二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって]
- 日時: 2010/10/12 14:01
- 名前: 癒音 (ID: 5kx3QSMp)
初めまして癒音です(゜∀゜)!
此処は「おおきく振りかぶって」の二次小説を書いてるとこです。
更新はゆっくりですがよろしくお願いします((オィ
オリキャラ紹介
L[名前]桜井 咲(さくらい さき)
L[性格]いつも笑ってる。
他の人に迷惑をかけないようにしてる
L[容姿]ロングの茶色の髪の毛
長さは腰あたりまである
L[その他]西浦高校1年9組
成績優秀
可愛いが自覚は全然無いw
こんな感じです。
・荒氏さん
・おお振り嫌いな方
・癒音の変なテンションが嫌いな方
わ、まわれ右です(・ω・`
更新ゎ遅めです。
それでわ...「ゆっくりしていってね!!」^p^
- Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.9 )
- 日時: 2010/10/21 18:50
- 名前: 癒音 (ID: 5kx3QSMp)
〒夢羽
咲ちゃんは私のものウケタww
咲は・・・私のものd(((((
米ありがとぉー(゜∀゜)
- Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.10 )
- 日時: 2010/11/04 18:55
- 名前: 癒音 (ID: g8t52Hd5)
四話[バス]
『やっべぇ!昨日オ○ニーすんの忘れた!!』
『『『はぁ?!』』』
田島君のそんな声がバスの中に響き渡る。
『え?何か忘れ物?』
そう言いながら後ろを振り向く千代ちゃん。
さすが純粋天使様。
私も千代ちゃんと同じく後ろを向く。
バスには必死に田島君を押さえつけてる皆の姿と———・・・。
「?」
後ろの方で気分が悪そうにしている三橋君の姿があった。
「千代ちゃん。後ろの方に行ってきてもいいかな?」
『うん。いいよ』
「ありがとう」そう言いながら私は後ろに向かう。
その途中に田島君達の横を通る。
すると泉君に行き成り止められた。
『咲!えっと・・・さっきの————』
ばつが悪そうに言う。
大体言いたいことは分かった。
「あはは。別に気にしてないよ」
そうは言ったもののやっぱり恥ずかしい。
さっき聞いた言葉が頭に浮かびあがった。
顔が真っ赤になっていくのが自分でも分かった。
『あの・・・すまん』
泉君が謝った。
「そ!そんな謝んないでよ!」
私は慌てながら言う。
あ。
当初の目的を忘れてた。
そう思い、後ろに向かう。
後ろに行くと三橋君の顔が真っ青だった。
「・・・大丈夫?三橋君。」
そう声をかけると肩を少し揺らした。
『だ・・・だい、、、じょう、ぶ?』
何故か疑問形。
「酔っちゃった?」
『さいきん、、、ねむれ、、な、い、、』
「あ。そうなんだ」
すると前から阿部君が来た。
「あ!阿部君」
私がそう言うと三橋君はキョロキョロし始めた。
『キョどんな。あー。三橋には俺が付いとくから』
「あ。ごめんねわざわざ。ありがとう」
そう言って千代ちゃんの所に戻り始める。
そうだよね。バッテリーだから仲良しだよね。
そう思って三橋君達の方を見たら・・・。
阿部君が不機嫌そうに三橋君の隣に座り、三橋君はもっと顔を真っ青にし始めた。
「うん。大丈夫・・・だよね?」
ひとまず私は千代ちゃんの隣に向かう。
これからどんな場所に泊まるのか。
これからどんなことが起きるのか。
私はまだ何も知らないまま居た—————————・・・。
- Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.11 )
- 日時: 2010/11/07 20:19
- 名前: 癒音 (ID: g8t52Hd5)
五話[していた]
『さぁ着替えて掃除!!』
百枝監督の言葉で皆が動き出した。
結構古い建物。
一斉に皆が掃除に取り組み始めた。
『咲ちゃん!布団持ってきた?ってアレ咲ちゃんは?』
千代ちゃんがキョロキョロと見渡した。
「千代ちゃん、、、こ、、こです」
たくさんの布団を持って私は千代ちゃんのそばに行く。
『わぁああああ!そんなに一気に持ってこなくて良かったのに!』
「あはは。大丈夫かなぁ?って思ったから」
私は笑って言う。
千代ちゃんに作って貰ったポニーテールが横に揺れる。
