二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 人柱アリス オリキャラ募集!!
- 日時: 2011/03/16 16:16
- 名前: ニャンころ太 (ID: nkrYcvPM)
これから、ボカロの人柱アリスを元に、書いていきたいと思いまぁす☆
とりま、よろしくです。。
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- Re: 人柱アリス ( No.3 )
- 日時: 2011/02/02 21:39
- 名前: ニャンころ太 (ID: ELEtmaFx)
あるところに、小さな夢がありました。
だれが見たのかわからない、それは小さな夢でした。
小さな夢は思いました。
「このまま消えていくのはいやだ。どうすれば、人に僕を見てもらえるだろう。」
小さな夢は考えて考えて、そしてついに思いつきました。
「人間を自分の中に迷い込ませて、世界を作らせればいい。」と—————————。
- 謎の転校生 ( No.4 )
- 日時: 2011/02/06 15:50
- 名前: ニャンころ太 (ID: ELEtmaFx)
雨、雨、雨…——————
梅雨の時期って、どうしてこんなにも雨ばっかりなんだろ。。
マジテンション下がる…。
「美咲〜!!髪の毛のクセ、直んないー!!」
「もう、なんなの彩。あたしより髪の毛短いんだから、そのくらいのクセ、すぐ直るでしょ。。」
彩は、中学入って同じクラスになってから、仲良くなった子。
明るくて、人懐っこくて、ちょっと甘えん坊。でも、あまり人と関わらないタイプのあたしに、すぐに話しかけてきた子。
結構気が合うから、教室でも、移動教室でも、いつも一緒にいる。
「あたしは癖っ毛だから、すぐ爆発しちゃうんだよ〜ぅ。。美咲は髪きれいだからいいよね〜。」
あたしは、自慢のまっすぐな髪を、校則無視しておろしている。髪は結構長いほうなんだけど、梅雨の時期でもあたしの髪は爆発しない。
「一番目アリスは勇ましく〜♪」
「ちょっとぉ、美咲!こんなじめじめした日に、そんな歌、歌わないでよ!!」
「ゴメンゴメン…」
最近あたしは、“人柱アリス”という歌にハマってる。歌詞じたいは怖いんだけど…何かハマっちゃった。。
「あ、そういえば…今日転校生来るらしいよ。」
「えっ?転校生??」
そんな話、聞いてなかったけど…
情報屋の彩が言うんだから、ホントなんだろう。。
「しかも〜、どっかのハーフで、金パなんだってぇ〜!」
き、金パ…でも、ハーフかぁ…金パの子がクラスにいるのも、悪くないね。。
「てかそれ、男?女??」
「女の子〜。結構可愛いって。」
へー…。はやく見たい。。
どんな子なんだろ…?
- 謎の転校生 ( No.5 )
- 日時: 2011/02/08 22:13
- 名前: ニャンころ太 (ID: ELEtmaFx)
キーンコーンカンコーン…———————
「ほら、席につけー。」
先生が教室に入ってきて、みんながバタバタと席に着く。でも、あたしはさっき彩に聞いた転校生が気になる。
「今日は、休んでるやつはいないな…——————。」
「先生ー!!もったいぶってないで、転校生紹介してよっ!」
彩がクラスのど真ん中で、転校生を紹介するようさいそくする。
「えぇーっ、転校生くるの!?」
「先生、そんなの聞いてないですけど〜!!」
「女子?男子??」
「先生ー!その子可愛い〜?」
クラスがギャーギャー騒ぎ出す。まったく、そのくらいで騒ぐなっつぅーの。。
「静かに!まったく、大橋(彩の名字)はどこでそんな情報しいれたんだ…。言われなくても今から紹介する。じゃ、入れ。」
先生の合図とともに、教室のドアがゆっくりと開いた。クラス全体が静まりかえって、転校生が入ってくるドアを見つめている。
こんな空気じゃ、転校生も入りずらいだろーな…。
「うわ…」
誰かが思わずそんな声を出した。でも、みんな心の中ではそう言ったと思う。
「こちらは、森 アリスさん。」
すっごい可愛い…。
肌は白くてきれいだし、目はきれいな青。髪はあたしと同じくらいきれいで、ふんわりとした金髪。
顔立ちはちょっと日本人っぽいけど…日本人離れしてる感じ。。
「イギリス人なんだが、詳しく言うと、日本人とイギリス人のクオーターだそうだ。」
クオーターって…ハーフじゃないじゃん。ま、彩の聞いてくる噂は、いつもちょっと間違ってるしね。。
「生まれたときから日本で暮らしているから、日本語は話せる。だから仲良くしてやってくれ。」
「よろしくお願いします…。」
キレーな声…声は日本人の声だな。。
あたしはまだ、この転校生がどんな目的でここにいるのか、全く分かっていなかった…————————。
- Re: 人柱アリス ( No.6 )
- 日時: 2011/02/08 22:20
- 名前: 勾菜 (ID: lJTa6URm)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs3/index.cgi?mode
ステキです!
まさか、人柱アリスが小説で読めるなんて…
感激で胸がいっぱいです!
続き楽しみにしてます!
- 物語の始まり ( No.7 )
- 日時: 2011/02/15 15:55
- 名前: ニャンころ太 (ID: ELEtmaFx)
「ちょっと、彩。ハーフじゃなくて、クオーターじゃん。」
「ゴメンって。。てかさ、あの子に話しかけてみようよ!!」
あの子…もちろん噂の転校生だよね。。
みんなまだ、何を話しかけていいのか分からないらしく、周りで眺めているだけ。
彩は人懐っこいから、話しかける気満々。。ま、そこが彩の良いとこでもあるんだけど。
「いーよ。」
「やった!いこいこ!!」
彩が席から立ち上がると、みんなが彩のほうを向く。みんな彩の性格を知っているから、話しかけることが分かったんだろう。
「ねーねー!森さんだっけ?あたし、大橋 彩!!彩って呼んでね!あ、ちなみにこの子は桜 美咲!美咲でいーよ。」
「ちょっと、なに勝手に人の自己紹介とかしてんの。」
ま、面倒くさいから、彩がやってくれて助かるんだけど。。
「彩と…美咲?」
「そうそう!森さんは…アリスでいい?」
「うん。いいよ。」
人懐っこい彩のおかげで、なんかもう友達になっちゃった??
でもまあ、この子いい子そうだし、いっか。。
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