二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【薄桜鬼】 死神少女と約束の桜 コメ・友達募集中！
- 日時： 2012/02/03 19:38
- 名前： 雛苺 （ID: X9g0Xy3m）
- 参照： 元・悪魔ビビでございます。
おはこんばんにちわ！
はじめましての方・あ・・・コイツの名前見た事あるわ！って方もどもデス★
今回、前回に挫折した薄桜鬼の小説を書こうと思います元・悪魔ビビの雛苺と申します。どうぞお見知りおきを・・・・
ではサラッと注意事項
１．亀より遅い更新
２．駄文・・・にはならないようにがんばりマス
３．恋愛重視！（←ココ！重要です！！）
４．お友達募集中でございます
そんでもってサラッと主人公紹介
名前：桐嶋 伊織/きりしま いおり
性別：女
年齢：１８（見た目は１５位に見える）
設定：明るく活発 人懐っこい性格・・・・だったがある事件がきっかけで無口・無表情・冷酷になった。しかし、たった１人の家族である昴にだけは以前と似た表情を見せている。死神である昴と契約し、傷は治らないが【契約者を裏切らない限り死なない】身体になった。半死神の身。鬼を激しく恨んでおり、其れ同様羅刹も大嫌い。
容姿：黒髪を一つに結っている 翡翠色の瞳で覚醒時のみ左目が紅くなる 男装をしている
名前：昴/すばる
性別：男
年齢：不明
設定：伊織と契約し、家族となった死神。伊織を本当の妹のように溺愛しており、伊織に手を出すヤツと伊織を傷つけたヤツを決して許さない。まぁ、たんなるシスコン。
容姿：普段は黒髪黒目だが、死神覚醒時は銀灰色の髪に紫色の瞳をしている 整った顔立ち
★目次★
序章 >>4
第一章
第１話 >>6
第２話 >>9
第３話 >>10
第４話 >>14
第５話 >>16
第６話 >>17
第７話 >>18
第８話 >>19
第９話 >>28
第１０話 >>36
第１１話 >>37
第１２話 >>４0
第１３話 >>４2
第１４話 >>４6
第１５話 >>４7
第１６話 >>57
第１７話 >>62
第１８話 >>6４
第１９話 >>65
第２０話 >>68
第２１話 >>69
第２２話 >>70
第２３話 >>72
余計なモノ >>11
お知らせ >>15
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42
- Re: 【薄桜鬼】 死神少女と約束の桜 コメ・友達募集中！ ( No.87 )
- 日時： 2012/02/08 16:23
- 名前： 雛苺 （ID: X9g0Xy3m）
- 参照： カフェオレよりミルクティー派！
第２９話
「・・・・暇」
伊織は部屋の中で寝転がら呟いた。昴は巡察に行っている。土方にも先ほどお茶を出してきたばかりだ。伊織はボーっと天井を見つめる。
ドクンッ
「がっ・・・は・・・」
突然、心臓が大きく跳ねる。それと同時に激しい頭痛が伊織を襲った。呼吸が上手くできない。伊織は必死に息を吸おうと口を開いた。
「はっ・・がはっごほっごほっ・・・ひゅーひゅー」
北風のような高い音が聞こえる。それよりも近く、大きな唄が伊織の頭に響いた。
桜舞い散る季節には
哀しきことがおこりけり
君が涙を流すとき
儚き命が消え失せる
ああ 愛しい我が子
どうか美しく清いまま
幸せにと----は願う
どうか温かく優しいまま
笑っていてと----は願う
愛しい我が子よどうか-----------------この桜の木の下で幸せに笑っていてと母は願う
「かあ・・っさま・・・かあさま」
伊織は涙を流した。自分の意志など関係なくどんどん溢れてくる涙を伊織はただ何もせずに感じていた。胸が苦しい、息が詰まる。
「母様ごめんなさい・・・もうすぐ・・約束、守ります」
伊織は誓う。今一度、自分自身に。あの日の約束、伊織はそのまま意識を手放した。
- Re: 【薄桜鬼】 死神少女と約束の桜 コメ・友達募集中！ ( No.88 )
- 日時： 2012/02/08 16:32
- 名前： ARISA ◆05Q6suVuis （ID: yE.2POpv）
おぉ!!
話がどんどん進んでる!