『掃除はこれくらいで!山菜とりに行こうか!』
志賀先生の声で皆山菜とりの準備に・・・。
『阿部君と三橋君と咲ちゃんはコッチ』
百枝監督がそう言って私達を呼ぶ。
「?」
頭を傾げながらも付いていった———————・・・。
『森林ボランティアする代わりに貸してもらったの』
そう言いながら三橋君とキャッチボールをする監督。
私はその傍でアイちゃんと戯れていた。
『咲ちゃん!三橋君のマックスどれ位だと思う?』
「ぇっと・・・100〜101位だと思います」
『そう?三橋君』
「そ、、う、、で、、、す」
そう言いながら監督は大声で笑った。
『何で分かったの?』
阿部君が聞いてきた。
「んっと・・・。勘かなぁ?」
そう言って私も少し笑う。
『咲ちゃん。何でこんなに急速が遅いんでしょうか!』
「全力投球してないからだと思います」
『正解』
そう言って監督は私の腕を引っ張りながら二人に言う。
『合宿末には三星学園の1年生と練習試合があるからねー。じゃぁ5時まで頑張ってー』
そう言いながら二人に手を振る。
私も一先ず頭だけ下げて監督と一緒に歩く。
「えっと・・・監督?」
少し歩いたところで私は繋がった腕を見ながら監督に尋ねる。
『咲ちゃんってさぁ・・・。野球好き?』
「・・・好きですよ」
辺りが静かだからか私達の声がとても大きく聞こえる。
『そうか・・・咲ちゃん時々練習のときとか切ない顔をして野球見てるから』
「っ!!!」
少し手が震える。
図星かぁーとか言いながら監督が行き成り立ち止まった。
『何かあったの?』
監督の言葉で私の心臓の音が大きくなっていく。
唇が少し開いてるんだけど言えない。
もし言ったらどうなるのかな?
「私は——————————————————」
どうすればいいんだろう。
答えを見つけなきゃ。
答えを探さなきゃ。
自分で決めないと。
「—————————————”野球してた”んです」
言ってしまった。
言って正解かな。
楽になれるかな————————・・・。
- Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.12 )
- 日時: 2010/11/10 21:11
- 名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)
おわあ!咲ちゃん、野球してたんだww
意外な事実が明らかに!
それと、人柱アリス来てくれてありがとッ><
実はあれ、私ww
- Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.13 )
- 日時: 2010/11/11 21:13
- 名前: 癒音 (ID: g8t52Hd5)
六話[投手]
6年前。
私はまだ小学生だった。
「お母さん!明日ねっ!明日ねっ!」
私は玄関を開けてお母さんに叫ぶ。
『落ち着いて深呼吸しなさい』
そう言って笑うお母さん。
深呼吸して私は落ち着いた。
「明日の練習試合で私投げさせて貰えるんだよ!」
『良かったなぁ』
お父さんがやってきて言った。
『じゃあ明日はお弁当持ってきて応援しに行くわね』
「うん!」
私はお母さんが応援してくれると聞いて嬉しくなった。
私は生まれた頃からお父さんに野球を教えてもらっていた。
お父さんも野球が大好きで私も大好きだった。
私の中で野球はとても大切なスポーツになっていた。
たくさん練習して
たくさん汗をかいて
投手になれた。
男の子よりも速いボールを投げれるようになった。
『じゃあ咲。早く今日は寝て明日に備えなさい』
「はーい」
そう言って急いでお風呂に駆け込む。
明日の試合でいっぱいいいところをお母さんたちに見せつけてやる!
お風呂から上がって布団に飛び着く。
だんだん意識が薄れていった————————・・・。
* * *
『じゃあ後でお母さんたち来るわね』
「うん!行ってきまーす」
私は勢いよく玄関のドアを開けた。
空は雲ひとつない青空。
私はお母さんとお父さんに手を振って練習試合のあるグランドまで走っていく。
今日は私にとって大切な練習試合
皆を驚かせてやる!
そう思いながら走る。
これがお母さんと交わした最後の会話
これが最悪の練習試合になる
そしてお父さんまで変わっていく
そんなことを知らないまま私は笑顔で走る——————・・・
この掲示板は過去ログ化されています。