二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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株式会社天魔
日時: 2012/03/31 09:32
名前: サモン (ID: u5ppepCU)

どうも。はじめまして。もしくはこんにちは。サモンです。

まだまだ、未熟なのに、もう一本お話しを書いてみようと思ってしまいました。

正直きちんと書けるかかなり心配です。

それに今書いている「神話学園」に影響がでないとはおもえません。

「それでも大丈夫。」「いつまでも待てる」などと思ってくださるととても嬉しいです。

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Re: 株式会社天魔 ( No.1 )
日時: 2012/03/31 09:38
名前: サモン (ID: u5ppepCU)

僕はこの株式会社天魔に入社した見習い天使、クリス。

この会社では人間達の魂を回収するのが仕事。

もちろん、生きている人間から無理やり取るわけではありません。

死んでしまった人間から回収するのです。

この物語は見習いの天使の僕が見たこの会社の日常を書いたお話です。

Re: 株式会社天魔 ( No.2 )
日時: 2012/03/31 10:07
名前: サモン (ID: u5ppepCU)

「クリスっ!。お前また間違えただろ」

「ウリエル係長。そんなに怒ると血圧がまたあがりますよ?この前の健康診断でまた上がってたそうじゃないですか?」

「誰のせいだ誰のっ!」

「己に甘いウリエル係長だと思いますっ」

「クリス。お前のせいだっ。いったいいつになったらきちんと仕事をしてくれるんだ?」

「えぇ〜。僕はちゃんとやってますよ。さっきだってきちんと魂回収したじゃないですか?」

「あぁ。確かに回収した。そしてその回収した魂をお前はどこに送った?」

「どこって、地獄ですけど?」

「バカもん。あの魂は天国行きだったんだ」

「そんな。あの顔はどうみても悪人タイプでしたよ?」

「顔だけで判断するな。良いか?確かに私は常日頃から外見は内面を写し出す鏡といってるが・・・」

「また、クリスのやつ怒られてるよ。今日は一体何時間ウリエル係長の説教を聞く事になるのやら。どう思うミカエル?」

「ガブリエルさん的にはどうですか?」

「俺としちゃぁ、2時間位じゃないか?」

「2時間ですか。妥当と言えば妥当ですね」

「ミカちゃんもガブちゃんも話してないで資料に目を通しておいた方が良いと思うよ。こっちにまで雷がこないうちに。」

「ラファエルは資料見なくて良いのか?」

「誰がこの資料作ってると思ってるの?僕だよ。そんなの作ってる時に目を通してるから覚えちゃったよ」

「良いですよね。ラファエルさんは記憶力が良くて。私なんかぜんぜんですよ」

「そうだよな。ミカエルは記憶力全くねぇもんな」

「それは言いすぎですよガブリエルさん。私だって・・」

「私だってなんだよ?」

「私だって抹殺したい方の情報であれば瞬時に記憶できますっ」

「俺の情報はねぇよな?」

「さぁ、どうでしょう」

「それを言うならガブちゃんは記憶力悪いの?」

「何を言う。俺には記憶の良し悪しなんてないぜ」

「あぁ。記憶する事じたいできないと」

「ラファエル。俺が言いてぇ事は、頭じゃなく体で覚えるって意味だ」

「ほう。いわゆる筋肉バカというわけですね?」

「誰が筋肉バカだウリエル係長、てウリエル係長?!」

「全く君達のせいでクリスの説教が中断したのはこれで何度目かね?」

「確かこれで、56回目だと思いますウリエル係長」

「クリス君。君が答えなくても良いんだよ?でもよく覚えてたね」

「記憶力は良いんで」

「そうかい。じゃぁどうして私の言った事は覚えていないのかねっ!」

いつもの平和な日常の風景だよねぇ

「おい、今ラファエルの声が聞こえたんだが」

それは気のせいです。

「いや、絶対気のせいじゃないだろ」

こうして見習い天使のクリス君の日々が始まるのです。


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