二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- ポケットモンスター
- 日時： 2011/12/19 16:27
- 名前： 和希 （ID: SsOklNqw）
ＰＡＲＴ１
鉄人「お前たちには旅に出てもらう」
明久「何を馬鹿なことを言っているんですか」
雄二「明久の言う通りだ。俺たちは旅になど出ない」
鉄人「何を言っているか！ 図鑑を埋めるたびだぞ。楽しそうじゃないか」
秀吉「ワシは行くのじゃ」
康太「……俺も」
卓也「え？ 秀吉と康太行くの？ なら僕も行こうかな」
美波「面白そうね。瑞希、ウチらも行かない？」
瑞希「そうですね。楽しそうですし」
鉄人「お前らはお利口だな。よし、あの二人は置いておこう。お前たち五人には図鑑とポケモンを配ろうか」
卓也「嘘！？ ポケモンをくれるの？」
鉄人「ああ。大変な旅をさせるんだ。そのお礼もかねてな」
瑞希「やりましたね」
秀吉「嬉しいのう」
美波「ホントねぇ」
康太「……ありがたい」
卓也「初めてのポケモンかぁ〜。嬉しいな……！」
鉄人「さあ、配るぞ。お前らは並べ」
卓也・瑞希・美波・秀吉・康太「はーい！！」
明久「僕もやっぱり行こうかな」
雄二「気が合うな明久。俺も行きたくなってきたところだ」
鉄人「なんだお前らも行きたいのか。ポケモンと図鑑をやるから並べ」
明久・雄二「はーい！！」
- Re: ポケットモンスター ( No.7 )
- 日時： 2011/12/18 18:30
- 名前： 和希 （ID: SsOklNqw）
ＰＡＲＴ８
卓也「西村先生。とりあえず着きました」
鉄人「そうか。空港ということはフキヨセシティだな」
卓也「はい」
鉄人「それでこれからどうするか決めたか？」
卓也「それはまだですよ。だって僕たち図鑑をとりあえず完成させないといけないし」
鉄人「まあこれからゆっくり旅のことは考えればいい」
卓也「そうさせてもらいますね」
明久「あっ、卓也。終わった？」
卓也「うん」
明久「じゃあ、レストランに行こうよ。みんな待ってるよ」
卓也「そうなの？ じゃ、行こっか」
明久「連れてきたよ」
卓也「お待たせ」
雄二「本当に待たされたぞ。さあ、席に着け」
卓也「はーい」
瑞希「お腹ペコペコです」
美波「そうねー」
秀吉「卓也も来たことじゃし、いただくとするかの」
康太「……食べたい」
明久「それじゃ、いただきます」
雄二・卓也・秀吉・康太・瑞希・美波「いただきます！」
卓也「おいしいね」
瑞希「おいしいです〜」
雄二「腹減っているから尚更だな」
明久「このパスタどうやって作ってるのかな？」
康太「……プロの味」
秀吉「それで卓也よ。鉄人とはどんなことを話したのかの？」
卓也「これからどうするか、だよ」
美波「でもウチらの目的って図鑑を完成させることでしょ」
卓也「うん。そのことについて、後じっくり話し合おうよ」
瑞希「とりあえず温かいうちに食べませんか？」
卓也「そうだね」
- Re: ポケットモンスター ( No.8 )
- 日時： 2011/12/19 06:36
- 名前： 和希 （ID: SsOklNqw）
ＰＡＲＴ９
お兄さん「はい。君たちの部屋は１５０番だよ」
卓也「ありがとうございます」
雄二「それで卓也、俺たちの部屋はどこだ？」
卓也「１５０番。——あの部屋じゃないかな？」
明久「うん、１５０番」
卓也「じゃ、開けるね」
美波「へ〜、おしゃれな感じの部屋ね」
康太「……広い」
秀吉「うむ。良いのう」
卓也「それじゃ、先にお風呂に入ろっか？」
瑞希「それはいいですね」
明久「じゃあ、僕らと姫路さんたちどっちが先に入る？」
雄二「ジャンケンにしようぜ」
美波「いいわよ。なら、ウチがやるわ。いいわよね、瑞希？」
瑞希「はい」
康太「……こっちは俺がやる」
卓也「康太、勝ってね」
