二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ学パロ+青空日和+ ( No.23 )
日時: 2009/12/17 23:02
名前: 月音 ◆K7F//gj7Ps (ID: ixDFu4/i)
参照: クリパ=クリス・パールじゃないっすよ(((

#02 裏計画①

さて、シルバー誕生日会計画が終わったのだが、“彼等”の計画はまだ終わってなどいなかった

「ユウト!君は偉い!!!」
「ナイスだぜ!ユウト!!」

レッドとゴールドは、ユウトの肩に手を置き、褒め称えていた
ユウトとレッドは普段こそ火花を散らしあってるが、ここぞという時では協力するらしい

「だろ〜?シルバースデーとクリパ(クリスマスパーティ)を一緒にする、この俺様の素晴らしい意見♪」

少々、自負しすぎているユウト。それでも2人は褒めていた
ここまでくれば、お分かりだろう
この3人・・・いや、“4人”は、クリスマスパーティで、自分の好きな人になにか企んでいる

「せ、先輩達・・・怖いですよ」
「あ・・・。悪い、ルビー」
「別に良いんですけどね、でも・・・以外ですね。レッドさんが・・・」

その言葉は、「ゴールドとユウトならありえる」と言ってるのと同じだ

「でも、ルビーもサファイアに・・・」
「そ、そんなんじゃ・・・!」
「照れるな照れるな♪」

ルビーは、別名変態コンビ(ゴールドとユウト)にからかわれていた

「・・・・で、どうしよう・・・」
「俺はマイにアタックしまくるっスよ?」
「俺だって、ユウナに・・・」
「いや、ユウナは俺が・・・」
「いーや、俺だ」

このままいけば、また2人がユウナを巡って大バトルになるに違いないと思ったルビーは

「止めてくださいよ!ただでさえ、ブルー先輩に怪しまれそうなのに!」
「・・・そうだな」
「・・・・・・・・チッ」

レッドは素直にやめたが、ユウトは悔しそうに舌打ちした
ルビーは、「どこまでユウナ先輩の事、すきなんだろう・・・」と思った
傍から見れば、自分も同じようなものなのだが

「あー・・・先輩、そろそろ出たほうがいいっスよ。もうじきカギが閉まる頃っスから・・・」

ゴールドは、競技場の窓を見ながら言った
外は、もう星が煌いて、瞬いていた

「そうだな。んじゃ、お開きにしますか」
「そーだな」
「そうですね」

4人は、競技場を後にした


「あっ、じゃぁ俺、こっちなんで・・・」
「僕も、あっちなんで」

この学校は、寮制。
ゴールドとルビーは、曲がり角までくると、右と左に歩いて自分の部屋へと向かった

残ったのは、ユウトとレッド

「・・・・・。いいか。ユウトがいくらユウナが好きだからって、ユウナは俺の彼女だからな」
「うるせー、そうだとしたらユウナを奪うまでだよ」

お互い、目を合わせずに宣戦布告を口にした

「「負けないぜ?」」

フッ、と2人は笑い、そこで分かれた

続く