二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 明久の性転換
- 日時: 2012/07/14 17:16
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
こんにちは、夏音です。現在あのバカに転生!?を書いてます。そして今回はこれを加えました。駄目文ですがどうぞ
この小説は以下の設定で進めます
・明久が女
カップリングは明奈×雄二、オリ×オリ
・オリキャラお嬢様と執事
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- Re: 明久の性転換 ( No.1 )
- 日時: 2012/07/14 20:25
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
私、吉井明奈が文月学園に入学して、二度目の春が訪れた。学園に続く坂には綺麗という言葉が似合う桜並木がある。たいていの人は足を止めて見るだろう。けど、今の私は立ち止まって見ることすらできない。なぜならー
「ヤバい!遅刻だぁ!」
ー遅刻をしてたからだ。だから、立ち止まってみることができない。まあ、帰る時に見ればいいけどね。そして坂を走ること数分。ようやく校門が見えた。息を整え、汗を拭いて進もうとしたが不意に後ろからゴリラのような声が聞こえた。この声はアレだな。よしここはからかー
「吉井、おはよう。今、俺をからかおうとしてなかったか?」
ーうのはいけない。私は女子なんだ。真面目にして挨拶をしよう
「あ、西村先生。おはようございます」
ゴリラのような声の持ち主は西村宗一。去年、私の担任だった先生だ。趣味がトライアスロンで桁違いの身体能力の持ち主であるため『鉄人』と呼ばれている。ここで鉄人と呼べばロケットパンチが直撃だ
「早起きとは関心だな。おまえが一番に来たぞ」
「えっ!?今何時ですか!?」
私が起きた時、時計は八時だったのに!
「七時だ」
嘘だろ!?
- 早起きは二度としない ( No.2 )
- 日時: 2012/07/14 20:46
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「とりあえず、これを渡しておこう」
「・・・ありがとうございます」
「どうした。そんなに疲れたような顔をして」
「だって、遅刻だーって叫びながら坂を爆走したんですよ。挙げ句の果てに弁当作り損ねたし」
思い返すだけで恥ずかしい!なんてついてないんだろう
「それは俺でも疲れるな」
「なんか、初めて鉄人に褒められた気が」
「吉井、絶対に今、鉄人と呼んだろ」
「すみません。で、さっきから気になったんですけどこれって何ですか?」
そう言って封筒を見せる。まだ、同じ封筒があるということは全員に配るのかな?
「それは、振り分け試験の結果だ。吉井なら、どこのクラスかわかってるだろ」
「・・・Fですね。はぁ」
今日はついてないなー
「そのとうりだ。わかってるなら教室にでも行っておけ」
「はーい。じゃあ、クラスを見に行きまーす」
鉄人に言われたとうり、教室を見に行きましょうっと
- 格差社会とはこのこと ( No.3 )
- 日時: 2012/07/15 07:21
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「な、何なんだこれは・・・!」
私はFクラスに行く途中、Aクラスを見ました。けど、そこにあったのは広々とした教室、個人用ノーパソ、お菓子など高級な物ばかりだ。例えるならホテルのロビーだね・・・
「あら、吉井さんおはようございます。早いですね」
後ろから声をかけられ振り向くと美人、天才、運動神経抜群の先生だった。羨ましいよ・・・私、美人でも天才でもないし・・・
「・・・おはようございます、高橋先生」
「どうしたのですか?」
「朝からついてなくて・・・はあ」
ホントだよ・・・まだここにいたらショックを味わうよね・・・
「では高橋先生。自分のクラスに戻ります」
「そうですか。体調が優れなかったら保健室へ行った方がよいですよ」
「分かりました」
ホント今日はついてない、いや、ついてなさすぎることを体験した
「ここって教室かな・・・?」
目の前にあるのは物置小屋より酷いよ。け、けど中は少しマシだよね。うん、そうだよ!
ガラッ
見えたのは想像を越えた景色。少ない希望が大きな絶望へ変わった
「もうイヤァァァ!!!」
そう叫びながら気絶をした
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