二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.10 )
日時: 2009/12/20 12:41
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

ep9

合宿日の夜。

夜明けごろ豪炎寺は、ふと目が覚めた。

見ると、隣で寝ているはずの紗也がいない。

豪炎寺「・・・?」

豪炎寺は何かを感じて、そっとドアを開けて外に出た。

すると————

豪炎寺「・・・紗也っ!」

グラウンドに、紗也が突っ伏して倒れていた。

すぐに抱き起こす豪炎寺。

豪炎寺「おい、大丈夫か?」

紗也「う・・・」

豪炎寺「紗也!」

紗也「・・・豪炎寺・・・くん。私・・・」

豪炎寺「倒れてたんだ。・・・また発作か?」

紗也「思い出せないけど・・・違うとおもう。・・・いつもみたいにふらつかない」

豪炎寺「・・・ん?」

校門の方に、何かいるような気がした。

紗也「ごめんね。いつも心配かけて・・・」

豪炎寺「いや。・・・あの頃から、紗也は俺や夕香にとって必要だった。だから、今度は俺の番だ。・・・・・・もう夜明けか。よし、少し走ってくるか?」

紗也「うん!」

紗也が、笑った。



円堂「よーし、朝飯ができるまで特訓だー・・・ってあれ?紗也達は?」

紗也「・・・ここだよっ!」

紗也が、円堂の背中を叩く。

円堂「うわぁっ!?・・・なんだ、驚かすなよ・・・二人とも、どこに行ってたんだ?」

豪炎寺「朝早かったから、少し走ってきたんだ。」

円堂「そうだったのか。・・・あれ、紗也どうかしたのか?」

紗也「へっ?」

円堂「腕に切り傷が・・・」

紗也「ほんとだ・・・別に何も・・・!」

円堂「紗也?」

紗也「ううん、何にも無いよ。・・・さ、練習始めよう!」



帰り道で。

円堂「そーいえば、紗也ってこの前引っ越してきたんだよな?どこにあるんだ?」

紗也「豪炎寺君の家の近くだよ。・・・今日来る?」

円堂「おう!皆もいこうぜ!」




壁山「・・・こっちって、豪炎寺さんの家ってこっちじゃありませんよね?」

紗也「お兄ちゃんに鍵あずけてるからね。・・・さっ、着いたよ!」

目の前にあったのは———

皆「えぇーっ!!!!!」

立派な道場だった。