二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!!【只今、番外編執筆中】
- 日時: 2011/11/23 20:36
- 名前: 絆(ほだす) (ID: Pvby2f.0)
ほだデス(_^_)
今回は、デュラララに挑戦してみましたw
シズちゃんメインです!
私的にシズちゃんは、
強いけど弱くて、ぶっきらぼうだけど優しくて、ってイメージがあるので
そこを上手く表現できたらなぁ〜と思います^^
キャラ崩壊とか、オリキャラ入れたりとかあるので
ダメ×な方は読まないほうがいいかもです(^_^;)
でわでわw
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- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.18 )
- 日時: 2011/05/17 19:37
- 名前: 絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)
【…そう。そういうキミが好きなんだ。】
二人は臨也のマンションに来ていた。
彼女にとっては全てを失って以来初めてのことだったし、
静雄にとってもあまりいい感じのしない場所だった。
しかし二人は笑顔だった。
その笑顔は何の偽りもなく、一ミリの曇りもない完璧な笑顔だった。
かつては彼女の完璧な笑顔に複雑な感情を抱いていた静雄だったが、
今はそれを幸せのカタチとして素直に受け入れられる。
「さ、行くか。」
「うん。」
二人は向かう。『加害者』という『被害者』のもとへ。
これからの未来のため、過去から開放されるため……
折原臨也は哀しそうな顔をしていた。
…それこそ、彼がみせたこともないような表情だった。
二人の『絆』を前にして。
「臨也お兄ちゃん、ふりにきたよ^^」
二人の『笑顔』を前にして。
「…シズちゃんのこと…好きなの?」
「うん。大好き。」
「…俺のことは……?」
「…大嫌い。…だけど…大好き、だよ?」
「……そっ…か……。」
臨也は悔しさを顕にする。
だって…だって……
「…ひぃが好きだから、全部…全部……何もかも捨ててきたのに…!
……ひぃに捧げてきたのに……!」
そうだよね…分かってる。と舞梨。
「分かってる。お兄ちゃん、私が犯した罪の被害者。だから……
……もう開放してあげなきゃ。お兄ちゃん、私の事好きじゃ幸せになれないよ……。」
「…それは違う!」
「間違ってないよ、私。お兄ちゃんが私のことこんなに幸せにしてくれたんだよ?
……今度はね、ひぃが…お兄ちゃん幸せにしてあげなきゃだよ?」
臨也は泣きそうだった。
彼女に振られたことが悲しいのではなく、また彼女に気を使わせてしまう—
彼女に無理をさせてしまう自分が哀しかった。
彼女が何を思ってこんな言葉を言っているのか分からない。
自分に対する同情か?
それとも彼女が自分の立場を守るために言っているのか?
分からない。
でも、これ以上彼女を縛り続けるのは嫌だった。
だから……
「ひぃ、バイバイ…だな。」
「……うん。バイバイ。」
「俺、ひぃのことずっと愛してるから。」
「分かってるよ。」
そして最後に静雄にこう言う。
「シズちゃん。ひぃのこと、幸せにできるのキミだけだと思う。
……幸せに…してやって……?」
「……あぁ。」
「じゃあな。」
- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.19 )
- 日時: 2011/11/23 20:33
- 名前: 絆(ほだす) (ID: Pvby2f.0)
【本日は晴天なり。降水確率0,5%。】
「これで……良かったのか?」
「うん。いいんだ。」
舞梨はすっきりした顔をしていた。
静雄は臨也に彼女を幸せにしてやって、と言われたため少しばかり責任を感じていた。
これからのこと……
「これから……どうすんだ?」
うーん、と舞梨。
「……しぃくん家いこっかな〜、なんて。」
「そーなるよな。俺んち住むか。」
「……へ??」
……冗談で言ったつもりなのに、とキョトンとした顔をしている。
「あぁ。お前、一人じゃ大変だろ。
……俺の傍に居たほうが安心だしな。」
「そうだね。……私、歩けないし……。」
他にもこれから考えなければいけないことは沢山ある。
彼女の将来のこと……
歩けないのではまず普通の生活も出来ない。
働くことが出来ないのであれば生きてくことも出来ない。
……彼女には誰かの助けが必要なのだ。
「なぁ、ひぃはさ、将来どうすんだよ?」
「将来?」
「働いたり…出来んのかよ?」
「……そっか。ずっと誰かのすねかじってるなんて駄目だよね。」
そこで提案、と静雄。
心なしか少しばかり顔が赤い。
「なに?……なんかしぃくん顔、赤くない?」
「そっ……そんなことねぇって!」
「ふぅん。……で、提案って何?」
思いっ切り深呼吸する。
「……俺と……結婚、しないか?」
「え……?」
いきなりのプロポーズ。
シャイな彼の口からそんな言葉が出るとは……、逆に彼女の口から言葉も出ない。
驚きと不安と……喜びとで。
「しぃくんがそんな事言うなんて^^」
「へ、返事は……?」
「もちろんオッケーだよ?」
ぱぁっと顔が明るくなる。
それと同時に堪らなく彼女が愛しくなってぎゅっと抱きしめる。
「……く、苦しいよ^^」
「ははは^^
でも、もう離さねえからな。」
「ひぃも離れない。」
と、静雄にはある疑問があった。
「ていうかさ、お前…いくつなんだ?」
プロポーズしたものの、彼女が結婚できる歳かも分からない。
分かることは、少なくとも自分よりは若い…ということだけ。
「ひぃ?ひぃはね、16なんだよ?」
「若っ!!俺、ロリコンじゃねーか?!
16の奴に惚れて、16の奴と結婚しようって……」
「でも、一応結婚できる歳だよね。」
「そ、そだな。……いいか?」
「うん。もちろん。」
—3月22日
彼女と自動喧嘩人形との人生で最高のこの日。
彼女はあの日と変わらず窓から何かをみている。
「何、みてんだ?」
「ムードぶち壊しだけどいい?
……しぃくんしか見えない^^」
「……!!」
自動喧嘩人形は分かった。
瞳に映っているものが見える全てではない。
そして……
見えているものは人それぞれ違う、ということを。
【終わり】
- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.20 )
- 日時: 2011/05/29 16:11
- 名前: 絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)
- 参照: http://listen.jp/store/artword_1172963_66088.htm
本編終わりましたる〜♪
これから一、二本短編を書いてみようと思いますのでw
- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.21 )
- 日時: 2011/06/01 14:40
- 名前: らりた@吐き気おわた^p^ (ID: YUZdXVbt)
めっちゃ更新してるやん!えら^q^←見習えw
静雄はやはりイケメンだったと。
おつでしたw
- Re: 自動喧嘩人形が誰かを守りたいなんて、おかしいですか? ( No.22 )
- 日時: 2011/06/01 19:49
- 名前: 絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)
らりた、暇だなヲイw
シズちゃんイケメンだす〜(=^・^=)
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