やっぱり雛苺のはなしは面白いね☆
- Re: 【薄桜鬼】 死神少女と約束の桜 コメ・友達募集中！ ( No.89 )
- 日時： 2012/02/08 16:34
- 名前： 雛苺 （ID: X9g0Xy3m）
- 参照： カフェオレよりミルクティー派！
アリサ〜〜〜！！
いらしゃー★
そ、そうかな・・照れr（（殴
分かりづらくないかな？？（不安です・・
- Re: 【薄桜鬼】 死神少女と約束の桜 コメ・友達募集中！ ( No.90 )
- 日時： 2012/02/09 18:19
- 名前： 雛苺 （ID: X9g0Xy3m）
- 参照： カフェオレよりミルクティー派！
第３０話
「おい、小娘！断るとはどういう了見だ！？」
「民草のために攘夷を論ずる我ら志士に、酌のひとつやふたつ、むしろ自分からするのが当然であろうが！！」
珍しく、沖田と共に巡察に来ていた伊織は大きな怒鳴り声に顔をしかめた。迷惑そうな顔をしながら怒鳴っている男たちを見る。どうやら昼間から酔っているらしい。そこへ通りかかった娘に酌をしろと難癖をつけているのだ。
男の１人がいやがる娘の手首を荒々しく掴んだ。
「やめてっ！離してッ」
娘が悲鳴を上げる。その顔は痛みにゆがんでいた。
「ッ・・・」
先ほどそこで落ち合った、藤堂と千鶴がとっさに路地へ向かって一歩踏み出した。しかし其れを浅黄色の隊服が追い越す。
「やれやれ、攘夷っていう言葉も君たちみたいなのに使われたら可哀想だよ」
「ッ！き、貴様・・新撰組！！」
「そう、知っているなら話は早いね。どうする？」
にこりと冷たい笑みで問う沖田を見て、ふたりの男たちはそそくさと逃げていった。
「あの、危ないところを助けていただきありがとうございます」
娘はにこりと笑って一礼すると、踵を返した。振り返りざまに妖艶に微笑む。
「それではまた-----------------沖田総司さん」
「おい、総司ぃ！あの子お前に気があるんじゃねぇの！？」
「そう思うなら、平助は一生佐之さんとかには勝てないね」
「お、おい！？どういう意味だよ」
じゃれ合う２人を見て千鶴は笑っているが、伊織は先ほどの娘が歩いていった方を見ていた。そして、誰にも気付かれないように口元に孤を描く。
（３人目・・・みーつけた♪）
その日の巡察の帰り、伊織はご機嫌だったらしい。
- Re: 【薄桜鬼】 死神少女と約束の桜 コメ・友達募集中！ ( No.91 )
- 日時： 2012/02/10 18:17
- 名前： 雛苺 （ID: X9g0Xy3m）
- 参照： カフェオレよりミルクティー派！
第３１話
「ごめんね伊織ちゃん・・私に付き合わせて」
すまなそうな顔をする千鶴に伊織はにこっと微笑む。
「大丈夫だよ♪千鶴ちゃんにもしものことがあったら大変だしね」
伊織は十四代将軍・徳川家茂の警護についてきた千鶴と広い庭を歩いていた。本来なら、今回は風邪のため来れなかった沖田の代わりに一番組で警護にあたるハズだったのだが、千鶴が同行するということで千鶴と共に居たいと言ったのだ。
（千鶴ちゃんが怪我したら大変だもんね♪--------相手は万全の状態で倒さないと）
伊織はにこにこと笑いながらそんな事を思っていた。その時、背筋に冷たい物が滑り落ちた。ずっとずっと伊織が追い続けてきた気配。伊織はそっと木刀に手を添える。
「殺気っ！？」
千鶴と伊織が振り返る。その先には-------------------
「お久しぶりです。風間さん」
「ッ！！あなたは！」
伊織と千鶴は正反対の反応を示す。伊織は嬉しそうに笑い、千鶴は強張った顔をする。風間はそのどちらでもなく、鼻で笑った。
「迎えに来た、我が同胞よ。・・・人間、桐嶋と言ったな、邪魔だ」
ゆっくりと歩み寄る風間から千鶴を庇うように間に立ち、伊織はその場の空気とは真逆のとても楽しそうににっこりと笑った。
「またお会いできて嬉しいです。こちらから出向かう必要が省けました」
「何？」
「オイ、お前何モンだ？」
怪訝そうな風間と一緒にいた黒髪の男が伊織に問う。ふふっと伊織は小さく笑った。
「私は-----------------------あなた達を滅ぼす者ですよ♪」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42
この掲示板は過去ログ化されています。