康太「……任せろ」
美波・康太「最初はグー、ジャンケン——」
康太「……グー」
美波「チョキ！」
明久「やったー！ ナイスだよムッツリーニ！」
雄二「よくやったな」
秀吉「お主、存外強いのう」
卓也「そりゃ、康太だからね」
康太「……そういうことで、俺たちが先に入る」
美波「は〜、仕方ないわ」
瑞希「残念でしたね」
明久「そういえば秀吉はどうするの？」
康太「……秀吉と混浴！？」
卓也「いや、秀吉は男の子でしょ？」
秀吉「そうじゃ！ ワシは男じゃ！」
雄二「なら一緒に入るか？」
秀吉「うむ」
卓也「なら、着替えを持って浴室に集合しよっか」
明久・雄二・康太・秀吉「はーい」
- Re: ポケットモンスター ( No.9 )
- 日時： 2011/12/19 08:03
- 名前： 和希 （ID: SsOklNqw）
ＰＡＲＴ１０
卓也「雄二ってやっぱり鍛えてるね」
雄二「そういう卓也も引き締まってるじゃねぇか」
卓也「実はちょっとボクシングやってたんだよ」
雄二「へぇ、鍛えてたのか」
秀吉「明久は無駄な脂肪がついておらんのう」
明久「姉さんが帰ってくるまで、全然食べてなかったからね。主食は水と砂糖と油だったし」
康太「……ありえない」
秀吉「よく生きておるのう」
卓也「それにしても……秀吉ってきれいな身体してるよね」
雄二「ああ」
康太「……男とは思えない」
秀吉「姉上に似ておるからのう」
明久「ピンをはずしたらほんとにお姉さんだよね」
卓也「へ〜、秀吉のお姉さんはこんな感じなの？」
雄二「そういえば卓也は二学期からの転校生だったから秀吉の姉貴は見たことないんだったな」
卓也「うん」
康太「……一学期はＡクラスとの交流が多かった」
卓也「そうなの？」
秀吉「清涼祭があったからことじゃしの」
明久「うん。あの時は大変だったよね」
雄二「喧嘩騒ぎがあったからな」
康太「……その時に卓也がいてくれたら結構助かったはず」
秀吉「まあワシらには雄二が付いておったから大丈夫じゃったが」
卓也「やっぱり雄二ってボディガード的存在なんだね」
秀吉「強いからの」
雄二「中学時代は喧嘩ばかりしてたからな」
康太「……他校の不良から恐れられるほどだった」
明久「その時を考えれば雄二は丸くなったよね」
雄二「確かにお前らに会ってから丸くなったかもな」
卓也「でも今の方が楽しいでしょ？」
雄二「……まあな」
秀吉「そろそろ上がらぬか。姫路と島田も待っておることじゃろう」
明久・雄二・卓也・康太「うん」
- Re: ポケットモンスター ( No.10 )
- 日時： 2011/12/19 08:46
- 名前： 和希 （ID: SsOklNqw）
ＰＡＲＴ１１
卓也「上がったよ」
雄二「姫路と島田も入ってこい」
美波・瑞希「はーい」
瑞希「美波ちゃん、早く行きましょう」
美波「うん」
卓也「ドライヤーかけて来よう」
秀吉「ワシも行きたいのじゃ」
卓也「はいはい。秀吉も行こっか」
秀吉「うむ」
卓也「はい、ドライヤー」
秀吉「うむ」
卓也「秀吉の髪ってさらさらだね」
秀吉「まあ役者の端くれじゃからのう。手入れはしておるのじゃ」
卓也「ふ〜ん」
秀吉「そういえば前から気になっておったのじゃが」
卓也「なに？」
秀吉「お主は好きな人はおらんのか？」
卓也「あー、いないよ」
秀吉「じゃあ、どんな人が好きなのじゃ？」
卓也「そうだな……考えたこともないけど——」
秀吉「うむ」
卓也「好きになった人が好きなんじゃないかなって。まあまだ恋愛なんてしたことないんだけど」
秀吉「なんと！？ まだ恋愛をしたことがないのか！？」
卓也「恥ずかしいけどね。秀吉はどうなの？」
秀吉「実はワシもないのじゃ。演劇ばかりしておったからの」
卓也「そういうものでは僕たち似た者同士だね」
秀吉「そうかもしれんのう」
卓也「よし、乾いたよ」
