二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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命と銃弾−Fear of war −(ゲームの二次です)
日時: 2012/06/30 15:15
名前: FPSマン (ID: xSZ4hPRP)

 これはいわゆる、「FPSゲーム」をモチーフとした小説です。
 スペシャルフォースシリーズ・CODシリーズなどを元に制作しています。

 血などのグロテスクな表現が多々ありますので、苦手な方はお控えください。

 *この小説はフィクションです。小説内に出てくる団体は現実の物とは全く関係ありません。

キャラクター

<レオン・ビショップ>
本名・・・??
性格・・・やんちゃだが、意外とまじめ。新たに<デザートアイ>に配属された。階級は一等兵。

<ハリウル・シャウプ>


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Re: 命と銃弾−Fear of war − ( No.1 )
日時: 2012/06/30 15:14
名前: FPSマン (ID: xSZ4hPRP)

第一章 −戦争−
第1話 「自分は、レオン一等兵です」



部屋の広さに不釣り合いな明るさの照明。黒色に染められた壁紙。
この黒色は、彼が所属する小隊<イーグルアイ>に軍から割り振られた色であった。
彼の名前は<レオン・ビショップ>。勿論これはコードネームであったが彼はこの名前を気に入っており、本名のように使っていた。
「自分は、レオン一等兵です。新たにこの小隊に配属されました。よろしくお願いします」
若干緊張していたからか、顔を強張らせながら右手を額の前にかざしながら言った。
「そうか。貴官がレオン一等兵か。私は<ハリウル・シャウプ>軍曹だ。我々イーグルアイは、基本的に各地の紛争の援軍として出撃する。いつ、出撃命令がでても良いようにしろ。油断するなよ」
ハリウル軍曹は慣れたように口角を右上に曲げながら言った。
「りょ、了解です!」
慣れないやりとりに若干戸惑いを隠せないレオンであった。
それを長年のカンという物で察したハリウルは、
「そんなに緊張をするな。他の隊員達も優しい者ばかりだ。ま、気軽に行け、気軽に」
とレオンの肩をポンポンと優しく叩き、一つしかないドアから外に出て行った。
「……ふぅ……」
軽く一息をつき、レオンも同じくドアから外に出た。
部屋の中とは全く違い、明るい照明に軽く目がくらんだレオンは手で目の上を覆い被し、光を遮った。
「おぉ、お前が新人か」
「顔がまだ白いな」
「何言ってるんですか先輩www」
「ついに自分に後輩が出来たぁあ!」
彼らは口々に自分が思った事を呟く。そして言い終えると前方にあったテレビ画面に目を戻した。
「よ、よろしく……お願いします」
いきなり過ぎる反応にやはり戸惑うレオン。
そんなレオンにハリウルが優しく指示を出す。
「貴官はそこの席だ。自由に使うが良い」
一番右の席を指さし、そう言った。

彼は、レオン・ビショップ。
彼は、無謀でありしかし勇敢なな戦士。
そして彼は−−−




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