たり前の幸せを、当たり前のように思ってたらいけないんだよ。
きっと、当たり前のことに、感謝しなきゃいけないんだ……
私の当たり前は、消えてしまうかもしれないのだから——……
55話★終
=====作者より=====
これ、何話まで続くんだろう……
とんがりボウシ好きだけど、もはや関係ない状態だし;
ほしぞら魔法学校やってない!;
忘れてた←オイ
今日は暇だな〜
でも、暇ということに、感謝しなくては!←
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