秀吉「ワシはもう少しかかりそうじゃ。先に戻っておれ」
卓也「うん」
雄二「ジャックだ」
康太「……クイーン」
明久「キングね」
雄二「ダウト！」
明久「残念でしたー」
雄二「チッ」
康太「……危なかった」
卓也「ダウトかー、面白そうだね」
明久「卓也もやる？」
卓也「混ぜてもらおうかな」
秀吉「なんじゃ、ダウトかの」
卓也「あっ、秀吉。髪乾かし終わったの？」
秀吉「うむ。どれ、ワシも入れてほしいのじゃ」
雄二「いいぞ。皆でやろうぜ」
康太「……姫路と島田が上がるまで時間がある」
明久「よし！ 第二ラウンドだ！」
- Re: ポケットモンスター ( No.11 )
- 日時： 2011/12/19 09:48
- 名前： 和希 （ID: SsOklNqw）
ＰＡＲＴ１２
明久「ダウト！」
雄二「くっ、バレてたか」
明久「僕の手札に二は三枚あるからね」
卓也「やるね、明久」
明久「こういうのは得意なんだよ」
美波「上がったわよ〜」
瑞希「上がりました」
秀吉「二人とも髪を乾かしてきたらどうじゃ」
瑞希「もう乾かしましたよ」
雄二「それで遅かったのか」
康太「……納得」
卓也「みんな集まったし、ちょっとダウトは一度切り上げようか」
秀吉「そうじゃのう」
雄二「それで話し合いの議題はなんなんだ？」
卓也「さっきレストランで言った通り、これからのことについて」
明久「これから、か。どうしよう？」
瑞希「私たちの旅の目的は図鑑の完成ですよね？」
卓也「うん。完成までは行けなくても、ある程度埋めたいと思ってる」
瑞希「ならたくさんのポケモンに会うために各地に出向いた方がいいと思います」
卓也「うん。そこなんだ」
秀吉「なにかあるのかの？」
卓也「まぁね。姫路さんは体力があまりないでしょ。だからちょっと無理をさせちゃうかもしれないんだ」
康太「……なるほど」
瑞希「私、がんばります！」
美波「……瑞希」
瑞希「私だけのために皆さんに迷惑をかけるわけにはいきません！ がんばります！」
明久・雄二・卓也・秀吉・康太・美波「ありがとう！」
瑞希「はい！ それに体力ならこれから付けていけばいいですしね」
卓也「それなら、問題は一つ解決。次の問題も自動的に解決か……」
雄二「ならこれからのことについて考えないか？」
卓也「そうだね。これからどうしたいか？」
明久「僕はジムバッジが集めたい！」
雄二「ジムバッジ？ なんだそれは？」
明久「ジムバッジっていうのは各地の街にあるポケモンジムのジムリーダーに勝ったらもらえるバッジのことだよ」
康太「……それで？」
明久「そして各地のジムバッジを８個集めると１年に一度催されるポケモンリーグっていう——オリンピックのようなものなんだけど——そこに出場できるんだ。そして優勝したら大きなトロフィーと賞状がもらえるんだよ」
秀吉「面白そうじゃのう」
卓也「へぇ、明久はそのジムバッチを集めて回りたいんだね？」
明久「うん」
卓也「他に何かある？」
美波「ウチは観光旅行みたいに各地を歩いてみたいな」
瑞希「私はライモンシティのミュージカルに出てみたいです」
卓也「ふむふむ。今記録してるから待ってね。——よし、雄二と秀吉と康太は何かある？」
雄二「俺はヒウンシティのゲーセンで遊びたい」
秀吉「ワシは姫路の言ったミュージカルに興味があるのう」
康太「……俺はいろんなところを写真に収めたい。アルバムも作りたいと思っている」
卓也「へぇ。皆いろいろ考えてるのか」
美波「村田はどうしたいのよ？」
卓也「僕はいろんなポケモンを捕まえてみたいな」
瑞希「いいですね」
卓也「皆の言ってくれたことは記録したし、今日はもう遅いから寝よっか？」
瑞希「はい」
美波「じゃあ、寝室に行きましょ」
明久「そうだね」
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